タテジマとファイブアローズに魅せられて

　中でも城島選手は褒め上手というか、そういう部分があるようだし、投手陣も城島選手ほどの実績がある捕手に認められたい思いがあるのは当然だ。

　今回の場面で城島選手が歩み寄っている部分が目立つ気がする。受けてもらうのではなく投手に投げてもらうっていうかそんな感じ。これ、結構重要だよね。

　投手陣と城島選手がお互いに譲り合うっていうか、そりゃ探り合いもあるんだろうけど相手を立てている。そこに変な遠慮があるんじゃなくて、城島選手も言うべきことや気づいたことを伝えているようだし、こうしたことで伸び悩んでいる選手が開花すれば城島効果は本物だってことだと思う。

　コミュニケーションって凄く大事で、私事だけどうちの職場はこれが全然ダメで働いていて「大丈夫か？」と思うことが多々ある。そんなことを毎日実感しているので城島選手のコミュニケーションの取り方が俺にとっては非常に勉強になるのだ。

　きっとこれからも続く城島選手のコミュニケーション。城島選手獲得の影響で出番が減ってしまう選手は当然いるのだが、こういった城島選手の姿を見て、今までの自分に無かったものや、それ故に身に付けて行かなければならないものに気づくと思う。

　始まったばかり、加入したばかりだが、この影響力には注目しても良いと思う。


追記：私事ですが結婚２周年を迎えることが出来ました。ありがとうございました。