タテジマとファイブアローズに魅せられて

　能見投手が単年契約だったことに憶測が飛んでいるが、国内ＦＡ権を取得するのは順調に行って来年序盤。そこから下交渉をして来オフに複数年契約を結んだとしても全然不思議ではない。具体的提示はなくても下交渉の合意くらいはされているのかもしれないし、ここはまだまだ静観で。

　その能見投手。契約更改の場では意思疎通の大切さを説いたとのこと。早いもので能見投手も３０代中盤。見た目や投球内容が若いので年齢を感じさせないのだが、ベテランであることは間違いないキャリアとなっている。

　そうなると当然、勝つこと。それも優勝への欲求は高まるばかりだろう。契約更改の場で要望を出すことが風通しが良いこととなるかどうかは解釈次第。そら普段から言えれば言うこと無いしな。

　でもこうした場で選手がハッキリと自分の意見を言えるのは自覚の高まりもあるだろうということでここは喜ばしいこと。そもそも関心がなけりゃ何も言わないんだもんな。球団はこうした現場の声を大切にしないとね。

　来季の能見さんは、先ずは開幕投手奪還。奪還とは言ってもＷＢＣの影響で今年は違っただけなんで来年は当然のように奪還して欲しい。

　エース能見。左のエースではなく、タイガースのエースはまだまだ他の投手に譲るわけにはいかないのだ。