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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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久保田投手の先発を少し考えてみる
 久保田投手が先発への思いを語るという報道が多い。

 ほら、監督も言っているとおり“タイガースは1本のホームランが10本分に”報道されるチームだから、久保田投手が正確には何と言ったかはその場にいないとわかんない。

 でも確かに久保田投手は先発をやっていた時期もあったので試してみるのは面白いかもしれない。こういったときに怖いのは、「やらせなければ本人のモチベーションが下がる。」というものですが、モチベーションやモラール(モラルでもモレルでもない)というものは外的なものと内的な物の両面があり、その両面から創出することができるので、外面だけに偏った考えは危険です。

 わかりやすく言えば「今のタイガースじゃ無理!」という外的な面だけにとらわれないようにしましょうね!ってことです。

 さてここで色々な面から考えましょう。

 何回か書いているとおり、チームには起用法や戦略というものが少なからずあります。その中でここ数年は久保田投手を含めたJFKへの依存が強くなっていました。

 この最強の武器があるおかげでタイガースは躍進してきましたが、やはり先発投手の活躍があってこそというのを改めて知ったのが今年でした。

 そしてこのオフですが、久保田投手の先発転向希望を報道でみんなが知りました。ここまでは事実ですね。

 ではここで「なぜ久保田投手は抑えにまわったのでしょうか?」ということを考えたことがありますか?その答えを探さないと次に進めない気がしているんです。

 JFKというように、後ろに3人を持ってくるというのは当時としては画期的でした。だってそれまではせいぜい2人だったから。一時期の横浜が佐々木、盛田、五十嵐で揃えてましたけどね。そしてこれが大ヒットしてタイガースは躍進します。

 久保田投手はなぜ抑えになったのでしょう。これは推測でしかありませんが、連投するスタミナと1試合を投げるスタミナは別であると考えることもできるんです。例えば1日30球程度なら連投が効くけど、1試合ベースで投げさせると50球を過ぎると球威が急激に落ちるとか、そういう部分があったので首脳陣は彼を後ろで投げさせる判断をしたのではないか?という考えもできます。あくまでも推測です。

 速球派と変化球派などとタイプの違いがあるように、スタミナの違いもあるのです。ただ、春のキャンプで物凄い球数を投げたことを考えれば杞憂に終わるのかもしれません。報道では球数しか報じられませんが。

 で!この3人という人数を継続することを前提とすれば、久保田投手が抜けた代わりを当てはめれば良いと思います。

 今までポストJFKということで、何人かの選手が出ては現在苦しんでいます。橋本投手、桟原投手などはルーキーイヤーに活躍し、JFKに続く勢いを見せました。しかし甘くないプロの世界。相手も研究しますので連続しての活躍は大変難しいのです。

 そんな中で今年は渡辺投手が登場します。この投手が育つかどうか。これが実はキーを握っています。左腕でいれば面白くもなるのですが、今オフでタイガースは左腕の中継ぎ投手を放出しています。

 しかし左腕自体はタイガースには豊富にいますので、先発争いから中継ぎに回る選手もいることでしょう。中継実績では筒井投手がファームであるのですが。

 あと1つ気になることといえば今年は少なめに言われたものの、一時期は盛んに言われた“久保田劇場”でしょう。

 リリーフ投手陣は1〜2イニングを集中して投げることが多くなります。その短いイニングで“久保田劇場”ということは、これは立ち上がりの悪さを示すことになっているのではないでしょうか?

 言うまでもなく、先発投手の立ち上がりは非常に大事です。特にタイガースのような後のリリーフ陣が充実しているチームは先行逃げ切りを図るため、先発投手の立ち上がりは命綱です。ですから、久保田投手が先発でやるには、この“立ち上がりの安定感”に特に神経を使ってほしいのです。立ち上がりを無事に済ませてチームに良いリズムを作るのです。

 私の久保田投手の先発についての意見は“来季は抑えで待機”です。その代わり、チームとしては渡辺投手のさらなる育成。彼を連続して活躍させること。久保田投手については“劇場を閉幕”し、立ち上がりの投球の安定感を増す。ことを来季1年でクリアすることができれば大賛成です。

 そういう点では、私は江草投手の方が先発させたいと考えています。江草投手は非常に速いテンポで投げ込みます。あまりの速いテンポに相手は飲み込まれてしまう場面を目にした方は多いでしょう。あの福留があわてて打席を外していた場面すらあったくらいです。

 2006年当初は甲子園の広島戦で9回2失点完投負けをしましたが、試合をとおして投げるスタミナはあると考えます。

 1人の選手の選手生活を左右するかもしれないことですので、準備だけは万端にしてほしと思います。

 うちのチームのボスはどうしても口下手で、会話を文字にするときはカッコ書きで注釈をつけなきゃならない方です。例えば「そらアレ(金本のホームラン)やん!!」という具合です。なのでおそらく久保田投手を抑えにする理由は言わないでしょうし、言ったところで非常にカッコの多いコメントになり、誤解を生むことでしょう。なので、「久保田投手があんなにやりたがっているのに。」とか、「監督やコーチがアレじゃあ・・・」というように、安易な非難につながらなければいいなと思うのですが。
| タテジマに想いを | 23:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
江草投手の広島戦9回2失点完投試合、覚えてます!
デーゲームでしたよね?
8回までサクサク抑え込んでいたのに
9表に犠飛2本で負けちゃったやつ。
今季は彼も頻繁に劇場を繰り広げてくれていましたが(笑)
本来の先発能力としては十分に通用すると思いますよ。
“怒りの保留”を解決した暁には
相応の結果で応えてくれると信じてます。

久保田投手にしても江草投手にしても
来季の構想を早く決めてあげた方が
本人たちの調整(モチベ含め)にとってはいいような気がします。

後ろは渡辺投手からJFといった
強力布陣も控えているのはもちろん心強いですが
本来なら先発が少なくとも7〜8回はきっちり抑えるつもりで
臨んで欲しいところではあります。
(できれば完投が最高!)

先発大増員でさらなる競争化、ワクワクしますね。
負けるな!おすぎ!!
(更改ゴネてる場合じゃないだろー(笑))
| とらうびこ | 2007/12/07 8:32 AM |

とらうびこさん
 そうそう、あれを現地で見ていました。タイガース唯一の得点は濱中選手のホームラン。相手は黒田投手でしたね。
 今年の江草投手は、人の出したランナーは返しても自分出したランナーは返さなかったですねぇ。
 ここ数年はJFKに迫ろうとする若い投手が出ては2年目の壁にぶつかったり自滅したりしていましたね。ですから渡辺投手の成長と来季の活躍が非常に大きな鍵を握ると思います。
 左投手の中継ぎがいないのが難点ですが、これは先発左腕枠から選ぶことになるのでしょう。
 野球は投手。野球は先発。そんなことばを実感しましたね。
 ま、杉山直久投手は私も好きなので、活躍して堂々と交渉に臨めるような活躍を期待しています。期待に応えたのは、交渉後もやはり笑顔だったか!!ということでしたね。
| たけ | 2007/12/07 11:55 PM |










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