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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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「HAMACHAN」と最後に呼ぶ日
 濱中選手の眼にタイガースはどう映ったのだろうか。

 少し感傷的になるが、日曜日の試合で敵として濱中選手を見たときに、決別っていうと大げさだけど濱中選手にお別れを言うことが出来たような気がする。

 実に不思議な感覚だった。今まで濱中選手のホームランで大喜びした試合もあったし、怪我からの復活に感動したときもあった。でも対戦相手チームの選手として濱中選手を見たときに湧いてきた感情は敵として他の選手と同じ感覚だった。それは今日の試合だってそうだった。

 もちろん濱中選手に恨みなんてあるわけが無い。むしろオリックスに行っても頑張ってもらいたいと思っている。でもタイガースと戦う時は別だった。

 ランナーがいたら守備と肩を考えたら濱中選手のところを狙ってほしかった。5番打者の濱中選手は抑えたかった。試合はタイガースが勝って濱中選手は個人的に活躍する。そんなこと願いもしなかった。タイガースが勝って、濱中選手だけじゃなくてオリックス打線を抑え込む。それしか俺は考えてなかった。

 冷酷かもしれないが、タイガースからトレードという形であっても移籍していって眼の前の敵として戦っている選手を応援することは出来なかった。

 今日の得点シーン。濱中選手はタイガースの得点(オリックスの失点)につながる大きなプレーをしてしまった。得点面ではあのイニングの得点だけでタイガースは試合をモノにした。

 濱中選手とトレードで移籍してきた野手は平野選手だ。彼はタイガースに様々な変化をもたらした。それは戦術面を含めてである。

 もちろん新井選手によってもたらされた変化もある。濱中選手がいないタイガースは開幕してから今日で貯金を21とした。去年まで濱中選手が座っていた1塁側ベンチに座るタイガースは顔ぶれは少ししか違わなくても全く別のチームになっていた。そこで冒頭の言葉だ。濱中選手の眼にタイガースはどう映ったのだろうか。昨年とは全然違う強さを持つチームが実態以上に大きく見えたのではないだろうか。昨年まで頼もしく見ていたJFKが恐ろしいまでに巨大に見えたのではないだろうか。そして自らのエラーによりチャンスを拡大したタイガースに注がれる阪神甲子園球場の大音量が恐ろしく感じたのではないだろうか。

 なにもかもが昨年までは自分の味方だった。でも今は違う。その違いに戸惑っていたのは濱中選手ではなかったのではないだろうか。エラー直後にテレビ画面に映った濱中選手の表情からはそんな感じを受けた。

 濱ちゃん、今年からタイガースは敵なんだよ。もう味方じゃないんだ。濱ちゃんが対戦相手としてプレーしている時は全力で濱ちゃんを抑えにかかるんだよ。濱ちゃんのいるチームに負けるものかって気持ちで戦うんだよ。そしてタイガースファンはタイガースが勝つために応援するんだよ。今でもみんな濱ちゃんのことは好きだと思うよ。でもタイガースと戦う時はタイガースを応援するんだよ。だから濱ちゃん、昨日と今日の2試合で濱ちゃんは倒すべき選手になったんだよ。だから俺は今日で「濱ちゃん」と呼ぶのをやめるよ。だってもう濱ちゃんは対戦相手なんだからね。

 4連勝で終わった甲子園4連戦。これ以上無い結果で次の関東遠征へ向かう。昨年までのチームメイトとの別れは済ませた。彼を出したことが間違いでなかったことを証明するために、明日からも今日までと変わることなくタイガースは前進を続けるのだ。
| タテジマに想いを | 22:45 | comments(0) | trackbacks(1) |









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五連勝!楽しや交流戦
 6月9日、阪神vs.オリックス戦。  前回の楽天戦では散々だった下柳だが、今日は落ち着いて、「らしい」 ピッチングを見せてくれた。  すると打線が二回り目に入ってきた四回、タイガース打線が火を噴いた。 先頭の関本が遊ゴロエラーで出塁すると、新井がツーベ
| 虎のおしゃべり堂 | 2008/06/09 11:30 PM |