タテジマとファイブアローズに魅せられて

　１巡目で大阪桐蔭の藤原選手と指名するがハズレ。次に立命館大学の辰巳選手を指名するがまたハズレ。次に大阪ガスの近本選手を指名して交渉権獲得となった。

　一貫していると感じたのは２点。１点目は３人とも外野手であること。しかもセンターライン強化になりそうな選手であること。２つ目は関西の学校または企業に在籍していること。地元色強い結果となった。

　敢えて３つ目を探すとすれば、三拍子そろった選手であること。ドラ１で指名されるくらいだから三拍子そろっていて当然なのかもしれないけど。

　特色といえば大学生の交渉権獲得が無かったことかも。その辺は巡り合わせなのかもしれない。

　リーグ最下位ということで２巡目以降は有利だったはず。だから他球団がタイガース指名以降も上位候補の投手を獲得する中で２位に高校生内野手を持ってきたということは、彼もこの順位でなければタイガースが指名できなかった逸材であると思いたい。

　指名も入団もあくまでも入口。ここから先、何年も阪神で活躍してくれる選手が１人でも多く出てきてくれれば本当に嬉しいと思う。