闘志たぎらせ
緊急でも見切り発車でも。今岡選手が帰ってきた。帰ってきて初戦が川上というレベルの高い投手であったが、打ち取られた2回の打席はしっかりと捕らえていたようにも見えたし、7回の2ベースも強めの当たりでサードを抜いた。
どれだけ不調であっても何かをやりそうな存在は貴重。その存在をかける気持ちは、日焼けした表情にあって異様に目立つギラついた眼から何かを伝えているようであった。
この時期になって帰ってきた・・・・・と言って良いのかどうかも分からない。だが居るべきはずの場所にいなかった男が帰ってきた。元々雄弁ではないし、プレーからも雄弁さは感じられないタイプ。だがなにかを伝えようとしているように俺には見えた。
サードゴロの処理の際に、変に脚を突いてしまって右ひざを庇っていた。治療にベンチに戻って行った。このまま帰ってこなければファームに行く前と同じ。そう思っていたし、そうなるんじゃないかな?でもそうならないで欲しいな。そう思っていた。
どれだけ不調であっても何かをやりそうな存在は貴重。その存在をかける気持ちは、日焼けした表情にあって異様に目立つギラついた眼から何かを伝えているようであった。
この時期になって帰ってきた・・・・・と言って良いのかどうかも分からない。だが居るべきはずの場所にいなかった男が帰ってきた。元々雄弁ではないし、プレーからも雄弁さは感じられないタイプ。だがなにかを伝えようとしているように俺には見えた。
サードゴロの処理の際に、変に脚を突いてしまって右ひざを庇っていた。治療にベンチに戻って行った。このまま帰ってこなければファームに行く前と同じ。そう思っていたし、そうなるんじゃないかな?でもそうならないで欲しいな。そう思っていた。
数分が流れた。今岡選手は帰ってきた。このままベンチに下がるということは居場所を無くすということ。アニキは膝が悪くって、その影響で他にも傷みを抱える。赤星選手は首も背中も、そしてきっと他にも悪そうなところがある。なのに自分はこのまま下がれるのだろうか?全くの想像だが、少しだけそう語っているかのような感じがした。
7回の2ベース。セカンドベースに着くかどうかのところで、勝負どころで打ったときに必ず見せていた両手をポーンと叩いて拳を握る姿を見せた。随分久しぶりだった分、これが凄く良かった。
やはり帰ってきて最初に出たヒット。その喜びと安堵感。それだけではなく「さぁ、これから行こう!!」の眼力(めぢから)が良かった。
林選手と共に帰ってきたのは2人だけ。でも今日はそのうちの1人が存在を少しだけ見せた。岡田監督は試合前に言った。「起爆剤?それしか無いやろ!あの2人がおって開幕スタートしたし。」
残り試合は少ない。でも今シーズン最後の“開幕”である。思えば今年の開幕戦は相手のエースに負けた(VS広島戦:黒田投手)。今日も相手のエースに負けた。でもあの時はその後に3連勝している。だから明日、覚悟も新たにやり直そう。
止まない雨は無いとか、明けない夜はないとか、こういうときのことを表す言葉はあるんだろうけど、今日のタイガース打線には何故か不思議な安心感というか安定感を感じ、今まで散々感じていた不安感というか危うい感じを持つことは無かった。それはたった2人の選手の登録がきっかけだった。
さぁ、明日は勝とう!!明日と明後日は俺も甲子園。大改装前の阪神甲子園球場の姿を眼に焼き付けるために“参戦”する。今年は不思議と勝率が良い(18勝7敗)。なんか勝つ気がする。まったく根拠なんて無いけど勝って六甲颪を歌える気がする。勝っても負けても試合はあり、勝っても負けても・・・・・それがどんなに苦労した勝ちでも、どんなに情けない負けでも阪神タイガースが好き。
今年の終盤は連勝に沸き、優勝を現実に感じ、でも大きく成績を下げた。こんな年は久しぶりだ。でもきっと“タイガース検定”じゃないけど、ファンとして“Tigers Love”の検定を受検していたんだと思う。
自分の信じた阪神タイガースが苦しんでいる。自分が愛した阪神タイガースが苦しんでいる。そして自分に数え切れないくらい沢山の宝物をくれた阪神タイガースが今、苦しんでいる。だから声をかけたい。励ましたい。自分に出来る何かをさせてもらいたい。俺に出来るその最初の1つ目が“応援”。こうして記事を書かせてもらって、球場に行ける限り行かせてもらって応援する。それが“10番目の野手”としての俺の気持ちだ。“観戦”ではなく“参戦”であるならば、それが俺なりの“参戦”。
勝てる!きっと勝てる!勝とうぜ!阪神タイガース!!もうすぐ姿を変えてしまう阪神甲子園球場に勝利の花束を贈ろう!!
7回の2ベース。セカンドベースに着くかどうかのところで、勝負どころで打ったときに必ず見せていた両手をポーンと叩いて拳を握る姿を見せた。随分久しぶりだった分、これが凄く良かった。
やはり帰ってきて最初に出たヒット。その喜びと安堵感。それだけではなく「さぁ、これから行こう!!」の眼力(めぢから)が良かった。
林選手と共に帰ってきたのは2人だけ。でも今日はそのうちの1人が存在を少しだけ見せた。岡田監督は試合前に言った。「起爆剤?それしか無いやろ!あの2人がおって開幕スタートしたし。」
残り試合は少ない。でも今シーズン最後の“開幕”である。思えば今年の開幕戦は相手のエースに負けた(VS広島戦:黒田投手)。今日も相手のエースに負けた。でもあの時はその後に3連勝している。だから明日、覚悟も新たにやり直そう。
止まない雨は無いとか、明けない夜はないとか、こういうときのことを表す言葉はあるんだろうけど、今日のタイガース打線には何故か不思議な安心感というか安定感を感じ、今まで散々感じていた不安感というか危うい感じを持つことは無かった。それはたった2人の選手の登録がきっかけだった。
さぁ、明日は勝とう!!明日と明後日は俺も甲子園。大改装前の阪神甲子園球場の姿を眼に焼き付けるために“参戦”する。今年は不思議と勝率が良い(18勝7敗)。なんか勝つ気がする。まったく根拠なんて無いけど勝って六甲颪を歌える気がする。勝っても負けても試合はあり、勝っても負けても・・・・・それがどんなに苦労した勝ちでも、どんなに情けない負けでも阪神タイガースが好き。
今年の終盤は連勝に沸き、優勝を現実に感じ、でも大きく成績を下げた。こんな年は久しぶりだ。でもきっと“タイガース検定”じゃないけど、ファンとして“Tigers Love”の検定を受検していたんだと思う。
自分の信じた阪神タイガースが苦しんでいる。自分が愛した阪神タイガースが苦しんでいる。そして自分に数え切れないくらい沢山の宝物をくれた阪神タイガースが今、苦しんでいる。だから声をかけたい。励ましたい。自分に出来る何かをさせてもらいたい。俺に出来るその最初の1つ目が“応援”。こうして記事を書かせてもらって、球場に行ける限り行かせてもらって応援する。それが“10番目の野手”としての俺の気持ちだ。“観戦”ではなく“参戦”であるならば、それが俺なりの“参戦”。
勝てる!きっと勝てる!勝とうぜ!阪神タイガース!!もうすぐ姿を変えてしまう阪神甲子園球場に勝利の花束を贈ろう!!