気持ちでつないだ野球
上園投手は気持ちを出す選手である。ファームでは調子が上がらずにいて、それでも1軍に呼ばれた。それは岡田監督のコメントを借りれば「キャッチャー次第で。」ということになる。
そして今日の試合はその言葉を証明するかのような試合になった。
そして今日の試合はその言葉を証明するかのような試合になった。
先発マスクは2試合続けて野口さん。昨年は上園投手を、今年は岩田投手をのせて好投させている捕手だ。野口さんのリードの特徴は大きなゼスチャーを加えながら投手を鼓舞して行くもの。これが今年の上園投手にもピタリとはまった。
6回を1失点で抑える投球。1失点はお立ち台で赤星選手がしきりに謝っていたが、ある意味で仕方ない気がするし、それ以上にパ・リーグ首位を行く猛打のライオンズ打線にホームランを許さずに1失点で抑えたことはとても大きな出来事として今日の勝利の条件を作った。思い切った昇格と登板機会を与えた首脳陣の英断だろう。
気持ちでといえば、この日はこのところ不調と言われていた選手がキッチリと仕事をした。
7回に鳥谷選手が出塁。野口さんが手堅く送る。ここで関本選手が内野フライ。昨年から関本選手に打席での粘りというか、つなぎというか、結果的にそれが出来なくなっていることが心配ではある。
2アウト2塁。追いつくならここで追いついておきたいところだ。代打で打席に入った葛城選手がタイムリー。久々に結果を出すことができたヒットであるが、鳥谷選手の走塁も良かった。そしてここから先は走塁の良さで得点を重ねて行く。
続く赤星選手の“上園くんゴメンネ”ヒットで逆転。もちろん赤星選手はしっかり2塁を奪っている。平野選手もしっかり出て新井選手の体を残した腕1本のタイムリーで追加点。もちろん平野選手は3塁へ。その前に、前進守備のレフトの前に転がりながらも打球の勢いが無かった分だけ赤星選手が脚を活かしてホームイン。もう投げる以前に諦めていたね。
アニキの駄目押しのあとはライオンズバッテリーによるダメ押しもあり4点リードへ変わっていた。そういやぁ昨年かな?讀賣戦では門倉選手が桧山さんのときにタイムリー決勝暴投をやってくれて、そのあとに桧山さんは三振したんだったかな?ということを今日のパスボール後の三振を見て思い出した。
不調といわれていた久保田投手が試合を持ってきた。先発上園投手も久しぶりの1軍で気持ちのこもった投球を見せた。葛城選手も起用に応えようと気持ちを見せた。赤星選手は守備の借りを返そうと気持ちそのものをボールにぶつけた。プロというレベルの高い世界では僅差の技術などで試合を決めたりすることが多いと思う。精神論ばかりでは勝負できないだろうけど、集中力、モチベーション、モラールというものが能力を大きく発揮させるものであることは事実だと思う。
何とかしたい。こんなもんじゃないはず。その気持ちで戦った選手が結果を出して本当に良かったと思う。
交流戦は2連戦の連続である。交流戦は不慣れな戦いの連続であるので、タイガースは試合の中で“先行逃げ切り型”であるのだが、慣れない相手には“スロースターター”になることが多いと考えているので、勝敗は5分で構わないくらいに思っている。
その中で五分どころか連勝を望める先勝が出来たことは大きなことであり、それもパ・リーグの首位である埼玉西武ライオンズに勝てたことは大きなこととして受け止めている。
明日は珍しい月曜日の試合。デーゲームの後のナイトゲームで時間はある。そして本拠地である。この日程的にはタイガースに地の利があると見たがどうだろうか?
明日も慎重に集中して戦って、目先の1勝に集中しよう。少し遠くに見える目標の実現を目指して。
6回を1失点で抑える投球。1失点はお立ち台で赤星選手がしきりに謝っていたが、ある意味で仕方ない気がするし、それ以上にパ・リーグ首位を行く猛打のライオンズ打線にホームランを許さずに1失点で抑えたことはとても大きな出来事として今日の勝利の条件を作った。思い切った昇格と登板機会を与えた首脳陣の英断だろう。
気持ちでといえば、この日はこのところ不調と言われていた選手がキッチリと仕事をした。
7回に鳥谷選手が出塁。野口さんが手堅く送る。ここで関本選手が内野フライ。昨年から関本選手に打席での粘りというか、つなぎというか、結果的にそれが出来なくなっていることが心配ではある。
2アウト2塁。追いつくならここで追いついておきたいところだ。代打で打席に入った葛城選手がタイムリー。久々に結果を出すことができたヒットであるが、鳥谷選手の走塁も良かった。そしてここから先は走塁の良さで得点を重ねて行く。
続く赤星選手の“上園くんゴメンネ”ヒットで逆転。もちろん赤星選手はしっかり2塁を奪っている。平野選手もしっかり出て新井選手の体を残した腕1本のタイムリーで追加点。もちろん平野選手は3塁へ。その前に、前進守備のレフトの前に転がりながらも打球の勢いが無かった分だけ赤星選手が脚を活かしてホームイン。もう投げる以前に諦めていたね。
アニキの駄目押しのあとはライオンズバッテリーによるダメ押しもあり4点リードへ変わっていた。そういやぁ昨年かな?讀賣戦では門倉選手が桧山さんのときにタイムリー決勝暴投をやってくれて、そのあとに桧山さんは三振したんだったかな?ということを今日のパスボール後の三振を見て思い出した。
不調といわれていた久保田投手が試合を持ってきた。先発上園投手も久しぶりの1軍で気持ちのこもった投球を見せた。葛城選手も起用に応えようと気持ちを見せた。赤星選手は守備の借りを返そうと気持ちそのものをボールにぶつけた。プロというレベルの高い世界では僅差の技術などで試合を決めたりすることが多いと思う。精神論ばかりでは勝負できないだろうけど、集中力、モチベーション、モラールというものが能力を大きく発揮させるものであることは事実だと思う。
何とかしたい。こんなもんじゃないはず。その気持ちで戦った選手が結果を出して本当に良かったと思う。
交流戦は2連戦の連続である。交流戦は不慣れな戦いの連続であるので、タイガースは試合の中で“先行逃げ切り型”であるのだが、慣れない相手には“スロースターター”になることが多いと考えているので、勝敗は5分で構わないくらいに思っている。
その中で五分どころか連勝を望める先勝が出来たことは大きなことであり、それもパ・リーグの首位である埼玉西武ライオンズに勝てたことは大きなこととして受け止めている。
明日は珍しい月曜日の試合。デーゲームの後のナイトゲームで時間はある。そして本拠地である。この日程的にはタイガースに地の利があると見たがどうだろうか?
明日も慎重に集中して戦って、目先の1勝に集中しよう。少し遠くに見える目標の実現を目指して。