先発型
タイガースのライトは長打力を要求される選手が長年求められていたが、平野選手のような機動力あり、たまに長打もありという選手を使うことは決してチーム力を落とすことではなく、プラスに転化できる大きな要素だと思うのだ。
その平野選手を基点としてこうげきをしたタイガースが先制するのだが、能見投手がどうもピリッとしない。
これねぇ、能見投手の問題もあると思うんだけど、キャッチャーも攻めさせすぎに思うのだ。
能見投手が自分でも語っているのだが、三振を奪うタイプの選手ではないのだ。腕を出す位置を変えたりしたのは打者からみて打ち辛さを出すためで、それは詰まらせたり、差し込まれたりを打者に味あわせるためのものであると思うのだ。
現在のタイガース捕手陣は内角を攻めるのだが、これだってこの日の失点の中に「そりゃあれだけ内角ばかり要求したら打つだろうよ。相手だってプロなんだから。」という場面があったのだが、何度も書いているように“外を強く攻める”という選択肢だってあって良いのだ。
能見投手が残したランナーを渡辺投手が返してしまったが、実質的にはこの1点が重すぎた。ここはやっぱり難しくても抑えなきゃ勝てない。1アウト2塁で失点につなげられたら勝てる試合も落としてしまう。
ブラゼル選手が打てば勝つ。そんな状態になっているのだが、昨日はさすがに振りすぎた。そりゃ確かに強く振れば当たれば飛ぶし、相手に与える恐怖感も比ではない。世間ではあのバースさんのように扱う風潮もあるがとんでもない。バースさんが現役のころは、しっかりボールを選んでいた。そうじゃなけりゃ内野安打なんて望めない走力の選手が3割8分9厘も打てるわけがない。このボールを見ることと、バットを止めること。この2つのうち1つでも習得してくれれば全然違うのだが。
どっちかというと見所に欠けた試合であるが、筒井投手が落ち着いて抑えたことは好材料。
ウィリアムス投手がファームに行ったことにより、そのポジションに江草投手が入り、筒井投手が江草投手がいたポジションに納まった。そうなると筒井投手にも安心感というか、そういうものが生まれてくると思う。というのは、簡単にファームに落とされる不安は無くなってくるからだ。
もちろんこの居場所をつかんだのは筒井投手が今まで培ってきた敗戦時や大量リード時の投球である。自責点は少なくても失点はある。それは事実かもしれないが、重ねてきた投球が居場所をつかませたのだ。
平野選手と筒井投手。今季のチームにおいて居場所が不明確になりがちな選手たちだが出番を得たことで存在を示す。こういった苦労している選手が活躍するのは敗戦の中にあっても本当に嬉しいものである。
その平野選手を基点としてこうげきをしたタイガースが先制するのだが、能見投手がどうもピリッとしない。
これねぇ、能見投手の問題もあると思うんだけど、キャッチャーも攻めさせすぎに思うのだ。
能見投手が自分でも語っているのだが、三振を奪うタイプの選手ではないのだ。腕を出す位置を変えたりしたのは打者からみて打ち辛さを出すためで、それは詰まらせたり、差し込まれたりを打者に味あわせるためのものであると思うのだ。
現在のタイガース捕手陣は内角を攻めるのだが、これだってこの日の失点の中に「そりゃあれだけ内角ばかり要求したら打つだろうよ。相手だってプロなんだから。」という場面があったのだが、何度も書いているように“外を強く攻める”という選択肢だってあって良いのだ。
能見投手が残したランナーを渡辺投手が返してしまったが、実質的にはこの1点が重すぎた。ここはやっぱり難しくても抑えなきゃ勝てない。1アウト2塁で失点につなげられたら勝てる試合も落としてしまう。
ブラゼル選手が打てば勝つ。そんな状態になっているのだが、昨日はさすがに振りすぎた。そりゃ確かに強く振れば当たれば飛ぶし、相手に与える恐怖感も比ではない。世間ではあのバースさんのように扱う風潮もあるがとんでもない。バースさんが現役のころは、しっかりボールを選んでいた。そうじゃなけりゃ内野安打なんて望めない走力の選手が3割8分9厘も打てるわけがない。このボールを見ることと、バットを止めること。この2つのうち1つでも習得してくれれば全然違うのだが。
どっちかというと見所に欠けた試合であるが、筒井投手が落ち着いて抑えたことは好材料。
ウィリアムス投手がファームに行ったことにより、そのポジションに江草投手が入り、筒井投手が江草投手がいたポジションに納まった。そうなると筒井投手にも安心感というか、そういうものが生まれてくると思う。というのは、簡単にファームに落とされる不安は無くなってくるからだ。
もちろんこの居場所をつかんだのは筒井投手が今まで培ってきた敗戦時や大量リード時の投球である。自責点は少なくても失点はある。それは事実かもしれないが、重ねてきた投球が居場所をつかませたのだ。
平野選手と筒井投手。今季のチームにおいて居場所が不明確になりがちな選手たちだが出番を得たことで存在を示す。こういった苦労している選手が活躍するのは敗戦の中にあっても本当に嬉しいものである。