タテジマとファイブアローズに魅せられて

　よりによって内海と投げ合うこと４回くらい？いや、もうちょいあったか？？その全てに・・・・・“大阪ガスＶＳ東京ガス”のガス屋ＯＢ対決には全勝したじゃないか！！ちなみにウチの嫁の実家もガスは大阪ガスです。

　場所が水道橋の球場であっても甲子園であっても能見投手は頑張った。俺が見に行った８月の京セラドームの広島戦では序盤で大量失点をやらかし、完全に勝った気で行った俺に複雑な思いを・・・・・俺は能見投手に片思いなのかも知れんｗ・・・・・などということを考えてしまったのだが、とにかく能見投手は凄かったといいたいのだ。

　少し前までは勝ったことが珍しいくらいで、ヒーローインタビューでも「どうせ僕のことなんか忘れていたでしょうけど・・・」なんぞの自虐ネタで盛り上がった？かと思えば、好投して降板したらギリギリの試合になっちゃって、インタビューでは心底安心した様子で呂律が回っていないなんぞもあったな。そのたびに能見投手への期待は高まったものだ。

　口癖のようにいう「まだ１年しか活躍できていない。」言葉。これが実に良いものだと思う。１年だけの結果で浮かれて大成しなかった選手もいるし、そうでなくても連続して結果を出すことが難しい世界で戦っているのだ。

　期待されて入ってここまで苦労した。でも苦労しても結果が出ない人も大勢いる中でしっかりした数字を残した昨年の思い。今度はチームが優勝争いをする中で味わいたいだろう。

　そう思ったら浮かれてなんていられないよね。俺の中では２０１０年の開幕投手は能見投手で行ってほしい。そうすりゃもっと大きく成長するはず。浮かれずに結果を求めてプレーする選手には、それ相当のプレゼントと場所が与えられて然るべきものなのだ。