〔2本立て〕 希求
このところ賛否両論の広澤コーチのブログに印象的なひと言があった。
「勝ちたいです!」
勝つためにコーチがいるんだろうが!と思われる方も多いと思うが、俺はこの言葉が凄く心に響いた。ひねくれた表現が多い中で、これほどストレートに届く言葉がやっと出てきた気がしている。
「勝つんや!」、「勝ちたいんや!」の言葉で優勝した2003年。それを思い出したわけでもないだろうが、一番根本的な気持ちをここで見ることができた。
「勝ちたいです!」
勝つためにコーチがいるんだろうが!と思われる方も多いと思うが、俺はこの言葉が凄く心に響いた。ひねくれた表現が多い中で、これほどストレートに届く言葉がやっと出てきた気がしている。
「勝つんや!」、「勝ちたいんや!」の言葉で優勝した2003年。それを思い出したわけでもないだろうが、一番根本的な気持ちをここで見ることができた。
勝つために・・・・・という点では昨日の福原投手は細心の注意で投げていたと思う。1つ気になった点をあげれば終盤に狩野捕手のサインに首を振ることが多かったことだ。
福原投手と言うとお立ち台で「矢野さんのおかげです。」と低い声で話すことが印象的で、それほど矢野さんへの信頼が厚いということだろう。でも矢野さんがファームにいる中で狩野捕手と勝利のために投げるとはどんなことなんだろう?と考えながらテレビ画面を見ていた。
野球に関しては素人の俺が思ったことなので、野球に詳しい方から見れば「そいつは違うぜ!」と思われるであろう内容を個人的な感想としてこれから書く。
矢野さんの配球を見ていると外を中心に高低を利用しながら組み立てるタイプ。それに対してここまでの狩野捕手を見ると低めを中心に内外を利用して組み立てるタイプ。そんな感じで見ている。だからどちらの捕手であっても得意とする投手、苦手とする投手がいると思う。
ただし、ここ数年のタイガースは矢野さんがスタメンであることを前提としていたことは当然のことで、投手としても矢野さんと組むことを当然としていたと思う。
極論であるのだが、矢野さん向きの投手陣であったのかもしれない。それを狩野捕手というタイプの違う捕手と組むのだから戸惑いもあるだろう。むしろ矢野さんと組んだ経験のない投手の方が好投を見せるかもしれない。
両捕手とも外や低めに偏ってしまうことがあるから相手打者は意識をそっちに持って行きがちになることがある。そこを打ち取るすべがあるのが矢野さんで、それを勉強中なのが狩野捕手なのかもしれない。
ということを考えて昨日の記事を書いた。事実として矢野さんよりも狩野捕手の方が年齢的に若い。チャンスを活かそうとして必死になっているのが捕球1つとっても伝わってくる。あれほど捕手として1つのプレーを丁寧にやっている選手を見るのは久しぶりというのは本当に正直な感想だ。
だから狩野選手のリードに乗っていける投手陣であってほしいのだ。疑心暗鬼であったり、矢野さんの面影を求めるのではなく、目の前の狩野捕手と一緒に抑えて行くという姿勢とでもいうのだろうか。矢野さんだったらこうだったではなく、狩野はこうなんだという内容を見せれば違うのではないか。
もちろん、狩野選手には課題が山ほどあるだろう。ストライクゾーンをもっと広く使うことも必要だと思う。低めは確かに長打になりにくい。でも高めを意識させないと狙われてばかりになってしまう。他にも投手から見たら色々な問題があると思う。
狩野選手と投手陣を1つの例に出してみたが、それだけではないのは自明の理だ。勝つためにした方が良いこと、しなければならないことは沢山ある。
そのうちの1つが気持ちの面であるならば、それがどういう形であれ「勝ちたいです。」と書かれた広澤コーチのブログの言葉を俺は歓迎する。コーチという立場の人間がブログという場で発信する言葉として相応しいかどうかは別の判断にさせてもらいたいのだが、こうやってファンに向かって「俺たちだって勝ちたいんだ!」という意思を表明したのだ。だからその気持ちがあることを信じて応援したいものだと俺は思う。
だってほら、勝っても負けてもタイガースが好きなんだから。
福原投手と言うとお立ち台で「矢野さんのおかげです。」と低い声で話すことが印象的で、それほど矢野さんへの信頼が厚いということだろう。でも矢野さんがファームにいる中で狩野捕手と勝利のために投げるとはどんなことなんだろう?と考えながらテレビ画面を見ていた。
野球に関しては素人の俺が思ったことなので、野球に詳しい方から見れば「そいつは違うぜ!」と思われるであろう内容を個人的な感想としてこれから書く。
矢野さんの配球を見ていると外を中心に高低を利用しながら組み立てるタイプ。それに対してここまでの狩野捕手を見ると低めを中心に内外を利用して組み立てるタイプ。そんな感じで見ている。だからどちらの捕手であっても得意とする投手、苦手とする投手がいると思う。
ただし、ここ数年のタイガースは矢野さんがスタメンであることを前提としていたことは当然のことで、投手としても矢野さんと組むことを当然としていたと思う。
極論であるのだが、矢野さん向きの投手陣であったのかもしれない。それを狩野捕手というタイプの違う捕手と組むのだから戸惑いもあるだろう。むしろ矢野さんと組んだ経験のない投手の方が好投を見せるかもしれない。
両捕手とも外や低めに偏ってしまうことがあるから相手打者は意識をそっちに持って行きがちになることがある。そこを打ち取るすべがあるのが矢野さんで、それを勉強中なのが狩野捕手なのかもしれない。
ということを考えて昨日の記事を書いた。事実として矢野さんよりも狩野捕手の方が年齢的に若い。チャンスを活かそうとして必死になっているのが捕球1つとっても伝わってくる。あれほど捕手として1つのプレーを丁寧にやっている選手を見るのは久しぶりというのは本当に正直な感想だ。
だから狩野選手のリードに乗っていける投手陣であってほしいのだ。疑心暗鬼であったり、矢野さんの面影を求めるのではなく、目の前の狩野捕手と一緒に抑えて行くという姿勢とでもいうのだろうか。矢野さんだったらこうだったではなく、狩野はこうなんだという内容を見せれば違うのではないか。
もちろん、狩野選手には課題が山ほどあるだろう。ストライクゾーンをもっと広く使うことも必要だと思う。低めは確かに長打になりにくい。でも高めを意識させないと狙われてばかりになってしまう。他にも投手から見たら色々な問題があると思う。
狩野選手と投手陣を1つの例に出してみたが、それだけではないのは自明の理だ。勝つためにした方が良いこと、しなければならないことは沢山ある。
そのうちの1つが気持ちの面であるならば、それがどういう形であれ「勝ちたいです。」と書かれた広澤コーチのブログの言葉を俺は歓迎する。コーチという立場の人間がブログという場で発信する言葉として相応しいかどうかは別の判断にさせてもらいたいのだが、こうやってファンに向かって「俺たちだって勝ちたいんだ!」という意思を表明したのだ。だからその気持ちがあることを信じて応援したいものだと俺は思う。
だってほら、勝っても負けてもタイガースが好きなんだから。