鬼片岡
片岡さんのコーチ業開始が報じられている。
育成上がりの野原選手を鍛え、脚に張りが出たときに「鳴尾浜帰るか?富山は寒いぞ?」とかおっしゃったとか。俺はこういうのが大好きだ。しかも「今までどんだけ楽して振ってたか。」くらいも言ったんだろ?これくらい言ってもらったほうがいいんだよな。
ホントか嘘か知らないけど、タイガースの練習が厳しいというのを聞いたことが無い。楽して云々を新任コーチに言われちゃいけないのだ。しかもOBなんだよな。
鍛えることで見える世界があるし、実感できることってのはたくさんある。それをいつの時点で感じることができるか?もしかしたら支配下登録され、1軍の試合にも出て忘れていることは無かっただろうか?雑草とか、這い上がるとかいうのは自分を良く見せるためのものになっていなかったか?そういったことを気付かせてくれる片岡さんのコーチ初日は野原選手にとって凄く良かったと思う。
奇しくもドラフトでは3位で甲斐選手を指名している。5位の藤川選手は入団の可能性が分からないけど、甲斐選手は守備力も高評価を得ている。なんといっても右打ちの外野手は渇望している状態である。そして2年目を迎える柴田選手も外野を狙っている。外野を狙う同世代の選手はたくさんいるのである。
今年のドラフトは期待できると個人的に思っている。菊池選手を逃したが、彼1人で勝つ分を今年指名した投手陣でそれ以上に勝てるんじゃないか?そんな風にも思えてくる。1位と2位は実質1位のようなもの。その次の甲斐選手とも競い合いである。ぶっちゃけ報道されているうちが華・・・なんてことになっても不思議ではない時期である。
だからこそ、今のうちにリードできるものはしておきたい。そんな気持ちで明日からもバットを振って泥にまみれてほしいと思うのだ。