何点獲っても気が済まん!!
テンポ良く試合が進み、テンポ良く失点を重ねた序盤。千葉ロッテの何がそんなに嫌なんだ?と思いたくなるような試合だった。
実際に試合巧者というか、上手い具合に蟻地獄に引きずり込むような印象のマリーンズなんだけども、タイガースだって昨日の練習だけで状態を戻してきた林選手には驚いた。この選手の吸収力の凄さはどう表現すれば良いんだろうね。
実際に試合巧者というか、上手い具合に蟻地獄に引きずり込むような印象のマリーンズなんだけども、タイガースだって昨日の練習だけで状態を戻してきた林選手には驚いた。この選手の吸収力の凄さはどう表現すれば良いんだろうね。
福原投手が苦しんでいるんだけど、実際にはキャリアの割に年間ローテを守って結果を出したことの経験の少なさを考えたら少し起用法に工夫が必要な時期に来ているのかもしれない。故障が完治していないとか色々な憶測はあるのだが、それにしても勝負どころで甘いところに入りすぎている印象が強い。
帰ってきた江草投手は実に良かった。ファームに行く前は塁上に残っているランナーを律儀に返していたものだが、今日のような投球だったらどこであっても任せられる。こういう投手は1つ間違うと便利屋のように思われるのだが、ジェネラリストというか総合職のような気持ちで見ている。実に得がたい選手である。
ハシケンが梅雨明けを待たずに花火大会をお見せしたあとはタイガース猛打ショーの始まりだった。
しかし最終回の攻撃!アレは一体なんなんだ?!「今年って2007年だよなぁ。」って思ってしまったよ。アニキから始まった連打が止まらない。満塁にしておいて投手はコバマサ。実は劇場系。
今年のタイガースの良くないところは塁上にランナーは貯まるけど返せないという点。それを払拭したのは答えに飢えている若い選手だった。
選手名:桜井広大。天性の長距離打者が実はコンパクトにも振れている事実。この恐ろしくも頼もしい事実が千葉ロッテに逆襲の号砲を轟かせた。そして大きかったのは関本選手の犠打成功。これがサードでアウトになっていたらこの試合は終わりを告げていたかの展開になっていたはず。それを決めることが出来た時点で流れは完全にタイガースにやってきた。この展開ではリードのことよりも打撃に専念できる狩野選手にとってはスライダーに喰らいつくことは出来る。それがバットの先に当たりセンター前へ。
さらにこの試合、ここまで4打席中3打席で引っ張ることが出来ていた赤星選手がついにライトへ大きなファールフライ。これが切れるのだがこのフライで最低でも同点以上は確信できた。そしてそれは現実となる。首の状態が良いはずがないのだが、それでもこの引張りができることで赤星選手は再浮上できる。
よりによって林選手を敬遠しアニキ勝負。ヒーローインタビューで「努めて冷静に打席に入った。」と語っていたアニキだったが、この冷静さを逆に呼んできてしまったのだから敬遠は逆効果だったと結果論だが言えてしまうのだろう。力みの消えたアニキが一発狙いではなくコンパクトにそして力強く振りぬいた打球は1、2塁間が動かないところを抜けていった。
逆転。この信じられないくらいの展開に俺も驚いていた。繰り返すが今年は2007年である。2003年でも2005年でも1985年でもなく2007年である。
ここ数試合のガマンの繰り返しの中で、タイガースの若い選手が確実に力をつけてきていて、結果を出せる逞しさも出てきた。
桜井選手、プロ初ホームランの庄田選手、狩野選手、上園投手。今まで何人もファームから若い選手がチームのピンチの度に上がってきてはファームに帰っていった。その理由はいずれも少ないチャンスをモノにできなかったから。しかし今年上がってきた選手は全然違う。誰もが1発でチャンスを掴む力強さを備えている。これが本当に凄いと思うのだ。
ファームから上がってきたばかりの選手にチャンスが何度も無いのは当たり前。その中でキッチリ結果を出していることをもっと評価しても良い。コレが出来ずに消えていったり他球団に移籍した選手は本当に多い。だから今年のような出来事はファームの活性化にもきっとつながっている。
甲子園ではボロ負けした。千葉では劇的に勝った。1勝は1勝で勝ち方に優劣があるかどうかは別問題なのだが実に面白く素晴らしい勝ちだった。「もうこの辺で・・・」という気配すらなく「何点獲っても気が済まんのじゃ〜!!」で取りまくった阪神がカッコよかった。
この勝ちを明日につなげよう。勝とうぜ!阪神タイガース!!今日の勝利の価値を更に高めて行くために。
最後に。庄田選手、プロ入り初ホームランおめでとう!!
