タテジマとファイブアローズに魅せられて

　全部勝つつもりで。。。。。という監督のメッセージがあり、でも実際には残り４試合全部勝っても交流戦の優勝は他力本願。だからこそ、変に意識しないで全部勝つつもりという、目の前の１つ１つを大切に戦うことが有効なのだ。

　今日の試合。初回に電光石火の先制。特に西岡選手のヒットはチームに勢いを付ける。そして１回裏は先頭打者の四球判定に苛立つ様子を見せたスタンリッジ投手のところに行き、クールダウンに貢献した西岡選手の貢献がとても良かった。

　打つほうでは物議をかもしている統一球。そのせいばかりではないけどマートン選手の追加点。高山選手のダメ押しに更にﾀﾞﾒ押しを重ねたかのようなホームラン。

　統一球の話がここまでクローズアップされると、普通にスタンドインするホームランを素直に喜んでいいものかどうかに本当に迷う。

　コミッショナーは「不祥事ではない。」ということで辞任しない様子。強硬なことは書きたくない心境である。ただ、ＮＰＢの信用失墜に関してはその信用を取り戻すためにも何らかの策が必要なんじゃないかと思っている。

　ただ、打ったマートン選手も新井兄さんも高山選手もなんだけど現場で試合を続ける上で、しっかり打った打球までボールの影響扱いされたら嫌だろう。まさかとは思うのだが、打たれた理由を「今年からボールが飛ぶとは・・・・・」にする選手はいないと思うけど、何らかの影響は発生してくる。

　選手の頑張りをファンが素直に受け取れないという声が多くなったときは本当のピンチ。また失った理由がグランド外の出来事なんで全く困ったもんだ。

　でもタイガースは首位。順位云々ではなく、先ずは一戦必勝。いまはそれでいいんだと思う。