頂は近くに見えているか?
やはりミスは大きいものだった。
藤本選手でなければ取れなかった当たりであったが、厳しい体勢からのスローイングは林選手の止められるものではなかった。
どちらが良いとか悪いとかではないが、ここから向上して行く事が重要。昨日の試合の解説では林選手の上達の早さを絶賛していた。俺も林選手の成長力と適応力には舌を巻いているので、このエラー?は林選手の細胞にインプットされて同じ失敗は繰り返さないだろう。なんせシーズン途中からのファーストなのだから。
しかし学ぶというか、改めて心に刻んで欲しいのはエラーでも打撃でも1点を得ることもあれば失うこともあるということ。一球撃命は打撃だけじゃないんだろう。
打撃陣に好材料は少なかったのだが、投手陣に好材料があったではないか。
藤本選手でなければ取れなかった当たりであったが、厳しい体勢からのスローイングは林選手の止められるものではなかった。
どちらが良いとか悪いとかではないが、ここから向上して行く事が重要。昨日の試合の解説では林選手の上達の早さを絶賛していた。俺も林選手の成長力と適応力には舌を巻いているので、このエラー?は林選手の細胞にインプットされて同じ失敗は繰り返さないだろう。なんせシーズン途中からのファーストなのだから。
しかし学ぶというか、改めて心に刻んで欲しいのはエラーでも打撃でも1点を得ることもあれば失うこともあるということ。一球撃命は打撃だけじゃないんだろう。
打撃陣に好材料は少なかったのだが、投手陣に好材料があったではないか。
このところの投手陣の整備状況は上昇中なのであるが、それに乗り遅れることなくジャン投手もしっかりと投げてくれた。先発陣を見ても今までよりも1イニングだけ長く投げてくれるようになっている。そして臆することなく投げている様子が伝わってくるのだ。
恐る恐るではなく堂々と。その違いだけでも相手に対する威圧感は違う。7回で83球という数字はいかに無駄なく投げていたかを証明するし、自責点1は上出来である。とかく年俸が高いので数字以上を求められてしまうが、ローテを外すことなく守っている投手は今年のタイガースにとって貴重である。その存在だけでも高い年俸を払った甲斐があると俺は思っている。だって最低限のことが出来なければ健康でもローテに座ることはできないのだから。
このところの連勝や好成績で、ここで一気にと思っている方も多いと思う。
俺は学生時代にやっていた登山に例えてこういう時を考えることにしている。
山を登っていると稜線に辿りつくまでは視界が開けなかったりする苦労に見舞われる。やがて稜線に出れば周りをある程度は見渡せる。そしてその稜線を歩き、登り続けるうちにピークにたどり着く。ここが頂上かと思うと実は頂上はまだまだ先にあり、また次のピークを目指す。
今のタイガースは前半の苦しい尾根を登りきりやっと稜線にたどり着いた。視界には目指すべき頂が見えては隠れを繰り返す。しかし方向はしっかり頂を見据えている。中日、讀賣と続く稜線を登り、やっと1つのピークに到達した。先週末は横浜3連戦を勝ち越して1つのピークをまた越えた。そして昨日からまた次の1つを越えようとしている。
勝負といえばそれまでだが、それは自分との戦いでもある。もうここでいいやと持ってしまえばそれで終わる。でもそれでは満足できない。だから登り続けるのだ。風雨にさらされながらも登り続けるのだ。それはきっとペナントレースという簡単に手に入れたり、足を踏み入れることができない頂にだって共通するものだろう。
勝負である。「勝」と「負」があるから「勝負」である。勝ちっぱなしはあり得ない。でも負けっぱなしもあり得ない。勝ったり負けたりを繰り返すのだが、だからこそ「勝」をできるだけ多く、「負」をできるだけ少なくしていこう。
明日は下さんと予想されている。8月に入り少し調子を落としているがここでもう1度持ってくるのがベテランだろう。中日はエースの出番か?簡単にクリアできない相手が仕掛ける試練を跳ね返してしまおう。
目指すべき頂は分かっている。たった1つのチームしか立つことができない頂に立つ資格。阪神タイガースはその資格を手に入れる権利は充分に持っている。
恐る恐るではなく堂々と。その違いだけでも相手に対する威圧感は違う。7回で83球という数字はいかに無駄なく投げていたかを証明するし、自責点1は上出来である。とかく年俸が高いので数字以上を求められてしまうが、ローテを外すことなく守っている投手は今年のタイガースにとって貴重である。その存在だけでも高い年俸を払った甲斐があると俺は思っている。だって最低限のことが出来なければ健康でもローテに座ることはできないのだから。
このところの連勝や好成績で、ここで一気にと思っている方も多いと思う。
俺は学生時代にやっていた登山に例えてこういう時を考えることにしている。
山を登っていると稜線に辿りつくまでは視界が開けなかったりする苦労に見舞われる。やがて稜線に出れば周りをある程度は見渡せる。そしてその稜線を歩き、登り続けるうちにピークにたどり着く。ここが頂上かと思うと実は頂上はまだまだ先にあり、また次のピークを目指す。
今のタイガースは前半の苦しい尾根を登りきりやっと稜線にたどり着いた。視界には目指すべき頂が見えては隠れを繰り返す。しかし方向はしっかり頂を見据えている。中日、讀賣と続く稜線を登り、やっと1つのピークに到達した。先週末は横浜3連戦を勝ち越して1つのピークをまた越えた。そして昨日からまた次の1つを越えようとしている。
勝負といえばそれまでだが、それは自分との戦いでもある。もうここでいいやと持ってしまえばそれで終わる。でもそれでは満足できない。だから登り続けるのだ。風雨にさらされながらも登り続けるのだ。それはきっとペナントレースという簡単に手に入れたり、足を踏み入れることができない頂にだって共通するものだろう。
勝負である。「勝」と「負」があるから「勝負」である。勝ちっぱなしはあり得ない。でも負けっぱなしもあり得ない。勝ったり負けたりを繰り返すのだが、だからこそ「勝」をできるだけ多く、「負」をできるだけ少なくしていこう。
明日は下さんと予想されている。8月に入り少し調子を落としているがここでもう1度持ってくるのがベテランだろう。中日はエースの出番か?簡単にクリアできない相手が仕掛ける試練を跳ね返してしまおう。
目指すべき頂は分かっている。たった1つのチームしか立つことができない頂に立つ資格。阪神タイガースはその資格を手に入れる権利は充分に持っている。