帰ってきた江草投手は実に良かった。ファームに行く前は塁上に残っているランナーを律儀に返していたものだが、今日のような投球だったらどこであっても任せられる。こういう投手は1つ間違うと便利屋のように思われるのだが、ジェネラリストというか総合職のような気持ちで見ている。実に得がたい選手である。
ハシケンが梅雨明けを待たずに花火大会をお見せしたあとはタイガース猛打ショーの始まりだった。
しかし最終回の攻撃!アレは一体なんなんだ?!「今年って2007年だよなぁ。」って思ってしまったよ。アニキから始まった連打が止まらない。満塁にしておいて投手はコバマサ。実は劇場系。
今年のタイガースの良くないところは塁上にランナーは貯まるけど返せないという点。それを払拭したのは答えに飢えている若い選手だった。
選手名:桜井広大。天性の長距離打者が実はコンパクトにも振れている事実。この恐ろしくも頼もしい事実が千葉ロッテに逆襲の号砲を轟かせた。そして大きかったのは関本選手の犠打成功。これがサードでアウトになっていたらこの試合は終わりを告げていたかの展開になっていたはず。それを決めることが出来た時点で流れは完全にタイガースにやってきた。この展開ではリードのことよりも打撃に専念できる狩野選手にとってはスライダーに喰らいつくことは出来る。それがバットの先に当たりセンター前へ。
さらにこの試合、ここまで4打席中3打席で引っ張ることが出来ていた赤星選手がついにライトへ大きなファールフライ。これが切れるのだがこのフライで最低でも同点以上は確信できた。そしてそれは現実となる。首の状態が良いはずがないのだが、それでもこの引張りができることで赤星選手は再浮上できる。
よりによって林選手を敬遠しアニキ勝負。ヒーローインタビューで「努めて冷静に打席に入った。」と語っていたアニキだったが、この冷静さを逆に呼んできてしまったのだから敬遠は逆効果だったと結果論だが言えてしまうのだろう。力みの消えたアニキが一発狙いではなくコンパクトにそして力強く振りぬいた打球は1、2塁間が動かないところを抜けていった。
逆転。この信じられないくらいの展開に俺も驚いていた。繰り返すが今年は2007年である。2003年でも2005年でも1985年でもなく2007年である。
ここ数試合のガマンの繰り返しの中で、タイガースの若い選手が確実に力をつけてきていて、結果を出せる逞しさも出てきた。
桜井選手、プロ初ホームランの庄田選手、狩野選手、上園投手。今まで何人もファームから若い選手がチームのピンチの度に上がってきてはファームに帰っていった。その理由はいずれも少ないチャンスをモノにできなかったから。しかし今年上がってきた選手は全然違う。誰もが1発でチャンスを掴む力強さを備えている。これが本当に凄いと思うのだ。
ファームから上がってきたばかりの選手にチャンスが何度も無いのは当たり前。その中でキッチリ結果を出していることをもっと評価しても良い。コレが出来ずに消えていったり他球団に移籍した選手は本当に多い。だから今年のような出来事はファームの活性化にもきっとつながっている。
甲子園ではボロ負けした。千葉では劇的に勝った。1勝は1勝で勝ち方に優劣があるかどうかは別問題なのだが実に面白く素晴らしい勝ちだった。「もうこの辺で・・・」という気配すらなく「何点獲っても気が済まんのじゃ〜!!」で取りまくった阪神がカッコよかった。
この勝ちを明日につなげよう。勝とうぜ!阪神タイガース!!今日の勝利の価値を更に高めて行くために。
最後に。庄田選手、プロ入り初ホームランおめでとう!!