勝つんだ!勝とうぜ!!
鬼のイチロー!鬼の上原!!
ヒットで出れば盗塁を決めること2回。上原は気迫を出しまくり投げ込む。今日も松中は味方が作ってくれたチャンスに2回も凡退。この男が4番では勝てないのではないか?そんなことすらも考える。本人の強すぎる責任感とは裏腹の結果。里崎もショートゴロに全力疾走していない。この大会への気持ちの強さを持っているはずの選手たちが出来ていたことが出来なくなってしまっているのか?
しかし上原が踏ん張る。多村もフェンスに突撃するくらいのプレーで上原を救う。昨年の上原とは別人の上原がいる。上原の闘志が伝播する。イチローの背中が野手を勇気付ける。これぞエース。これぞ中心。
「甲子園に比べれば、ブーイングと言ってもねぇ。」という内容の談話はダテではない。あの異様な雰囲気すらも甲子園以下と言ってのけるメンタルタフネスで投げ込んで行く。甲子園がお役に立てて光栄ですと阪神ファンとして言いたくなる。
「3つも負けるわけにはいかない。」とイチロー選手。反面、韓国チームだって「予選で2つ勝っている相手に3つ目(準決勝)で負ける」わけにはいかないだろう。
日本と韓国。歴史をさかのぼれば様々な出来事がありすぎた国。奈良・平安時代、それ以前には朝鮮半島の百済、、新羅、高句麗といった国から沢山のことを日本は学んだ。
戦国時代に入ってからは秀吉の朝鮮出兵、明治以降は戦争で両国は侵略とか戦いを繰り返してきた。
それがスポーツであっても、そういった歴史は両国を「アジアのライバル」という関係以上のものとして捉えている。
毎回のように日本に訪れるチャンス、毎回のように訪れる韓国のピンチはボディーブローのようにジワジワと。
まずは韓国ベンチが動く。4番松中は味方が何回も作ってくれたチャンスで打てていない。チャンスで打てないなら俺がチャンスを作る。チームを信頼しよう!あとは頼んだ。今大会、打率は何故か良い松中がチャンスを作る。多村はバント失敗から三振。散々のチャンスを潰した嫌なイメージが浮かんでは消える。
代打は福留。パソコンの前で福留のHMを歌う俺。入ってくるストレート。挑んだ夢のステージに待っていたのはチームを救うホームラン!!感動!!思わず声を上げる。みんなもそうだったんじゃない?
勢いづいた、火がついた日本打線が止まらない。アテネで精神的に引っ張った宮本にもタイムリー。メジャーリーガーの意地とプライドに賭けて、イチローが追加点をチームに与える。韓国投手はベースカバーをも忘れるくらい呆然としている。
7回になってもマウンドには上原が仁王立ち。
仁王といえば民話で力自慢の日本人、仁王が大陸(中国)の「どっこい」と力比べをするために海を渡ったというものがあるが、今日の上原はまさしく大陸の国に力を誇示している仁王のようにマウンドに立ち続ける。チームの得点の後のイニングは失点してはいけないということを充分に分かっている投球で7イニングを無失点で終える。
スタンドにはタイガースファンも見え、パドレスで活躍した大塚選手のユニを着た選手もいる。決して韓国ファンばかりではない。少なくても日本を応援しているファンもいる。その人たちのためにも。8回には多村の必殺の弾丸が突き刺さる。
雨天中断。しかしそれは試合の流れを変えるものでもなかった。薮田を挟んで大塚が登板。自分が投げていたマウンドで、球場で、最後は三振で締めた。
勝つという難しさ、勝つという気持ち、執念、情念。様々な言葉があってその難しさを今さらながら知って。
無失策で7試合を戦った韓国の素晴らしさも目立った。向こうも負けられない試合だった。
試合後のイチロー選手の現地でのインタビュー。「自分だけじゃなく、みんなが責任を持って戦っていた。」。気持ちを1つにしたのは練習の時期からのイチロー選手の姿勢だったかもしれない。
王監督のインタビュー。「イチローはチームの中心。3番に置けば絶対につながると思っていた。」
この勝利はどんな意味?王監督「2回負けていた韓国に勝った意味は大きい。決勝に出るということ以上に。」
アメリカ戦後に決勝進出を想像できましたか?「チーム全員が頑張った結果です。」
こんな感じかな?聞き取れたのは。
全員が戦い、全員が責任感を感じ、全員で勝ち取った・・・・・奪った勝利。集中力の凄さもそうだし、今まで見たことが無いくらいの素晴らしい気持ちを見せてもらえた気がする。野球って面白いなって思えた素晴らしい試合だった。
さぁ、あと1つはアマチュア最強国のキューバ。まさかドミニカが負けるとは思わなかったけれど、それもこの大会の不思議な力。次も勝って世界一になろう。色々とチーム編成にも主催側にも課題や問題があったこの大会。不利なジャッジも沢山あったけど、だから最後くらいはいい結果を持ち帰ろう。
あと1つ!勝とうぜ!日本!!
