応援よろしくお願いします。って
球児投手が実に胸の空く思いをさせるコメントを出してくれた。
サンスポが一番キツい書き方をしていて「勝つという姿が(近年)あった。ただ、(今季)途中から違うと受け取った」。これ、岡田監督当時と今年の監督の一番違う点だよね。
実際に球場で、そしてテレビで見ていて首脳陣がどうしてこんなに冷静に・・・・・ぶっちゃけ他人事のように見ているのか?というのが何回もあった。表情に喜怒哀楽を出せばいいってもんじゃないが、それにしても・・・・・というやつで、めっちゃモヤモヤしながら1年が終わった。
グランドでは選手が戦っている。選手が勝とうとして一所懸命やっている。それを充分汲んだ戦いを首脳陣は演出できていただろうか?ということである。
一番感じたのは狩野選手のことである。矢野さん不在がシーズンの大半を占めるという緊急事態のなか、狩野選手は何回も何回も失敗しながら投手を懸命にリードした。その狩野選手の頑張りを数字で10としたら、首脳陣は20にも50にも100にも見せなけりゃいけないはず。他球団の某監督だったら「あれはベンチの指示だよ。」くらいは言ってのけることをタイガースだってやっても良かった。そうすることで選手も大きくなるというのに。
確かに球児投手1人の考えの発言かもしれない。でも球団内における球児投手の存在感の大きさと、球児投手の勝ちたいという意欲を考えたら真弓監督自身も球団フロントもすっごく考えていかなけりゃいけないことだと思う。だってそれはきっとファンも感じていたことだから。本気で勝ちたいという意欲を今年はあんまり感じなかったから。そして俺個人は昨年岡田監督が辞める必要を感じてなかったから。
選手がお立ち台で「応援よろしくお願いします。」と必ずといっていいほど言う。それを首脳陣も思っているか?フロントも思っているか?言うなら勝つ意欲を見せろ。グランドで戦っている選手だけじゃなくて、選手以上の気迫を見せろ。観ているこっちはマジで勝つことに渇望しているのだ。