【2日間観戦記】 理由も根拠も無いけど職場で大きなことを言ってみた
職場で言われた。「阪神・・・・・調子悪いよね。」
俺は言ってみた。「・・・・・やっぱり俺が行かなきゃ勝てねぇか。」
とりあえず言ってみた。本当に言ってみただけだ。理由なんてあるはずが無い。「ワシが行くと阪神勝つねん!!」くらい理由が無い。
俺は言ってみた。「・・・・・やっぱり俺が行かなきゃ勝てねぇか。」
とりあえず言ってみた。本当に言ってみただけだ。理由なんてあるはずが無い。「ワシが行くと阪神勝つねん!!」くらい理由が無い。
予定では定時まで仕事をして出発し、午後8時くらいに甲子園につくはずだった。そう!「だった。」のである。しかしどういうことか午後5時30分くらいにJR甲子園口駅に降り立つ俺。ま、なんか居ても立ってもいられないのよ。
コインロッカーに着いたら最後の1つを目前で取られてしまった。仕方ないのでタクシーで甲子園球場に。阪神甲子園駅のロッカーが空いていてしまいこんで急ぎ足で21号門へ急ぐ。試合は1回表が始まってしまったようだが、物凄い歓声が聞こえてくる。
今日は最上段での観戦。そうじゃなくてもなんか雰囲気がいつもと違う。連敗中だからか。相手がドラゴンズだからか。とにかく久しぶりに面白い雰囲気の甲子園のライトスタンドを感じた。
やはり立って応援すると力の入り方が違う。4回表にいやらしく1点を先制されるが、中4日の上園投手の投球はライト最上段から見ていても気迫とか、気持ちの入り方が全然違うのが良く分かる。
リードする野口さんもガンガン攻める配球で、負けない気持ちを前面に出している。
ランナーが出ても併殺という拙い流れもある中で、復帰以来バットが振れている今岡選手が四球を選ぶ(第1打席も良かったんだけどね。)。そして林選手が低い弾道を放つ。
放った打球はフェンス直撃か?いや!入っている!!あれほど先制されたらグダグダになっていた連敗中のタイガースが、取られてもすぐに取り返す攻撃を見せた。俺は言葉が出ない変わりに涙が出ていた。この瞬間だけでも静岡から仕事を早めに切り上げて甲子園に着てよかったと思った。
この勇気の一撃はチームを救った。この日は風が打者有利の方向で強く吹いている。ウッズという長距離打者には細心の注意を払う必要がある。その中で、久保田投手もウィリアムス投手も、野口さんも攻めて攻めて攻めまくる。交わすとかいう言葉は猛虎の辞書には無い!!そんな感じで強く攻める。その姿勢がスタンドまで届くから、こっちもより一層の大声で応援する。メガホンバットが割れてもいい。とにかく勝つのだ!!その一心だった。
球児投手も勝つために細心の投球だった。変化球で追い込んで、ストレートで勝負する。野口さんのリードのままに猛虎の投手陣が投げ込んで行き、ドラゴンズを抑えて行く。
気迫勝ち。と言って良いのだろう。その気迫で抑えこんだ。
勝って流れる六甲颪。美しく、気高い阪神甲子園球場に響き渡る音色と4万人を超える人々の合唱は、どんな立派なホールでの演奏よりも美しく聞こえる。
おかえりなさい!林選手!!そう叫んだ夜だった。
翌日はVS広島戦。福原投手の投球で試合は序盤で崩れてしまったが、この日も中継ぎ陣が頑張った。7回まで抑えられていた試合だったが、8回から反撃開始。桧山選手のタイムリー、今岡選手のタイムリーで2点を返す。少し合わせに行った感の今岡選手だが、昨日同様、復帰後はフルスイングできているのではないだろうか?好機確変のナイスバッティング!おかえりなさい!今岡選手!!
悔しさのまま終えてはならない。改修前の最後の阪神甲子園球場に意地を見せたのは、新装後の甲子園球場で中心打者になってもらわなけりゃ困る、広大選手の一撃だった。
雨の中、試合は終わった。雨が降ってなけりゃマイクも出せたんだろうけど、挨拶は無かった。でもそれもいいじゃないか。クライマックスだってあるんだ。ここでシーズンを〆る挨拶をするのではなく、次の目標を達成してから胸を張って挨拶すれば良い。
最後の雨に打たれながら、それもまたシーズン最後の挨拶を阪神甲子園球場がしてくれたのかな?なんて思うのも悪くなかった。
観戦友達のおかやんに会えなかったのは寂しかったが、輝石くんやいつものメンバーと観戦できて、顔を見ることが出来たこの2連戦は本当に思い出に残るし、きっとずっと忘れないと思う。
素晴らしい阪神甲子園球場で、今年も素晴らしい喜びを頂くことが出来ました。阪神甲子園球場でお会いできた皆さん、ありがとうございました。
今季観戦成績19勝8敗。あと1試合、6月29日の振り替え試合を横浜スタジアムまで明後日観戦に行きます。シーズン観戦20勝目をかけて!!
