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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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夢の宴 〜静岡編〜
 さぁ、いよいよやってきた!!そんな気分でこの日を迎えた。何年ぶりか忘れた静岡草薙球場でのタイガースの試合、相手はいつも静岡で主催試合を行う横浜ベイスターズ。

 去年なら行けば勝てた横浜との試合も、今年は大苦戦中!!これはいつも以上に応援しなければ・・・・そう思いチケットを握り締めた。

 あらかじめ余分に手元にあったチケットも職場の連中に声をかけて配り終わり、あとは試合を迎えるだけになった。

 外回りする途中に球場付近を通り、現地確認。一緒に行く同僚にユニフォームとメガホンを貸す話をして、ヒッティングマーチをプリントアウトして渡す。天気は大丈夫そうだし、暑くも無いし、寒くも無さそうだ。

 いつも、観戦といえば甲子園が一番多くて、それ以外にはほとんどハマスタだったから、地元で阪神戦があるというのは慣れていない。静岡の客はどのくらい前から球場に来るのか分からないし、そういう点ではどのくらい前から並べばいいかなんてのも全く分からない。

 そして当日、天気は快晴。本当に雲ひとつない天気とはこのことだ。仕事は昼で切り上げて草薙球場に直行する。外野入場門にはすでに100人を超える人たちが並んでいる。その後ろにゴザを敷いて座り込む。日差しが気持ちよくそのままちょっとだけ昼寝。聞こえてくる声から県内外から色々な観客が来ているのが分かる。

 この球場は外野は全面芝生なので、指定席などというものはない。ただ、あえて良い席というならやはり最後部だろう。通路がすぐ後ろにあり、移動がしやすい。選手とフェンスが近いから最前列が好きな人もいるけれど、そこではフェンスが邪魔で試合が見難い。

 観客席を見渡せば、横浜主催試合であるのにもかかわらず6割以上はタイガースファン。外野席の横浜側にもタイガースファンが陣取るという光景はどこにでもあるタイガースの試合の光景だった。試合前などは内野もタイガース側が超満員、横浜側は出足が遅いのか空席だらけだった。

 試合はご存知のとおりだけど、杉山投手はナイスピッチングだし、金本選手の打球がライトスタンドをひとまたぎするのを見ることが出来たり、収穫は多かった。本当に惜しい逆転負けだから悔しさが先立ってしまうけど、内容のある試合だったと思う。もう少しマナーが良ければ言うことないのだが、これはここの問題で、観戦慣れしていない地方の様子なんだろう。周りを見てもヒッティングマーチを歌えている人は、当然の事ながら甲子園よりは少ない。人によっては言葉のアクセントも変だ。

そんな中でも大声で全部歌っていて、それ以外のタイミングまで覚えている僕を見てとなりのお兄ちゃんはこう言った「詳しいですね。」。でも嬉しかったことは、そのとなりのお兄ちゃんも僕の大声でヒッティングマーチを覚えてくれたらしく、最初は「かっとばせー!金本!!」しか言えなかったのに、試合の終盤は「打球がライトスタンドをひとまたぎ〜・・・」と歌えるようになっていたことだ。僕も初めて甲子園に行ったときはこうだったなぁ・・・と思い出す出来事だった。

 静岡の試合でも野次は飛ぶ。きっと関西から応援に駆けつけている人もいるんだろう。関西弁も飛び交う。キツイ野次もあるが、最後に必ず「勝ってくれよぉ!」、「しっかりしてくれよぉ!」と願いもこもっているので憎めない。

職場の連中の中では「つまらない試合だった。」と言っている人がいたけど、とんでもない。つまらない試合どころか内容のある好ゲームだったと思う。ただ結果が逆だっただけだ。タイガースの試合は感性の弛んだ人には難しい。

 静岡では6年ぶりのゲーム。この狭い球場で公式戦をよくやってくれたものだ。ずっと前、横浜が大洋だったころにキャンプをしていたからその名残で今でも横浜が年に数試合公式戦を開催する。でも相手はヤクルトか中日ばかりだった。でも、今日のこの入りで静岡でも阪神戦で満員になることがわかったのだから、これからは6年といわず、2年に1回は静岡に来てほしい。

 この日は最後まで天気は快晴。今シーズン終了時には、タイガースの天気も快晴になっているといいな。と、この日の帰り道で思った。
6.4
| T−コラム | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) |









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