難しく考えないで行こう
本当に来た城島選手。いやぁ、早業ってやつだねぇ。
こっちが頭を下げて来てもらった選手。当然、出場機会はチーム内の捕手で一番多くなるに決まっている。基本は全試合スタメンだろう。下さんのときは矢野さんで・・・とかいうのは実質的に無いというところからスタートしたほうが良いのかもしれない。
その中でそれぞれの捕手がどういった形で出場を目指すか?それは個々の努力のほかに起用する監督の意思だってあるのだ。
なんといっても城島選手である。この選手と比較されるレベルになるだけでも難しいのに、追いつくことや追い越すことが簡単にできると思ってはいけない。
当面は狩野選手が城島選手の次を目指し、矢野さんは別枠でどういう扱いになるか?ってことなんだろう。
タイミング的にも良かったのではないか?明日に迫ったドラフト会議で捕手を指名する必要性が一気に薄れたのだから。支配下選手枠が70人と決まっているのだから、他の補強ポイントに力を注ぐことができるのは大きな前進である。
年齢的にもちょうどいい。矢野さんは40歳を過ぎ、狩野選手は20代中盤。狩野選手と競っている他の選手の年齢も同じくらい。この2人の間に33歳の城島選手が入る。年齢構成のバランスさえも一気に整えることができたのだ。
狩野選手も焦ることは無い。じっくり盗めるものを盗んで行けば良いのだ。
とにかくドラフト前に決着を見たのは大きな収穫。獲得したことも収穫だが時期的にも大成功。あとは使うほうがどう使うか?変に気を使ったりしなけりゃいいし、気を使うべきところに気を使え!ってことだと思う。