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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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ニカッッッッッッ
 それが本当に円満だったのかは知る由もないが、シーツ先生の退団は変な確執も感じさせない爽やかなものだったと言い切りたい。

 退団に向けてのコメントは公式HPなどで発表されているのでご参照いただければ良いのだが、近年稀に見るクリーンな退団だと思う。

 それはタイガースもこういった形で選手を送り出せる球団になってきたということで、ファンとしても嬉しく感じる。

 外国人の退団にはいくつかのパターンがある。それは外国人に限らないのだが1つめは球団からの契約解除。これは成績が伴わない場合などが当てはまる。2つ目は海外メジャーへの移籍。これは古くはフィルダーがそうだった。3つ目は国内他球団への移籍。これは来る方では今回のシーツ先生(鯉→虎)やアリアス選手(オリ→虎)、出て行く方ではオマリー(虎→燕)やあいつ・・・誰だっけ・・・・・あ!思い出した!メイ(虎→読)だ!!

 今回のシーツ先生は球団からの契約解除なのだが、これが引退へという形になることが濃厚ということで、ファンであるこっちもそういう目で見ている点もあって、それがなおさら爽やかさと寂しさを同じくらい感じさせている。

 シーツ先生に贈る言葉とすれば、これはもう“ありがとう”でいいんじゃないかと思う。

 メジャーでファーストを何回やったことがあったかわからないが、岡田監督の「左打者に強打者が多い。だから1塁線へも強い当たりが飛ぶ。ってことで、1塁手の守備力は凄く重要。」ときっと大阪弁で語ったんだろうけど、それに従い、実際に左打者が放った強い打球に反応し、右へ左へ上へ飛びついての好守備を連発してチームを救った。口下手で何かと誤解を受けやすい監督であるが、この起用は大英断だと思う。

 打撃でも広い甲子園に合わせて広角に打つ打撃で2005年の優勝に大きく貢献してくれた。

 今年は打撃も不調、守備でもエラーが目立ったが、内野の複数のポジションをこなしてシーツ先生の貴重さを再認識した。

 打てないのは悔しくもどかしいのだが、逆にシーツ先生でなければこなせなかったこともたくさんあった。関本選手が好調だったらシーツ先生の不調を埋めることもできたのだろうが、関本選手の競争相手も軒並み不調だったしね。

 今でもシーツ先生を思い出すと色々な場面が浮かんでくる。

 ヒーローインタビューのお立ち台で、少し体を傾けて通訳の話を笑顔で聞くシーツ先生。

 通訳が通訳し終わらないうちに話し始めるシーツ先生。

 春のキャンプで奥さんがいないときだけ顔を鬚だらけにするシーツ先生。

 スタンドが「エスティー」コールをしているのにジャンが気付かないときにマウンドまで教えに行くシーツ先生。

 2アウトでフルカウントの時は必ずマウンドに「ランナー、ジドウデ、スタートシマ〜ス」と一声かけるシーツ先生。

 打点を挙げてスタンドの「アンディー」コールに応えるときは、いつもグラブを2回パクパクさせていたシーツ先生。

 きっと他にも日本語を知っているのにお立ち台で日本語を要求されると必ず「ガンバリマス!」と言っていたシーツ先生。


 三振した後に何かを叫びながらバットとヘルメットを思い切り放り投げるシーツ先生。

 挙げきれないほどの印象に残る姿をシーツ先生は残してくれた。そういえば2003年の9月15日、タイガースが優勝する日のデーゲームで、先発だった伊良部投手からホームランを打ったのは当時カープにいたシーツ先生だったね。

 敵にしていた時はしぶとい打撃と守備で怖かった。でも味方にしたら心強かった。しなやかだけど強靭な名選手で、守備でもたくさん助けてくれた “”っ人だった。

 今後は球団に外国人アドバイザーとして残る話もあるようだ。バース選手はその存在感で今でもタイガースに思い出を残している。オマリーさんはユニークな存在感で今でもCMでその姿を時折見せてくれる。どんな形にせよシーツ先生も時々は姿を見せてほしいと心から願う。

 シーツ先生、チームに勝利をくれてありがとう。ファンにたくさんの笑顔をくれてありがとう。そしてタイガースでプレーしてくれてありがとう。

 パーパパパーパー ア〜ンディ! パーパパパーパー ア〜ンディ!! 

 Thank you Andy!

 Have a good life!
| T−コラム | 20:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
そう!まさに『ニカッ』って歯を見せてくれるあの笑顔
今年特に終盤はちょっと精彩を欠いたプレーもありましたが
それでも堅実な守備でいくつ助けてもらったことでしょう!
物腰の柔らかさと、内に秘めた(時に外に溢れる)闘志
勝負にこだわるあの姿勢には、助っ人と言うより
完全なチームの主砲の感すら漂ってました。
「おーきな声で、ア・ン・デ・ィ!!」
もう歌えないと思うとちょと寂しい気もしますが
あの笑顔を常に絶やさず
これからの彼の人生も実り多きものになって欲しいです。
そして、時々メディアで見れたらなお嬉しいです。
虎を愛してくれてありがとう、って言ってあげたいですね。
| とらうびこ | 2007/11/14 8:12 AM |

とらうびこさん
 シーツ先生、そういえば退場にもなってましたね。
 あの守備は「シーツが取れなきゃ仕方ない。」って思えるほど見事な守備でした。
 そういえば「おーきな声で!」って言っている人は、その後の「ア〜ンディ!」よりも、「おーきな声で!」って言う声のほうが大きな声って人が多かったですね。あんたも大きな声で「アンディー!」って言おうや!って思ってました。
 タイガースの外国人選手は優良外国人は尊敬され、ハズレ外国人はネタにされるという運命があるのですが、シーツ先生は間違いなく優良外国人として記憶されるでしょう。同じ年にネタ系外国人のジャンがいたことを忘れさせるくらいに(毒)
 で、明日なんですけど、とらうびこさんのブログのタイトルで記事を書かせてください。ちょっと個人的な内容でお借りしたいかな?って。
| たけ | 2007/11/14 10:48 PM |










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