タテジマとファイブアローズに魅せられて

　メッセンジャー投手が２試合続けて試合中盤で降板。開幕投手まで務めた選手なので、長いイニングを投げることを要求されるのは当然。立ち上がりは悪くなかっただけに味方の得点直後の失点さえ防いでいれば・・・・・というところか。

　それでも今期のタイガースは中継ぎ陣が粘る。この試合も桑原投手が登板。同点にされてしまったが、糸井選手が捕球しきれなかった当たりは打ち取ってはいる感じ。

　同点にされても「裏の攻撃」であるタイガースは投手起用で有利になりやすい。そうでなくても層が厚く感じる中継ぎ陣を継ぎこめるのだから、先発がせめて７回終了まで投げることができれば・・・・・といったところ。

　そして原口選手の一発が飛び出す。本人的には打った瞬間にスタンドインを確信したと思う。見ているこっちとしては、打ったまま打席付近から走っていないのでフェンス直撃だったらどうしよう？と。フェンス直撃シングルヒットになるんじゃないだろうな？と、少し心配した。

　原口選手にとってプロ入り初となるらしいサヨナラホームラン。昨年の実績から今年はマークが厳しくなる中でしっかり５番の仕事をした。

　日本人選手がファーストで５番を打つ。これまでも新聞などでは２割８分２０発がノルマなどと書かれていた。まだシーズン始まって６試合なので何とも言えないのだが、ここまでの打席は及第点と思っていいのではないだろうか？

　外国人野手がいない中で、３〜５番に期待ができる。中継ぎも粘って投げている。あとは先発だけなんだよなぁ。

　いずれにしてもシーズン通してこのままということはない。良いところを継続し、修正点は修正する。それが今は先発のことなのかもしれない。







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