交流戦で思ったこと
浅井選手の怪我が打撲だったとのこと。打撲を軽く見るわけではないが、骨折とか捻挫とか頚椎損傷とか重傷じゃなくてまずは安心。積極的過ぎるスイングが良いときばかりじゃないけど、猛打賞という結果を出した試合だったので次への出番に向け、そのチャンスを失って欲しくなかっただけに安心した。それでも痛みは残ると思うので先ずは完治を。
猛打賞といえばコミー(小宮山選手)も初猛打賞を記録した。捕手の打撃では加入した今成選手の評価が高いのだが、やはりキャッチャーはしっかり投手をリードしてこそ。でもそうはいっても打てないのは打者として悔しいだろうし、打てればもっと出番は増えるのは明白な中、こうして猛打賞を記録できたことは本当に良かった。あまり詳しくは知らんけど、コミーは打撃を、今成選手はリードを磨いて♪互いにレベルアップして行ってくれたら嬉しい。
序盤は苦労した交流戦。いきなりの連敗スタートで見ていて重く、ベテラン選手の打撃不振でまた重く、そんな中で頑張ってきた投手陣もそうそう毎度毎度好投できるかと言えば、それはそれでまた重く。
そんな重さを感じていた交流戦序盤、中盤。でも終盤にきて少し状況を変えてくれたのは良太選手や野原祐選手や田上選手といった若い選手の活躍。まだまだ活躍なんて言えるほどの内容では、本人たちにとっては違うかもしれないけどチームの雰囲気を変えるきっかけには充分なってくれた。
ここで出てくる声としては若い選手をもっと起用すれば良い!というもの。俺は個人的に、この辺は本当にデリケートに扱って欲しいと思っている。
和田監督も現役時代が長かったから分かっているんじゃないかと思うけど、勝負と結果に徹しなければいけない世界にあって、ベテランを「打てないから、ハイお疲れさん。」とばかり扱えないのが「選手=人」がプレーしていることの難しさ。実力の世界とはいえ、チーム全体で勝つということや、若い選手にとってのベテランの存在は何年後かの自分の存在でもあり、それはチームの選手の対する扱いを見る場所でもある。そしてその扱いこそがチームへの信頼というものにもなろう。だから難しい。
最後まで若手起用で走れる試合もある。最後にベテランを起用して試合勘をキープさせる試合もある。最初からベテランの経験に賭ける試合もある。なんでもかんでも急げば良いというものではない。その中にあって6月中旬の時点で若い選手が勢いを付けるかのように出てきたことは早くは無いかもしれないけど遅くも無い気がしている。言い方を変えれば、若手選手を使える環境づくりが出来たということかもしれない。それはチームの成績も含めてだ。
以前俺は、和田監督は損な時期に監督を引き受けたと書いた。誰がやっても苦戦したと思う。だって昨年4位だもん。就任時期的に初年度はいきなり選手を入れ替えるのは難しいもの。その中でやっと若手を使える展開になったということだ。それも先発投手をローテの都合で抹消しやすい交流戦の時期だったからこそ。
セ・リーグ公式戦が始まれば、投手登録の関係で何人かはファームに行くと思う。でもそれは悲観することではない。起用すれば応えてくれる若い選手がいることが分かった。それは交流戦が始まる前は「いるのかな?」だったのが、今は「いる。」と答えることができるから。それだけでもチームの選手層は厚くなったというか、思っていたよりも厚いことを知ることが出来たということだ。
負け越した交流戦だけど、過渡期にあるチームの中で上昇の種を見ることができた。それだけでも意義のある交流戦だったと思っている。
序盤は苦労した交流戦。いきなりの連敗スタートで見ていて重く、ベテラン選手の打撃不振でまた重く、そんな中で頑張ってきた投手陣もそうそう毎度毎度好投できるかと言えば、それはそれでまた重く。
そんな重さを感じていた交流戦序盤、中盤。でも終盤にきて少し状況を変えてくれたのは良太選手や野原祐選手や田上選手といった若い選手の活躍。まだまだ活躍なんて言えるほどの内容では、本人たちにとっては違うかもしれないけどチームの雰囲気を変えるきっかけには充分なってくれた。
ここで出てくる声としては若い選手をもっと起用すれば良い!というもの。俺は個人的に、この辺は本当にデリケートに扱って欲しいと思っている。
和田監督も現役時代が長かったから分かっているんじゃないかと思うけど、勝負と結果に徹しなければいけない世界にあって、ベテランを「打てないから、ハイお疲れさん。」とばかり扱えないのが「選手=人」がプレーしていることの難しさ。実力の世界とはいえ、チーム全体で勝つということや、若い選手にとってのベテランの存在は何年後かの自分の存在でもあり、それはチームの選手の対する扱いを見る場所でもある。そしてその扱いこそがチームへの信頼というものにもなろう。だから難しい。
最後まで若手起用で走れる試合もある。最後にベテランを起用して試合勘をキープさせる試合もある。最初からベテランの経験に賭ける試合もある。なんでもかんでも急げば良いというものではない。その中にあって6月中旬の時点で若い選手が勢いを付けるかのように出てきたことは早くは無いかもしれないけど遅くも無い気がしている。言い方を変えれば、若手選手を使える環境づくりが出来たということかもしれない。それはチームの成績も含めてだ。
以前俺は、和田監督は損な時期に監督を引き受けたと書いた。誰がやっても苦戦したと思う。だって昨年4位だもん。就任時期的に初年度はいきなり選手を入れ替えるのは難しいもの。その中でやっと若手を使える展開になったということだ。それも先発投手をローテの都合で抹消しやすい交流戦の時期だったからこそ。
セ・リーグ公式戦が始まれば、投手登録の関係で何人かはファームに行くと思う。でもそれは悲観することではない。起用すれば応えてくれる若い選手がいることが分かった。それは交流戦が始まる前は「いるのかな?」だったのが、今は「いる。」と答えることができるから。それだけでもチームの選手層は厚くなったというか、思っていたよりも厚いことを知ることが出来たということだ。
負け越した交流戦だけど、過渡期にあるチームの中で上昇の種を見ることができた。それだけでも意義のある交流戦だったと思っている。