お日さまの光
タイガースをお日さまが明るく照らしている。言うまでもなく林選手のことだ。
リンくん、リンくんと親しまれている選手だが、この日の当たりは素晴らしかった。
ホームランにしても久しぶりにあれだけの光を放つかのようなホームランを打つ選手を見た気がする。
昨年の横浜戦で、林選手は浜風をモノともせずにライトスタンドに放り込んだ。ましてや今日は浜風の吹かないドーム球場。ストレートに強い打者に向かって門倉の投げた球はストレート。それを逃さずにライトスタンドに放り込む。それだけでリードされている試合が勝てる試合になった気がするんだから、林選手の放つ光がどれだけ強烈か分かる。
リンくん、リンくんと親しまれている選手だが、この日の当たりは素晴らしかった。
ホームランにしても久しぶりにあれだけの光を放つかのようなホームランを打つ選手を見た気がする。
昨年の横浜戦で、林選手は浜風をモノともせずにライトスタンドに放り込んだ。ましてや今日は浜風の吹かないドーム球場。ストレートに強い打者に向かって門倉の投げた球はストレート。それを逃さずにライトスタンドに放り込む。それだけでリードされている試合が勝てる試合になった気がするんだから、林選手の放つ光がどれだけ強烈か分かる。
藤本選手も第1打席でヒットを打つ。出番に飢えていた男たちの強烈な意思が試合に反映されていた。
次の打席でも林選手はヒットを放つ。今度はタイムリー。チャンスにまわってくる打席。そういう星の下に生まれたと言えばそれだけかもしれないが、その運命とでも言うべきものをモノにするんだから彼の才能は余りある。
今日の中継で話していたことだが、昨シーズンが始まったときに岡田監督が「林の成長を見とってみい。物凄い打者になるで。」と語っていたというが、俺たちファンも林選手の持つ言葉では表せない何かに気づいていた。
台湾に住んでいる家族を試合に招待したい。だから最初から試合に出れるようになりたい。そう語っている林選手。今日の活躍は最初から試合に出ることが出来るだけの通行手形を手にしたと思う。
チャンスを与えられてもモノに出来ない選手が大勢いる。でも林選手はその少ないチャンスをコツコツとモノにしてきた。そしてこういう試合で爆発する。ダテに背番号31を背負っている選手ではない。タイガースの背番号31は「ミスタータイガース」になれる資格を持った選手が着ける背番号だ。
明るく温かくお日さまが阪神タイガースを照らした。彼の活躍はチームを温かく笑顔で包み込む本当に素晴らしい光だ。
その後の攻撃では拙攻が続き、追加点が取れないままだった。バント失敗もあった。当然、克服すべき課題もある。それを前向きにとらえて行けるかどうかが大事なのだが、林選手の活躍は気持ちをきっと前に進めてくれる。
久保田投手のピッチングも昨年とは比べ物にならず安定している。ウィリアムス投手も球児投手も後続をよく絶った。
それだけに今日の能見投手には少し残念な気持ちがある。追い込んでからのピッチングがまるで自分を追い込んでいるかのようだった。試合を作れたか?と言えば実に難しい。俺個人としては観ている途中で凄く腹が立っていた。
せっかくのローテーション投手の座。是非とも味方が気持ちよく打席に向かうことも先発投手の大事な務めと意識を持って投げていって欲しいし、この1勝で次は今日以上の投球で「勝たせてもらった」勝ちではなく、掴み取った勝ちであって欲しいと願っている。
さぁ、明日も勝ってカード勝ち越しを決めよう。
4月8日に追記 藤本選手も誉める
第1打席の初球を、まるで変化球がくることが分かっていたかのように振りぬいてヒットにした藤本選手。これが実に良かったと思う。
関本選手にレギュラーを奪われているのだが、こうして試合に出て最初の打席で1本出たことは、本人も気持ちよくシーズンに入っていけると思うのだ。守備は申し分ないだけに、次の課題は打撃の復活と積極的な走塁なのだが、それは今シーズンの糧としてプレーしてほしい。
とにかくこれで野手の役者は揃った。ここからがタイガースの反撃なのだ。
次の打席でも林選手はヒットを放つ。今度はタイムリー。チャンスにまわってくる打席。そういう星の下に生まれたと言えばそれだけかもしれないが、その運命とでも言うべきものをモノにするんだから彼の才能は余りある。
今日の中継で話していたことだが、昨シーズンが始まったときに岡田監督が「林の成長を見とってみい。物凄い打者になるで。」と語っていたというが、俺たちファンも林選手の持つ言葉では表せない何かに気づいていた。
台湾に住んでいる家族を試合に招待したい。だから最初から試合に出れるようになりたい。そう語っている林選手。今日の活躍は最初から試合に出ることが出来るだけの通行手形を手にしたと思う。
チャンスを与えられてもモノに出来ない選手が大勢いる。でも林選手はその少ないチャンスをコツコツとモノにしてきた。そしてこういう試合で爆発する。ダテに背番号31を背負っている選手ではない。タイガースの背番号31は「ミスタータイガース」になれる資格を持った選手が着ける背番号だ。
明るく温かくお日さまが阪神タイガースを照らした。彼の活躍はチームを温かく笑顔で包み込む本当に素晴らしい光だ。
その後の攻撃では拙攻が続き、追加点が取れないままだった。バント失敗もあった。当然、克服すべき課題もある。それを前向きにとらえて行けるかどうかが大事なのだが、林選手の活躍は気持ちをきっと前に進めてくれる。
久保田投手のピッチングも昨年とは比べ物にならず安定している。ウィリアムス投手も球児投手も後続をよく絶った。
それだけに今日の能見投手には少し残念な気持ちがある。追い込んでからのピッチングがまるで自分を追い込んでいるかのようだった。試合を作れたか?と言えば実に難しい。俺個人としては観ている途中で凄く腹が立っていた。
せっかくのローテーション投手の座。是非とも味方が気持ちよく打席に向かうことも先発投手の大事な務めと意識を持って投げていって欲しいし、この1勝で次は今日以上の投球で「勝たせてもらった」勝ちではなく、掴み取った勝ちであって欲しいと願っている。
さぁ、明日も勝ってカード勝ち越しを決めよう。
4月8日に追記 藤本選手も誉める
第1打席の初球を、まるで変化球がくることが分かっていたかのように振りぬいてヒットにした藤本選手。これが実に良かったと思う。
関本選手にレギュラーを奪われているのだが、こうして試合に出て最初の打席で1本出たことは、本人も気持ちよくシーズンに入っていけると思うのだ。守備は申し分ないだけに、次の課題は打撃の復活と積極的な走塁なのだが、それは今シーズンの糧としてプレーしてほしい。
とにかくこれで野手の役者は揃った。ここからがタイガースの反撃なのだ。