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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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ヒロの有言実行!高松ファイブアローズ(バスケの話)
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 試合終了直後、両膝に手をあてて下を向いたまま動かないヒロ(菊池選手)の姿を見て、不覚にも涙が出てしまった試合でした。

 そのあと、引き上げて行く選手に向かってアリーナから発生した京都ブースターによるファイブアローズコールは義理ではないと思いたいです。

 ロースコアに持ち込んで接戦を。今の高松が京都に勝つとしたらそうするしかない。そんな風に思いました。

 今日の試合。チーム得点のほとんどがケント、J、ヒロの3人によってあげられました。今シーズン、コート上で迷いなく、厳しい場面でもシュートするヒロの姿がこの試合でも見られました。入るかどうかという問題よりも、シュートは打たなければ入りません。そして打つことで相手も怖さを感じます。この姿はシーズンが進むにつれて強く放たれるようになったと思うのです。

 12点のリードを許して終えた前半。このままでは昨日と同じ結末が待っている可能性が高かったと思います。

 でも3QTを互角に戦った後は、京都に楽にプレーさせません。京都のアリーナDJさんが何度も「ファイブ!」と言います。そう、残り5秒というシーンに京都を何度も追い込みました。

 そして高松はケントがインサイドで奮闘し、Jは何度もゴールに向かってドライブを仕掛けます。これがまた鬼気迫るというか・・・目の前に誰がいようと何としてもゴールまでボールを運ぶ。京都も対策を打っているはずなのにそれすらもすり抜けて決める。とにかく凄い試合です。

 そして菊池選手は外からシュートを決めるだけでなく、リバウンドでも何度も飛びます。そして奪ったボールに両手を重ね、絶対に奪わせないという意思で攻撃につなげます。

 最後の最後、京都のケビンにリバウンドをタップされてブザービーターを決められてしまいました。

 試合中に、あのプレーさえ決めていれば、あそこを防げていれば・・・と思うシーンはいくつもあると思います。でもそれらの積み重ねがあったから、修正を加えてここまでの接戦にしたという一面もあるはずです。

 「消化試合にはしない。」と先週語ったのはヒロでした。有言実行。負けたけどこの試合を観た誰が高松の消化試合と言えるのでしょうか?

 順位は確定している。外国籍選手は2人しかいない。昨日の試合で負傷したっぽい山下選手もベンチ。少ない選手で40分を戦わざるを得ないチームがウェスタン上位の京都にここまで戦えました。

 だから勝ちたかったです。最終QTは高松が京都相手に24得点です。そして京都をしっかり抑えている。前日の惨敗からこの流れを作り出すことが出来る庄司ACと選手たちは凄いと思います。

 なんとか最後の滋賀戦では勝利を!ブースターとして大声で選手の背中を押したいと思います。



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