貯金すること
岩田投手が15勝を誓ったなどと書かれているが、ここはやはり勝ち星よりも貯金を目標にしてほしい。
もちろん、打線の援護が無けりゃ勝てないのは充分承知している。防御率が良くても投手戦で必ず最初の打たれてしまうのではエースと呼びにくい印象を与えてしまう。
そして貯金数。15勝しても10敗では貯金「5」。それだけでも立派なのだが、やはりローテの中心を担う投手は負けも少ないのではないか。「この投手を出されたら打てないし勝てない。」という、やる前から相手に嫌な顔をさせる存在に岩田投手にはなってほしいのだ。
今年も杉内を追っかけてトレーニングである。ここ数年の甲子園の交流戦では杉内に負けてはいないのだが、なかなかすっきり打ててもいない。一緒に練習することで、なぜあんなに勝てるんだろう?なぜあんなに打ちにくいんだろう?を学んできてほしいのだ。そしてそれをタイガースの投手として今度は相手にお見舞いしてやってほしいものだ。
一昨年は最終戦で2桁勝てた。去年は序盤は故障で出遅れた。1軍で実績を残しているようで、岩田投手のことを考えればまだまだ不満である。もっとできるはずである。ただ勝つだけではない。負けない投球が大事。相手がタイガースを「0」に抑えているのなら、岩田投手も相手よりも先に先制点なんて絶対にやらない!!という気持ちと投球で、2010年のタイガースのマウンドを守ってほしいのだ。