復活の狼煙
別に復活という存在ではないのだが、やはり赤星選手の握力“復活”は素直に嬉しいと思う。
首の負傷の影響で左手の握力が落ちてしまって15kgとか言われていた。これ、本当に大変だったと思う。
赤星選手は左打ちの打者なので、左手は押し込む役割をする。投球に負けないで押していく部位が左手ってことになる。
首の負傷の影響で左手の握力が落ちてしまって15kgとか言われていた。これ、本当に大変だったと思う。
赤星選手は左打ちの打者なので、左手は押し込む役割をする。投球に負けないで押していく部位が左手ってことになる。
俺も試しに箒を持ってスイングしたのだが、素直な感想は「こりゃ大変だ。」というもの。俺は右打ちなので右手がそういう役割をするのであるが、実際には片手で打っているようなものである。押し込むほうの手は添えている程度といってもいいかもしれない。そんななかで1年間野球をして3割以上の数字を残したのだ。本当に凄い。
赤星選手にホームランというものを期待している方は少ないと思う。ただ、各球団が“赤星シフト”というように、極端にレフト側を狭くした守備隊形を見るたびに、何とか引っ張ることが出来れば長打になるんだけど。と思ったことは1回や2回ではない。
今までの赤星選手の長打というと、転がったところが良かったとか、相手が守備で少しやらかしている間とかであって、野手の間を抜いて行くという当たりは結構少なかった。それが握力が戻ることで違ってくるのだ。
もちろん今までの赤星選手の出塁方法の凄さは認識している。でもそれは本人の意図する打撃ではなくて、苦しい中で見つけた唯一の方法。それが選択肢が広がるということだけでも相当に嬉しいことなのだ。
今までに何度も書いたが、首の怪我は本当に怖い。ボールを捕る、ボールを打つ、投げる。体の中心にある場所だから全ての動作に関わってくる。グランドに経つこと自体が凄いことなのだ。それを克服する努力を怠らず、そして戻すことがどれほど凄いことか。
引っ張る打球が飛ぶ。それが繰り返されれば相手の守備陣形も変わる。そうなったときに赤星選手の凄みは更に増すのだ。その根拠となる数字こそが握力であり、その数値の復活が即ち狼煙であるのだ。
赤星選手にホームランというものを期待している方は少ないと思う。ただ、各球団が“赤星シフト”というように、極端にレフト側を狭くした守備隊形を見るたびに、何とか引っ張ることが出来れば長打になるんだけど。と思ったことは1回や2回ではない。
今までの赤星選手の長打というと、転がったところが良かったとか、相手が守備で少しやらかしている間とかであって、野手の間を抜いて行くという当たりは結構少なかった。それが握力が戻ることで違ってくるのだ。
もちろん今までの赤星選手の出塁方法の凄さは認識している。でもそれは本人の意図する打撃ではなくて、苦しい中で見つけた唯一の方法。それが選択肢が広がるということだけでも相当に嬉しいことなのだ。
今までに何度も書いたが、首の怪我は本当に怖い。ボールを捕る、ボールを打つ、投げる。体の中心にある場所だから全ての動作に関わってくる。グランドに経つこと自体が凄いことなのだ。それを克服する努力を怠らず、そして戻すことがどれほど凄いことか。
引っ張る打球が飛ぶ。それが繰り返されれば相手の守備陣形も変わる。そうなったときに赤星選手の凄みは更に増すのだ。その根拠となる数字こそが握力であり、その数値の復活が即ち狼煙であるのだ。