タテジマとファイブアローズに魅せられて

　で、アニキが気持ちの良いことをおっしゃってますなぁ。「選手全員で、選手たちだけで優勝できるように・・・」。これね、今年スタンドやテレビで見ていて本当に感じたことなんですよ。

　俺が勝手に感じていただけかもしれないんですけどね、選手の勝ちたい気持ちって強かったと思うんです。でもそれを真弓監督以下の首脳陣が上手くまとめてないなぁ、方向付けが出来てないなぁ。そんな風に思って見てたんです。キツい書き方しちゃうと「監督はどっちの方向を向いてるんだろう？」って疑問ですね。

　その点、岡田監督は分かりやすかったので選手も気持ちよくやれた。そんな風にも見えていたんです。もちろんこれは極個人的な私見ですが。

　このところのシーズンオフの選手のコメントを見てもそういった選手と首脳陣や球団との乖離っていうと大げさですが、そんなことも思ったりしていました。

　もちろん、報道されていることが全てではありませんね。前後の話の流れなんかもあるはずです。こういった一部の言葉だけが独り歩きしてしまうのが良くないことは充分承知しています。ただ、金本選手ほどの影響力のある選手が出したコメントっていうのでクローズアップされちゃうんだろうし、思ってもいないことを言う様な選手でもないだろうし。

　少々楽観的な考えをすれば「選手全員で頑張って監督が安心してベンチにいることができるように。」という受け取り方も出来るわけです。ま、個人的にそう思ってるか？と言われれば・・・・・言葉にしないほうが良さそうですが。

　でね、前監督の話ばかりで恐縮ですが「監督の仕事は選手を送り出すまでにほとんど終わっている。」なんて前監督はよくおっしゃっていましたね。もしかしたらその辺のことも色々とあって金本選手は発言されたのかな？なんてことも思いました。