タテジマとファイブアローズに魅せられて

　接しない分野・・・・・早い話が中枢の人だな。普段の俺には全く縁が無い。

　でもなぜか、自分なりに真面目に阪神ファンをやっているおかげで色々なところで講師をやらせてもらったり（あ、阪神ファン、関係無いっす）しているおかげで名前だけは覚えられたらしい。きっと中枢のエライさんは会ってみて俺のことを「こんなアホだったのか・・・」と思ったことだろう。

　まー、この歳になると仕事の進め方や考え方に良くも悪くも自分の考えを出しがち。それをノウハウとか世間では言うんだな。そのノウハウの伝承が難しくなっていることは最近強く感じている。

　マニュアルが無ければできないのか？他の部署の話を聴くと、最近採用した若手職員は世間話が出来ないようだ。仕事のマニュアルはある。でも世間話のマニュアルは無いわなぁ。世間話の必要性から説明しなけりゃイカンかな？アイスブレイクとか。

　そういったわけで、微力ながら社の人材育成に携わることが激増したここ２年、人に教えるからには自分が勉強して実践しなけりゃイカン！ことが楽しくもあり、シンドくもある。

　「若い頃の苦労は買ってでもしろ！」という言葉があって、でも俺は「若い頃でも歳取ってからでもするべき苦労はしなけりゃイカン」というスタンス。最近は「苦労は金払ってでも誰かにやってもらえ！」なのかな？

　この社会情勢で就職してくる人たちは中途採用の人も含めて学業、技術的には優秀である。ただそれだけじゃ顧客満足につながらない事実を俺は働きながら学んだ。学力も技術も中途半端以下だから学んだ。

　スペシャリストとゼネラリスト。どちらが重宝されるかといえば今の我が社ではスペシャリストの方かもしれん。そういう意味ではゼネラリストっぽい道を選択しちゃった俺は大丈夫か？！と思う。

　ま、こんな俺が中枢の人と楽しく酒を飲んだ。中枢の人も一緒に飲んだら普通の人だったから楽しかった。俺の仕事ぶりを「ハイ・パフォーマー」とか言ってくれたけどそれはお世辞として頂戴しとこう。俺としては家族と愛犬にとって、そして阪神ファンとして「ハイ・パフォーマー」であることも大事。バランスっすよ。

　ということで、今年も仕事のバランスをなんとか工夫して球場に行こうと！心に誓った昨日の夜。