タテジマとファイブアローズに魅せられて

　ブラゼル選手の凄いところはレフトにも打てること。好調時はどっちにも運べる凄さがある。強引に引っ張らなくてもミートしただけでスタンドまで運ぶ力があるってこと。これは他の選手にも（パワーは敵わなくても）見習って欲しいところである。

　他にも今日は多くの打者が活躍した。これだけ点を取れば負けるほうがおかしいのだ。

　投手としてはスタンリッジ投手がピンチを背負いながら抑えて行く。確かに失点してもおかしくない展開だけど、ここを馬力で乗り切るってことは、それも実力のうち。デーゲームは苦手らしいんだけど、変に意識しないでいつか登板すればいいんじゃねぇの？

　途中出場の選手も頑張って、浅井選手は得意の「初球？とりあえず振りますよ。えぇ、狙った球じゃなくてもね！」ってことで負けたよ、あなたには。

　７回１失点の好投を見せたスタンリッジ投手に代わって遂に出た！！藤原投手！！最後のスライダーは良かったぞ！！

　ん〜・・・・・まぁ、そのぉ〜・・・・・荒木と和田からアウトを奪ったのは良かったよね。やっぱり緊張からかちょっと真ん中にボールが集まっちゃったね。テレビの前で「あぶねっ！！」って何回か言っちゃったもん。英智は強打者というよりも守備の選手というイメージだけど、１軍の選手は甘いところはキッチリ打つから１軍にいるってことだよね。

　最終回の横山選手。ここでゼロに抑えれば１つ階段を上がれたんだけどストライク取るのに苦労していた感じ。それでも２アウトまで取ったんだけど、あと１人コールで緊張したか？？

　確かになぁ・・・・・アレは結構急かされるだろうしねぇ。抑えなけりゃ風船飛ぶし、途中でパンパン割れるし。逆に「あと１人コール、声小せぇぞ！」なんて言ってくれる強心臓・・・・・そりゃ無理だわな。

　若い２人にはこれを勉強として・・・・・でいいのかなぁ？それは自分次第だよね。勉強にしようが思い出にしようがそれは投げた選手次第。俺はどちらでも良いと思う。悔しさを忘れないのも、嫌なことは忘れるのも自由。でもどちらにしても前に進むことになったっていう結果につなげて欲しい。

　７回から９回まで失点した。これはドラゴンズ３連戦初日としては避けたかったこと。明日の立ち上がりは本当に重要なものとなる。救いとすればドラゴンズが８回９回に打ったのはタイガースの中でも１軍経験が無い選手だったこと。

　若い２人の苦労を無にしないように。そして２人を救うために、明日も立ち上がりからガンガン攻めていこう。