タテジマとファイブアローズに魅せられて

　中でも非常に強く印象に残ったのは、若手に対して「確信できる」内容を求めていること。

　どうしてもこの時期は皮算用が過ぎてしまって実力以上の報道を真に受けて「来年はこいつがやってくれる。」と思いがち。でも実際にそんなに上手くいかないことは多くの人が知っている。

　投手だけじゃなくて、野手だって広大選手と林選手が秋季キャンプで報道されているように来年活躍するとは自信を持って言うことは俺は出来ない。

　信じているし（信じたい？）、そうなってほしいと思うのはもちろんだが、では計算に入れていいかと言えば言いきれないのは事実だと思う。怪我をしなければ今年よりはマシという程度に思っておいてちょうどいいと思う。

　投手は２年連続で新人王を争う好投手が出てきている。では来年も・・・・・というのは実に難しい。今年も昨年も年度途中から活躍してくれていたのだが、それで良しと思える程度にしといた方がイイ。

　ってことで、確信できる内容。これって何だろう？期待値を含めて根拠を見つけて。そりゃ難しいよ。でも探さなけりゃならない。

　今まで探して無かったの？とか色々と思うことはある。でも人気があるから戦力充実の努力をしないとか、内部のお家騒動がどうのこうのとか、色々言われていたタイガースがそう簡単にここ数年で変わるはずが無いと思っている。でもここ数年はとりあえずお金を出そうとしていることは事実。だから少し変わった。だから次はチーム内のフロントを変えていこうと。意識だけでも変えていこうと。顔ぶれが変わらなくともできることから。

　やっぱりオーナーは阪神ファンの方がイイね。今のオーナーがファンかどうかは興味無いけど、結果は別にしてもチームを強くしようとしてくれるから。