タテジマとファイブアローズに魅せられて

　しかしブラウン監督、谷間にはそういう手があったのか！と思った。というよりですね、暗黒時代には同じようなことを私も考えていましたよ。先発は弓長さん、そして葛西さん、伊藤敦さん、遠山さんなどをつないでいけばいいんじゃない？とかね。今のタイガースで言ったらなんだ、金澤-能見-江草-安藤-ジェフ-球児くんって感じか。

　その中でこっちは投手継投は王道的に戦った。なんせ先発は６月の月間ＭＶＰ候補だった福原投手だ。今日も相手を抑えこみ（ついでにいつものように味方打線も沈黙させ）、ロースコアゲームで試合を進めて行く。１失点したって言っても７回投げてこれだもん。上出来なんてもんじゃない！御の字だよ。

　そして援護の無い打線に業を煮やした。。。。。わけでもないだろうが自らのタイムリー！で追加点。あれも上手いところに飛んでいったなぁ。あと少しで捕られる打球。２アウトじゃなかったらランナーも突っ込めない打球。そこでそれを打てるのが福原投手の凄いところ。そういやぁ、何年か前は東京ドームでホームランも打ってたしなぁ。

　あとを継いだジェフ投手も気合の入った投球で完璧に抑え込み球児くんにつなぐ。

　先日、井川投手の残したランナーを還してしまい「記録からは・・・」と言っていたが凄いものは凄い。俺が見たことの無い大投手（正確には３歳のときに引退している）、小山正明さんの大記録を抜く球団新記録を更新する無失点で今日も試合を締めた。

　この「今日も」というのが素晴らしい。「今日も」打線は大人しかったけど、「今日も」福原投手は好投して勝ち、「今日も」ウィリアムス投手は気合充分で抑え込み、「今日も」球児くんが相手をゼロに抑えた。

　行きつけの店で「いつもの」とか「今日もいつもの」と言える安心感。安心できる空間、それを味わえることは素晴らしいこと。ロースコアの試合だったけど、それでも「いつもの」を観れたこの試合の観客は幸せだったと思うよ。しかしお立ち台に球児くんが上がらないなぁ。





　そして今日、ＨＭ委員会？が作った？相手投手の降板時の曲（通称：ビハインド）を聴いた。ちょっと俺には歌えそうに無いと思った。