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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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凄い気迫の果てに
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 1球投げるのが待ちきれない!!そんな表情を上園投手が見せたのは初回のピンチのときだった。

 ガイエルを四球で出したのだって最後は勝負に行ってのこと。ノーコンとかいうものではない。

 ピンチはあった。味方のエラーが記録された場面だってあった。それでも気迫だけは落ちなかった。球種が多いほうではない。お立ち台では自分で自分が投げる球を“ヘロヘロ”とまで形容した。でも決してヘロヘロではない。気迫が乗った素晴らしいピッチングだった。

 気迫があれば何でもいいのか?と言われればそうではない。でも上園投手の投球は球速や球威や球種以上の何かが伝わってくる内容であることは間違いないだろう。

 使われないで終わってしまった去年。今年だって使われないことも充分予想できた。しかしオープン戦終盤、ローテに苦しむチームの中でワンチャンスを活かして登場。新人王を獲った選手のプライドとでも言おうか、俺からすれば過小評価の中で立ち上がり、開幕以来安定した内容を見せているのだ。

 正直言って待っていた。上園投手の登場を待っていたのだ。使うべき場所で使えばきっちり結果を持ってくる。これは実にカッコイイ。男としてカッコよさを感じさせる数少ない選手である。

 気迫を出しすぎて途中降板。それでも中継ぎ陣も守りきってくれて今季初勝利。新人王のときは2桁勝てなかったけど、今年は狙っていってほしい。

 疲れてしまうことも多いと思う。気迫に体が付いていかないこともあると思う。それでも失ってはいけないものをこの選手は持っているのだ。

 打線は2回以降1安打と沈黙してしまった。明日につながるか?といえば簡単にYESと言えない事は仕方ない。でも今は何が何でもどんな形でも勝ちたい。その気持ちを出した上園投手の勝利であった。

 さて、タイガースとは関係ないのですが、私が好きなバンドのSOPHIAのキーボードの都さんが「ろ胞性悪性リンパ腫」治療のため闘病生活に入ります。私はSOPHIAの楽曲で好きな曲が沢山あります。どうか病に勝って帰ってきてほしいと思います。もっと5人のSOPHIAの曲を聴きたいです。都さんが病に打ち勝って、帰ってきてくれることを信じて応援しています。



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