ヒットで出れば盗塁を決めること2回。上原は気迫を出しまくり投げ込む。今日も松中は味方が作ってくれたチャンスに2回も凡退。この男が4番では勝てないのではないか?そんなことすらも考える。本人の強すぎる責任感とは裏腹の結果。里崎もショートゴロに全力疾走していない。この大会への気持ちの強さを持っているはずの選手たちが出来ていたことが出来なくなってしまっているのか?
しかし上原が踏ん張る。多村もフェンスに突撃するくらいのプレーで上原を救う。昨年の上原とは別人の上原がいる。上原の闘志が伝播する。イチローの背中が野手を勇気付ける。これぞエース。これぞ中心。
「甲子園に比べれば、ブーイングと言ってもねぇ。」という内容の談話はダテではない。あの異様な雰囲気すらも甲子園以下と言ってのけるメンタルタフネスで投げ込んで行く。甲子園がお役に立てて光栄ですと阪神ファンとして言いたくなる。
「3つも負けるわけにはいかない。」とイチロー選手。反面、韓国チームだって「予選で2つ勝っている相手に3つ目(準決勝)で負ける」わけにはいかないだろう。
日本と韓国。歴史をさかのぼれば様々な出来事がありすぎた国。奈良・平安時代、それ以前には朝鮮半島の百済、、新羅、高句麗といった国から沢山のことを日本は学んだ。
戦国時代に入ってからは秀吉の朝鮮出兵、明治以降は戦争で両国は侵略とか戦いを繰り返してきた。
それがスポーツであっても、そういった歴史は両国を「アジアのライバル」という関係以上のものとして捉えている。
毎回のように日本に訪れるチャンス、毎回のように訪れる韓国のピンチはボディーブローのようにジワジワと。
まずは韓国ベンチが動く。4番松中は味方が何回も作ってくれたチャンスで打てていない。チャンスで打てないなら俺がチャンスを作る。チームを信頼しよう!あとは頼んだ。今大会、打率は何故か良い松中がチャンスを作る。多村はバント失敗から三振。散々のチャンスを潰した嫌なイメージが浮かんでは消える。
代打は福留。パソコンの前で福留のHMを歌う俺。入ってくるストレート。挑んだ夢のステージに待っていたのはチームを救うホームラン!!感動!!思わず声を上げる。みんなもそうだったんじゃない?
勢いづいた、火がついた日本打線が止まらない。アテネで精神的に引っ張った宮本にもタイムリー。メジャーリーガーの意地とプライドに賭けて、イチローが追加点をチームに与える。韓国投手はベースカバーをも忘れるくらい呆然としている。
7回になってもマウンドには上原が仁王立ち。
仁王といえば民話で力自慢の日本人、仁王が大陸(中国)の「どっこい」と力比べをするために海を渡ったというものがあるが、今日の上原はまさしく大陸の国に力を誇示している仁王のようにマウンドに立ち続ける。チームの得点の後のイニングは失点してはいけないということを充分に分かっている投球で7イニングを無失点で終える。
スタンドにはタイガースファンも見え、パドレスで活躍した大塚選手のユニを着た選手もいる。決して韓国ファンばかりではない。少なくても日本を応援しているファンもいる。その人たちのためにも。8回には多村の必殺の弾丸が突き刺さる。
雨天中断。しかしそれは試合の流れを変えるものでもなかった。薮田を挟んで大塚が登板。自分が投げていたマウンドで、球場で、最後は三振で締めた。
勝つという難しさ、勝つという気持ち、執念、情念。様々な言葉があってその難しさを今さらながら知って。
無失策で7試合を戦った韓国の素晴らしさも目立った。向こうも負けられない試合だった。
試合後のイチロー選手の現地でのインタビュー。「自分だけじゃなく、みんなが責任を持って戦っていた。」。気持ちを1つにしたのは練習の時期からのイチロー選手の姿勢だったかもしれない。
王監督のインタビュー。「イチローはチームの中心。3番に置けば絶対につながると思っていた。」
この勝利はどんな意味?王監督「2回負けていた韓国に勝った意味は大きい。決勝に出るということ以上に。」
アメリカ戦後に決勝進出を想像できましたか?「チーム全員が頑張った結果です。」
こんな感じかな?聞き取れたのは。
全員が戦い、全員が責任感を感じ、全員で勝ち取った・・・・・奪った勝利。集中力の凄さもそうだし、今まで見たことが無いくらいの素晴らしい気持ちを見せてもらえた気がする。野球って面白いなって思えた素晴らしい試合だった。
さぁ、あと1つはアマチュア最強国のキューバ。まさかドミニカが負けるとは思わなかったけれど、それもこの大会の不思議な力。次も勝って世界一になろう。色々とチーム編成にも主催側にも課題や問題があったこの大会。不利なジャッジも沢山あったけど、だから最後くらいはいい結果を持ち帰ろう。
あと1つ!勝とうぜ!日本!!