[夏の終わりの3連戦2本目] わかったから、わかっているから・・・
悔しい気持ちで観戦した2試合を経て甲子園に。試合前は観戦友達のかおりん姉さんとメシでも・・・・・と思ったら、交通渋滞などで間に合わず、ご一緒させてもらうことが出来なかった。
そしてスタンドへ。先発は直久投手。今日も笑顔で叩き切れ!!という気持ちで一杯。斜め前方にはどっかで数回見たことがある人もいた。
そしてスタンドへ。先発は直久投手。今日も笑顔で叩き切れ!!という気持ちで一杯。斜め前方にはどっかで数回見たことがある人もいた。
立ち上がりが悪いと言われる直久投手。今日も・・・・・悪い。1回表は2アウト1.2塁。スタンド騒然。でも俺は「小久保と二岡のどっちかで1つアウトを取ればいいんじゃない?」と考えていた。問題ナシ!!
2回表も得意の?内角攻めで死球を与えてしまうがゲッツー。問題ナシ!!そして3回からは、まるでそれまでが投球練習であったかのように好投快投ビッシビシ!!問題ナシ!!でも相手の生姜の「姜」の字も好投。アニキを手玉に取る。
好事魔多し。今日も今日とて39番が後ろにポロリ。そして浅いセンターフライで先制される。その前のイニングにはチャンスで藤本がこのところご無沙汰だったポップを夏の夜空に打ち上げている。やっぱりチャンスとピンチは表裏一体だねぇ。。。と思ったもんさ。
好投の直久投手に代えて、甲子園にあの曲が鳴り響く。投手の登場曲で俺が歌えるのは江草投手の「♪燃やせ燃やせ〜怒りを燃やせ〜♪」の他にはこれだけ。球場の雰囲気が「少なくとも1イニングは無失点で抑えられる!」に変わる。その雰囲気をしっかり変え、場を整えた裏にタイガースは逆転する。最終回も出会い頭のような一発は喰らったものの勝利を収めた。で、ここからこの日の白眉に移る。
ヒーローインタビュー。いつもの笑顔で直久投手。そして球児投手にマイクが向けられる。「チームも本当に悔しい思いで・・・」そして彼はライトスタンドに少しの間、顔を向けた。何かメッセージがあるのかな?息を飲んで待つ観客。お互いに言葉にならない。でも球児投手の言いたいことは、ファンに伝えたいことは短い時間でしっかり伝わった。なんという「饒舌」な沈黙の時間だろう。
チームに向けられる反響。自分のいない間のチーム。その苦しんでいる姿を他人事ではなく自分ごととして考えていたからことの沈黙の時間だった。それが充分伝わってきた。
「本当に、言葉にならないような・・・・・」
そう、誰もが思っているし分かっている。残りの試合数、勝ち試合の数、それを見れば連覇がどれだけ遠くになっているのかを。でも諦めきれない!諦めたくない!どんなに可能性が低かろうと信じたい!諦めなければならない状態に近いことを認めたくない!そんな気持ちをみんなが持っている。言葉にしたくない気持ち、言葉に出来ない気持ちがたくさんあるんだ。
本当はこれで終わっても良かったんだろうけど、終わるわけにはいかないインタビュアーも辛い。
「ファンの皆様のために頑張っていることを分かってください。」
わかったから、わかっているから・・・・・球児くんが必死になってファンのために、チームのために戦っていることを俺たちは分かっているから。だからせっかくのお立ち台で球児くんにこんなことを言わせちゃってゴメンな。そう思ったら俺はライトスタンドでもらい泣きしてしまった。
前日までの試合とは打って変わって直久くんと球児くんの同級生が作り上げた夏の夜の試合。観戦に来て良かったなぁ。本当にそう思える試合だった。タイガースファンで良かった。本当にそう思った。そしてタイガースに、こんなに素晴らしい選手がいることが本当に嬉しかった。試合内容で魅せる。これこそ本当のファンサービス。口先だけじゃない、身をもって示す諦めない気持ち。これを見たくて甲子園に行っている。この球児くんの姿を見て何も感じないなんてことはないよね?中日戦、結果はどうあれ目指すのは勝利のみ!!それでいいじゃないか。結果は後からついてくるよ。ビビらずに、がむしゃらに戦ってくれ!!勝って記事が書けることを本当に楽しみにしているから。
