タテジマとファイブアローズに魅せられて

　今日、目に付いた１人目は俊介選手だ。守備から入って９回に打席が回ってきた。ここ最近の俊介選手は何かプレーに迷いがあるというか、すっきりしないプレーが目に付いていた。やはり２年目ということで色々と研究される面もあったかもしれない。俺としては１ヶ月くらいファームに行って調整して“スーパー俊介くん”になって帰ってきたらどうだ？なんて思っていた。

　でも今日はヒットを打って、更に盗塁まで決めた。求められていることはこうしたことである。どうか今日の１本のヒットをキッカケに浮上して欲しいと思う。

　袖に付けた喪章はそういう意味だったのか。であるとするなら投手起用で榎田投手と球児投手を使ってまで万全の勝利を目指したことに理解は出来る。恩人の急逝にせめて勝利を！という心意気は理解できるのだ。

　ただそれがなければ今日の最終回の継投には大きな疑問が残る。

　９回に１点を追加してセーブが付かない点差となった。ここで考えるのはスタンリッジ投手の続投。８回を投げ終えて球数１０５球というのは完投を視野に入れることが出来る。だがここでベンチの采配は投手を榎田投手に交代すること。

　ここまでの登板数と今日の点差を考えれば榎田投手よりも投げる投手はいたのではないだろうか？

　そしてランナーを背負ったところで、一旦は投球練習を止めてベンチに戻っていた球児投手登板。確かにセーブが付く場面とはいえ登板させてしまった以上、榎田投手で締めくくるという考えは無かったのか？！もう、ベンチの考えている起用が分からんっていうか１ファンの俺に伝わってこない。訳が分からん。

　憤慨ついでに今日の放送の解説だった大塚さんにもひとこと言いたい。酷いと思う。ガンバレ日本プロ野球のファンなので贔屓目に見ている解説者なのだが、東出選手のファインプレー時に、「東出選手が２塁走者を視線で牽制しながらファーストに送球。」とおっしゃっておられたがリプレイを見ても東出選手が２塁走者を牽制したことは確認できなかった。他にも最終回の投手起用に関し、「この試合では、この投手起用は正解ですが、明日“明後日”の試合のことを考えると云々・・・」と語っておられたが・・・・・あのな、阪神は明後日試合無ぇんだよ！！この解説は聴いていて頭に来たなぁ。しっかり確認してから解説して欲しいわ。

　なんていうか、せっかく勝ったのに後味があまりよろしくない。ただ今日の勝利で３位再浮上。色々あると思うけど、１試合で好調時のスタメンに戻したことが効果的だったんじゃないか？とにかくせっかくの３位なんで、ここをキープして上を狙っていって欲しいと思う。