タテジマとファイブアローズに魅せられて

　その理由のなかで一番大きいのは先発した両投手の四死球の少なさ。２人合わせて１つ。秋山投手が８イニングで１つ、ハフ投手は７イニング無四球。非常に速い展開の試合で、２１時にはヒーローインタビューも終わっていたんじゃないか？と思う。

　凄い変化球も大きな武器になるし、凄い速球も同じように凄い武器になる。でも投手が身につける能力の中で一番相手を抑える武器になるのはコントロールなんじゃないか？と思うことは何度もある。コントロールとボールのキレがあればかなり勝てるんじゃないか？と。

　打線という点では、１番から３番まで、やっと２割台後半という選手が並び始め、ロサリオ選手は調子上昇待ち。でも後ろに糸井選手がいることで負担軽減？している。６番以降の打順に１割台が並んでしまうのが辛いけど。

　上位がチャンスを作り続ける。なかなか決められなかったけど、最後に４番が決める。我慢と信頼。そんな感じがした試合だった。そしてそれまで無安打でも試合を決める一打を放ったロサリオ選手は４番の仕事をしたと言える。そりゃ「６回のチャンスで打っとけよ！」って言われちゃうかもしれないけど。

　やっと借金１まで戻ってきた。次は今シーズン分が悪い巨人戦。でもここでなんとか勝ち越して交流戦を勝率５割で迎えたい。もうね、本当に何とか何とかでいいから。










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