今朝、新大阪6:08発の新幹線で帰ってきた。帰るとき、俺は日刊、スポニチ、デイリー、サンスポの4紙を買い込んだ。本当に嬉しかったから。この新聞は取っておこうと思う。
2回表も得意の?内角攻めで死球を与えてしまうがゲッツー。問題ナシ!!そして3回からは、まるでそれまでが投球練習であったかのように好投快投ビッシビシ!!問題ナシ!!でも相手の生姜の「姜」の字も好投。アニキを手玉に取る。
好事魔多し。今日も今日とて39番が後ろにポロリ。そして浅いセンターフライで先制される。その前のイニングにはチャンスで藤本がこのところご無沙汰だったポップを夏の夜空に打ち上げている。やっぱりチャンスとピンチは表裏一体だねぇ。。。と思ったもんさ。
好投の直久投手に代えて、甲子園にあの曲が鳴り響く。投手の登場曲で俺が歌えるのは江草投手の「♪燃やせ燃やせ〜怒りを燃やせ〜♪」の他にはこれだけ。球場の雰囲気が「少なくとも1イニングは無失点で抑えられる!」に変わる。その雰囲気をしっかり変え、場を整えた裏にタイガースは逆転する。最終回も出会い頭のような一発は喰らったものの勝利を収めた。で、ここからこの日の白眉に移る。
ヒーローインタビュー。いつもの笑顔で直久投手。そして球児投手にマイクが向けられる。「チームも本当に悔しい思いで・・・」そして彼はライトスタンドに少しの間、顔を向けた。何かメッセージがあるのかな?息を飲んで待つ観客。お互いに言葉にならない。でも球児投手の言いたいことは、ファンに伝えたいことは短い時間でしっかり伝わった。なんという「饒舌」な沈黙の時間だろう。
チームに向けられる反響。自分のいない間のチーム。その苦しんでいる姿を他人事ではなく自分ごととして考えていたからことの沈黙の時間だった。それが充分伝わってきた。
「本当に、言葉にならないような・・・・・」
そう、誰もが思っているし分かっている。残りの試合数、勝ち試合の数、それを見れば連覇がどれだけ遠くになっているのかを。でも諦めきれない!諦めたくない!どんなに可能性が低かろうと信じたい!諦めなければならない状態に近いことを認めたくない!そんな気持ちをみんなが持っている。言葉にしたくない気持ち、言葉に出来ない気持ちがたくさんあるんだ。
本当はこれで終わっても良かったんだろうけど、終わるわけにはいかないインタビュアーも辛い。
「ファンの皆様のために頑張っていることを分かってください。」
わかったから、わかっているから・・・・・球児くんが必死になってファンのために、チームのために戦っていることを俺たちは分かっているから。だからせっかくのお立ち台で球児くんにこんなことを言わせちゃってゴメンな。そう思ったら俺はライトスタンドでもらい泣きしてしまった。
前日までの試合とは打って変わって直久くんと球児くんの同級生が作り上げた夏の夜の試合。観戦に来て良かったなぁ。本当にそう思える試合だった。タイガースファンで良かった。本当にそう思った。そしてタイガースに、こんなに素晴らしい選手がいることが本当に嬉しかった。試合内容で魅せる。これこそ本当のファンサービス。口先だけじゃない、身をもって示す諦めない気持ち。これを見たくて甲子園に行っている。この球児くんの姿を見て何も感じないなんてことはないよね?中日戦、結果はどうあれ目指すのは勝利のみ!!それでいいじゃないか。結果は後からついてくるよ。ビビらずに、がむしゃらに戦ってくれ!!勝って記事が書けることを本当に楽しみにしているから。
今朝、新大阪6:08発の新幹線で帰ってきた。帰るとき、俺は日刊、スポニチ、デイリー、サンスポの4紙を買い込んだ。本当に嬉しかったから。この新聞は取っておこうと思う。