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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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鬼気からの隙
 こっちは岩田投手が素晴らしすぎる出来。そしてあっちはルイス投手が素晴らしすぎる。この両投手の素晴らしさが際立ってしまい、試合を決めるためにはこれら投手の降板後の投手の出来次第となってしまった。

 先制は広島。岩田投手がピーゴロを取り損ねてランナーを出す。こういった緊迫した試合ではワンプレーが非常に大きくモノをいう。このプレーで試合は動き始めた。そしてこのランナーが帰って広島は先制する。

 先制直後の失点ほど辛いものはない。それが今日の広島だった。

 ブラウワー投手云々ではなく、とにかくルイス投手が良すぎた。今日はルイス投手の後ろに投げる投手は(打者1人分だけシュルツ投手を挟んでいたとはいえ)どの投手が投げても辛かっただろう。その落差をタイガースが突く。しかも初球でだ。

 初球打ちは非常にリスクが大きい。打者が7割は失敗するのが当たり前の野球において、1球でアウトを1つ相手に与える可能性が高いのだが、今日の林選手はこの打席で一気に試合を持ってきてしまった。

 それ以降は連続する1,3塁地獄。この連鎖で使い点を加える。

 勝つときは大差で、負けるときは僅差で。これは弱いチームの試合の仕方である。その中で今日ひっくり返されたらまさしくその典型となるところだった。

 この逆転したイニング。言うまでも無く更に得点が出来たはず。でもこれが現在の精一杯かもしれない。その精一杯で勝ちに行った継投がアッチソン投手だった。

 アッチソン投手も岩田投手に負けず劣らず素晴らしい投球だった。元々はメジャーでも中継ぎ経験が豊富な選手だ。その選手が水を得た魚のようにコントロールも球威も充分な自信たっぷりの投げっぷりで押さえ込んでいった。

 ここで打線は再び無得点となる。そしてそのまま最終回を迎える。

 ウィリアムス投手が捕まった。この原因は2つあると思った。1つ目はマウンドが合わない。

 何年も日本で投げてきて、広島市民でも何度も投げている。それにマウンドが合わないなんて言い訳にもならないのだろうが、マウンドが柔らかすぎたのではないかということだ。

 ウィリアムス投手は非常にマウンドを気にする投手である。そして固めのマウンドを好むらしい。それが今日はそれまでの投手の踏み込み後などで合わなかったのではないかということ。

 2つ目は単なる配球じゃないか?それに合わなかったということだろう。

 最後の最後にヒヤッとさせられて、広島にしてみれば明日につながる敗戦だったかもしれない。でもこっちにしてみれば勝ちは勝ち。むしろ簡単に勝てないことで連勝してもこれが当たり前ではないことを知ったと思う。

 勝つこと。連勝すること。それは決して当たり前の結果ではない。でも勝つことと連勝することはタイガース本来の姿である。少しずつでも本来の姿を取り戻しかけている試合が出来た。それは相手が最多勝争いを繰り広げている好投手であったのにも関わらず、鬼気迫る投球で一歩も引かなかった岩田投手と、それを途切れさせなかったアッチソン投手の鬼気があったからこそであり、相手の鬼気が少し途切れた瞬間を逃さなかった林選手のひと振りだったのだ・・・・・3塁まで行けたと思うけど。
| タテジマに想いを | 21:39 | comments(0) | trackbacks(1) |









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鯉を食ってスタミナつけよう!
 8月20日、阪神vs.広島戦。  昨日、大勝で連敗を脱出したタイガース。ああいう試合の後は負けてしまう パターンが多いので心配していたのだが、今日もやってくれた。  先発は阪神・岩田、広島・ルイス。双方ともに好投、スコアボードにゼロが 並ぶが、六回途中で
| 虎のおしゃべり堂 | 2008/08/20 10:17 PM |