好投の影に小宮山あり
復活組といわれる安藤投手と福原投手の間には、少し差ができているように見えました。安藤投手が順調なんでしょうけど、福原投手の仕上がりが微妙な感じを受けます。
現在の福原投手は、俗にいう軟投型に結果的になる方向に進むのでしょう。そうなるとコントロールが相当重要になってきます。投手というポジション自体がコントロールを重要視するのは周知の事実ですが、以前のような150km/hの速球をビシビシ投げるわけでもなく、ストレート、カーブ、スライダーを中心に組み立てで勝負するようになっているのですから、今日のような変化球が甘く入るようでは少々辛い。福原投手は開幕ローテに入るといわれていますが、個人的には安藤投手、ボーグルソン投手、下さん、岩田投手、アッチソン投手ときて、6人目は福原投手!と言い切るにはまだ早い。福原投手が有力かな?位でいいんじゃないかと思いました。
5回からは捕手が代わります。ここで目を引いたのは小宮山捕手のリードでした。
特別難しいリードとかしていたようには見えませんでした。ただ1つ目についたのは、大きなゼスチャーで投手に徹底して低めやコーナーを要求していたことです。ストライクゾーンを四角に例えたら真ん中ではなく四隅や辺の線上を要求する。これを徹底していたのが功を奏したのでしょう。讀賣打線を5回以降は4安打に抑え込みました。
渡辺投手もリードに乗せられたのか非常に丁寧な投球をしていました。オープン戦などで打たれた時に比べ、本当に丁寧に投げていました。この時期に讀賣と当たったことで慎重さを取り戻したのかもしれません。
阿部投手も1イニングをわずか11球で3奪三振。小宮山捕手のリードも1つ間違うとストライクばかりを要求したという見方もされてしまうかもしれませんが、ボールと言われても仕方ないといった感じで構えた所にピッタリのボールが行ったというのが正直なところでしょう。もちろん阿部投手の内容も素晴らしく、昨年の渡辺投手や橋本投手のポジションを狙うには充分かもしれません。
結果が出ていなかった筒井投手も1イニングを僅か9球で終わらせます。これもボール球を要求してカウントを悪くする前にどんどん積極的に投げさせたことが功を奏したのでしょう。非常に良いリズムで投げて、讀賣の1軍選手である清水、木村拓、矢野を打ち取ります。この試合だけ見れば筒井投手は左の中継ぎで行けそうな気にもなります。
最後に投げた金村投手。失点1が付き物の様な感を受けていますが、先頭打者を出すものの後続を断ち切りました。失点しても使われ続けているのは期待の証拠でしょう。多少甘くてもボールに勢いがあるので抑えられる。課題は、この勢いがあるうちにボールの精度を上げること。これができれば大きな戦力になります。
最後にもう1つ小宮山捕手。彼の特徴は強肩です。今日も讀賣のランナーを1人セカンドで刺しています。その送球ですが、セカンドベースの上30cmくらいの場所に正確に投げています。野手は捕球してグラブを下げれば自然とランナーの足に触れるところです。これ、素晴らしいです。まだご存じない方は注目してみてください。
最近は狩野選手と同じくらいかそれ以上に小宮山選手の出番が増えています。打撃はまだまだ時間がかかりますが、決して派手なことをせず、丁寧に内外高低に分けて要求して投手にアピールする姿は好感が持てます。仮に1軍に置いても3番手の捕手ということで出番はかなり少ないのが実情となるでしょう。今年はファームでレギュラー捕手を目指すものと思われますが、年に何回かは1軍に置いて、少ない出番でも与えてみるだけの存在感は今日試合で感じることができたと思います。ナイスリードでした。
現在の福原投手は、俗にいう軟投型に結果的になる方向に進むのでしょう。そうなるとコントロールが相当重要になってきます。投手というポジション自体がコントロールを重要視するのは周知の事実ですが、以前のような150km/hの速球をビシビシ投げるわけでもなく、ストレート、カーブ、スライダーを中心に組み立てで勝負するようになっているのですから、今日のような変化球が甘く入るようでは少々辛い。福原投手は開幕ローテに入るといわれていますが、個人的には安藤投手、ボーグルソン投手、下さん、岩田投手、アッチソン投手ときて、6人目は福原投手!と言い切るにはまだ早い。福原投手が有力かな?位でいいんじゃないかと思いました。
5回からは捕手が代わります。ここで目を引いたのは小宮山捕手のリードでした。
特別難しいリードとかしていたようには見えませんでした。ただ1つ目についたのは、大きなゼスチャーで投手に徹底して低めやコーナーを要求していたことです。ストライクゾーンを四角に例えたら真ん中ではなく四隅や辺の線上を要求する。これを徹底していたのが功を奏したのでしょう。讀賣打線を5回以降は4安打に抑え込みました。
渡辺投手もリードに乗せられたのか非常に丁寧な投球をしていました。オープン戦などで打たれた時に比べ、本当に丁寧に投げていました。この時期に讀賣と当たったことで慎重さを取り戻したのかもしれません。
阿部投手も1イニングをわずか11球で3奪三振。小宮山捕手のリードも1つ間違うとストライクばかりを要求したという見方もされてしまうかもしれませんが、ボールと言われても仕方ないといった感じで構えた所にピッタリのボールが行ったというのが正直なところでしょう。もちろん阿部投手の内容も素晴らしく、昨年の渡辺投手や橋本投手のポジションを狙うには充分かもしれません。
結果が出ていなかった筒井投手も1イニングを僅か9球で終わらせます。これもボール球を要求してカウントを悪くする前にどんどん積極的に投げさせたことが功を奏したのでしょう。非常に良いリズムで投げて、讀賣の1軍選手である清水、木村拓、矢野を打ち取ります。この試合だけ見れば筒井投手は左の中継ぎで行けそうな気にもなります。
最後に投げた金村投手。失点1が付き物の様な感を受けていますが、先頭打者を出すものの後続を断ち切りました。失点しても使われ続けているのは期待の証拠でしょう。多少甘くてもボールに勢いがあるので抑えられる。課題は、この勢いがあるうちにボールの精度を上げること。これができれば大きな戦力になります。
最後にもう1つ小宮山捕手。彼の特徴は強肩です。今日も讀賣のランナーを1人セカンドで刺しています。その送球ですが、セカンドベースの上30cmくらいの場所に正確に投げています。野手は捕球してグラブを下げれば自然とランナーの足に触れるところです。これ、素晴らしいです。まだご存じない方は注目してみてください。
最近は狩野選手と同じくらいかそれ以上に小宮山選手の出番が増えています。打撃はまだまだ時間がかかりますが、決して派手なことをせず、丁寧に内外高低に分けて要求して投手にアピールする姿は好感が持てます。仮に1軍に置いても3番手の捕手ということで出番はかなり少ないのが実情となるでしょう。今年はファームでレギュラー捕手を目指すものと思われますが、年に何回かは1軍に置いて、少ない出番でも与えてみるだけの存在感は今日試合で感じることができたと思います。ナイスリードでした。