尻上がり
尻上がりといえばイニングが進んで行くにしたがって内容が良くなって行く投手のことを例える言葉であるが、上園投手は投げる試合ごとに内容が良くなってきている。
今日は立ち上がりも非常に良く、そして打者への初球が軒並みストライクという内容であった。
それはもうノーヒットだったら絶対に代えられない内容であったが、考えられるいくつかの理由で6回でその役目を終えた。
考えられるいくつかの理由といっても悪いものではなく、むしろ良い方向だ。
今日は立ち上がりも非常に良く、そして打者への初球が軒並みストライクという内容であった。
それはもうノーヒットだったら絶対に代えられない内容であったが、考えられるいくつかの理由で6回でその役目を終えた。
考えられるいくつかの理由といっても悪いものではなく、むしろ良い方向だ。
1つ目は上園投手のプロ初勝利を確実にするために必勝リレーに持ち込むため。それは点差に関わらずJFKの3人を投入したことでも分かる。
2つ目はチームとして盤石の態勢で3連勝を飾りたいこと。昨日の今岡選手のインタビューでもあったように「勝つこと」がチームとしての最重要課題。
ざっと考えてみただけでこの2つ。この2つをクリアするために交代があったと思うことにした。そりゃもう少し投げて欲しかったけどね。
それにしてもこの数試合の投手陣の内容は凄い!もう連続何イニングだ?無失点なのは!!少なくとも点を取られなきゃ負けないんだから強い内容だよ。
プロ入り初勝利の上園投手に“初”が付いたのだが、実は藤原選手もプロ入り初打点。この初打点がデッドボールというのは複雑な心境だろうから次は是非打って打点を上げたいよね。内角に逃げずに向かって行く姿勢があるからデッドボールであっても出塁につながる。悪くなんかない!むしろ素晴らしい姿勢と気迫だと思うよ。
ここまで何年もファームを中心に苦労して鍛えてきて、今年は平田監督から「通の活躍が嬉しい。」とまで言ってもらえるほど野球に真摯に取り組んできたんだから、その苦労が報われてくるのはこれからのはず。じっくりゆっくりでも確実に醸し出された実力なんだから遅咲きでも晩成型のようにやはり尻上がりの選手生命の選手として長く残って行ける選手であって欲しい。それは庄田選手もきっと同じだ。
攻守にわたる藤本選手のプレーはチームに勢いをつけていた。この活躍を見てしまうと常時出場を期待したくもなるのだが、どうも今年の藤本選手はフル出場よりもパートタイム出場のほうが実力を出せる感じ。もしかしたら敢えて出場機会に飢えさせた方が集中力が増すタイプかもしれない。今季の起用が結果的に彼の実力発揮に一役買っているならそれも成功のうちだろう。
話題のルーキー、イーグルスの田中投手を上手く立ち上がりに捕らえたが、3回以降は彼も粘って投げていた。これからも強敵であるだろう。
しかしこっちのルーキーはもっと良かった。試合前の注目度ではあっちの方が圧倒したが、時には圧力をかけ、タテジマをまとい立ち向かうときには最大の味方になる甲子園の観客を背中に受けて逃げずに投げて行った上園投手はもっと良かった。
初々しいお立ち台でチームへの感謝と更なる向上を誓った言葉。夢のようですという言葉にはファンも彼に夢を賭けてみようという気にもなれる。
上園投手、プロ入り初勝利おめでとう!藤原選手、プロ入り初打点おめでとう!
きっとスポーツニュースは「マーくん、甲子園で負ける」って感じだろうけど、そういうのは大多数の人に任せておけばいい。タイガースファンの中で、今夜のメインタイトルと明日の一面は上園勝つ!であるのは間違いないのだから。
2つ目はチームとして盤石の態勢で3連勝を飾りたいこと。昨日の今岡選手のインタビューでもあったように「勝つこと」がチームとしての最重要課題。
ざっと考えてみただけでこの2つ。この2つをクリアするために交代があったと思うことにした。そりゃもう少し投げて欲しかったけどね。
それにしてもこの数試合の投手陣の内容は凄い!もう連続何イニングだ?無失点なのは!!少なくとも点を取られなきゃ負けないんだから強い内容だよ。
プロ入り初勝利の上園投手に“初”が付いたのだが、実は藤原選手もプロ入り初打点。この初打点がデッドボールというのは複雑な心境だろうから次は是非打って打点を上げたいよね。内角に逃げずに向かって行く姿勢があるからデッドボールであっても出塁につながる。悪くなんかない!むしろ素晴らしい姿勢と気迫だと思うよ。
ここまで何年もファームを中心に苦労して鍛えてきて、今年は平田監督から「通の活躍が嬉しい。」とまで言ってもらえるほど野球に真摯に取り組んできたんだから、その苦労が報われてくるのはこれからのはず。じっくりゆっくりでも確実に醸し出された実力なんだから遅咲きでも晩成型のようにやはり尻上がりの選手生命の選手として長く残って行ける選手であって欲しい。それは庄田選手もきっと同じだ。
攻守にわたる藤本選手のプレーはチームに勢いをつけていた。この活躍を見てしまうと常時出場を期待したくもなるのだが、どうも今年の藤本選手はフル出場よりもパートタイム出場のほうが実力を出せる感じ。もしかしたら敢えて出場機会に飢えさせた方が集中力が増すタイプかもしれない。今季の起用が結果的に彼の実力発揮に一役買っているならそれも成功のうちだろう。
話題のルーキー、イーグルスの田中投手を上手く立ち上がりに捕らえたが、3回以降は彼も粘って投げていた。これからも強敵であるだろう。
しかしこっちのルーキーはもっと良かった。試合前の注目度ではあっちの方が圧倒したが、時には圧力をかけ、タテジマをまとい立ち向かうときには最大の味方になる甲子園の観客を背中に受けて逃げずに投げて行った上園投手はもっと良かった。
初々しいお立ち台でチームへの感謝と更なる向上を誓った言葉。夢のようですという言葉にはファンも彼に夢を賭けてみようという気にもなれる。
上園投手、プロ入り初勝利おめでとう!藤原選手、プロ入り初打点おめでとう!
きっとスポーツニュースは「マーくん、甲子園で負ける」って感じだろうけど、そういうのは大多数の人に任せておけばいい。タイガースファンの中で、今夜のメインタイトルと明日の一面は上園勝つ!であるのは間違いないのだから。