コインロッカーに着いたら最後の1つを目前で取られてしまった。仕方ないのでタクシーで甲子園球場に。阪神甲子園駅のロッカーが空いていてしまいこんで急ぎ足で21号門へ急ぐ。試合は1回表が始まってしまったようだが、物凄い歓声が聞こえてくる。
今日は最上段での観戦。そうじゃなくてもなんか雰囲気がいつもと違う。連敗中だからか。相手がドラゴンズだからか。とにかく久しぶりに面白い雰囲気の甲子園のライトスタンドを感じた。
やはり立って応援すると力の入り方が違う。4回表にいやらしく1点を先制されるが、中4日の上園投手の投球はライト最上段から見ていても気迫とか、気持ちの入り方が全然違うのが良く分かる。
リードする野口さんもガンガン攻める配球で、負けない気持ちを前面に出している。
ランナーが出ても併殺という拙い流れもある中で、復帰以来バットが振れている今岡選手が四球を選ぶ(第1打席も良かったんだけどね。)。そして林選手が低い弾道を放つ。
放った打球はフェンス直撃か?いや!入っている!!あれほど先制されたらグダグダになっていた連敗中のタイガースが、取られてもすぐに取り返す攻撃を見せた。俺は言葉が出ない変わりに涙が出ていた。この瞬間だけでも静岡から仕事を早めに切り上げて甲子園に着てよかったと思った。
この勇気の一撃はチームを救った。この日は風が打者有利の方向で強く吹いている。ウッズという長距離打者には細心の注意を払う必要がある。その中で、久保田投手もウィリアムス投手も、野口さんも攻めて攻めて攻めまくる。交わすとかいう言葉は猛虎の辞書には無い!!そんな感じで強く攻める。その姿勢がスタンドまで届くから、こっちもより一層の大声で応援する。メガホンバットが割れてもいい。とにかく勝つのだ!!その一心だった。
球児投手も勝つために細心の投球だった。変化球で追い込んで、ストレートで勝負する。野口さんのリードのままに猛虎の投手陣が投げ込んで行き、ドラゴンズを抑えて行く。
気迫勝ち。と言って良いのだろう。その気迫で抑えこんだ。
勝って流れる六甲颪。美しく、気高い阪神甲子園球場に響き渡る音色と4万人を超える人々の合唱は、どんな立派なホールでの演奏よりも美しく聞こえる。
おかえりなさい!林選手!!そう叫んだ夜だった。
翌日はVS広島戦。福原投手の投球で試合は序盤で崩れてしまったが、この日も中継ぎ陣が頑張った。7回まで抑えられていた試合だったが、8回から反撃開始。桧山選手のタイムリー、今岡選手のタイムリーで2点を返す。少し合わせに行った感の今岡選手だが、昨日同様、復帰後はフルスイングできているのではないだろうか?好機確変のナイスバッティング!おかえりなさい!今岡選手!!
悔しさのまま終えてはならない。改修前の最後の阪神甲子園球場に意地を見せたのは、新装後の甲子園球場で中心打者になってもらわなけりゃ困る、広大選手の一撃だった。
雨の中、試合は終わった。雨が降ってなけりゃマイクも出せたんだろうけど、挨拶は無かった。でもそれもいいじゃないか。クライマックスだってあるんだ。ここでシーズンを〆る挨拶をするのではなく、次の目標を達成してから胸を張って挨拶すれば良い。
最後の雨に打たれながら、それもまたシーズン最後の挨拶を阪神甲子園球場がしてくれたのかな?なんて思うのも悪くなかった。
観戦友達のおかやんに会えなかったのは寂しかったが、輝石くんやいつものメンバーと観戦できて、顔を見ることが出来たこの2連戦は本当に思い出に残るし、きっとずっと忘れないと思う。
素晴らしい阪神甲子園球場で、今年も素晴らしい喜びを頂くことが出来ました。阪神甲子園球場でお会いできた皆さん、ありがとうございました。
今季観戦成績19勝8敗。あと1試合、6月29日の振り替え試合を横浜スタジアムまで明後日観戦に行きます。シーズン観戦20勝目をかけて!!