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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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【長文】 負け越しはしたけど実はあったと思うよ 【3日間観戦記】
 この3日間、観戦するために仕事を(それなりに)こなして遠征。結果的には負け越しましたが、行って良かったと思える遠征だったと思います。

 1戦目は雨で凄いことに。でも終盤は取られても取り返す展開に持ち込めたし(それ以前に中継ぎ頑張ってくれ!と)、クルーンが出てきても打てなさそうな雰囲気よりも何とかしてくれるのではないかという雰囲気のほうが強かったんです。

 席はかなり上のほうで看板が後ろにあるはず・・・・・なのですが、そこだけ看板が無く、背中から吹き付ける雨でデニムの後ろだけグシャグシャに濡れてしまいました。

 2戦目も初戦と同様って感じで、中継ぎが崩れて試合を決められてしまう。
 どうしてもJFKと呼ばれる3人と、それに続いてほしい投手との差が大きく、そこが今年のこれからに向けての課題のような気がしています。

 それに続くSHEというのもあったのですが、はっきり書かせていただくと、その中では江草投手は別格。SHEでひと括りされるような投手ではありません。

 この試合後、吉野投手がファームに行くのですが、吉野投手の存在の貴重さはこの試合でも充分に伺うことができました。だって基本的にストライクが取れません・・・という投手ではないのですから。ただ接戦で出せる投手が少ないねってことでしょうか。このポジションが今の1軍では空き気味なので、ここに滑り込むことから始めればきっと1軍定着も見えてくるのではないかと思います。

 さて3日目は実に気持ち良い試合で。初回に大量点で小嶋投手を援護しました。そのまま膠着するのですが、打破したのは金本選手。いつまでも金本選手におんぶに抱っこじゃいけないんだけど、やはり頼りになります。金本選手がいるうちに次の選手が出てきてほしい。俺としては林選手に期待しています。2人に共通するのは「スイングスピードの速さ」ですね。

 応援に関しては、やはり今年最初の甲子園観戦ということで通常よりも非常に大きな声を出しました。そりゃ立って応援したいですよ。でも3日目は後ろが子供だったので、ヒットや得点シーンでもその瞬間だけ控えめに立っていました。なので後ろをしっかり確認しながら林選手のときに立ちっぱなしだった前の席の小柄なねーちゃんには勘弁してほしかったですねぇ。だって俺も立ったら後ろの子供が見れないじゃん。ま、残念だったので次は林選手をじっくり見たいと思います。

 そんな3日間で思ったことは「久しぶりにJFKの3人を1人も見なかったな。」です。リリーフ陣にとっては連投がきついのはもちろんですが、登板間隔が空いてしまうのもどうなんでしょうね?一番いいのは中1日?中2日?

 でもこれは実に面白いっていうかそういう感じで受け止めたんですよ。だって3連戦とも先発が頑張ったでしょ?初日は直久投手が7イニング、2日目は能見投手が8イニング、3日目は小嶋投手が7イニング。同一カードで先発投手がここまで頑張ったのって今季初めてでしょ?

 確かに負け越しなんですよ。そりゃ全部勝てりゃ嬉しいけどね。年間144試合ですか?全勝なんてするわけないって分かっているけど自分が観戦に行く試合は勝ってほしい。それってファン心理としてもっともだと思うんです。ただ、この負け越した3連戦は今後に向けて実に収穫があった3連戦だと思います。

 確かに誰で勝っても、どこに勝っても、いつの試合に勝っても1勝は1勝です。それは間違いない事実です。でも敢えて書きますがこの3投手がこの時期にここまで投げたことが今年のチームにとってどれほどプラスになるかを感じてみませんか?

 能見投手はこの試合まで比較的序盤でつかまったり、安定しなかったりで自信や信用といったものが見えなくなっていたかもしれません。個人的に俺のイチ押しの杉山直久投手は先発ローテと期待され、例年はシーズン当初が悪いと思われ、今年もそう思われていたかもしれません。小嶋投手の場合、今は1つ1つが勉強で投げながらプロの厳しさや目指す頂の厳しさ、そして野球の難しさを感じていることでしょう。

 福原投手や安藤投手は完投することすら期待される投手です。事実、シーズン前には今年のエースは・・・・・なんて言われていたし。その投手たちではない投手たちがこの4月にこれだけ投げることができたんです。それが今後のチームにとってどれだけプラスになることでしょう。そして杉山投手、能見投手、小嶋投手の3人がどれだけ自信を持てたことでしょう。その自信がチームにどれだけ好影響をもたらすかって考えたらこの時期のこの投球ってすごくいいもの見れたんじゃないかって思っています。

 例えば1から10まで数を数えるとき、多くの人は1の次は2と数えると思います。当てはめて考えれば、この3連戦で投げた先発投手は確実に現在カウントしている数字の次の数字を数えることができたと思います。その様子を見ることができたんですから俺は今日のタイトルで記事を書いてみたくなりました。

 先にも書きました。勝つことは凄く大事です。ファンとして自分が見た試合は勝ってほしいと思うのは自然な欲求です。でも選手やチーム、そしてファンも成長するものだと私は思っています。だから成長する姿を実感できたこの3連戦を観戦することができたのは本当に良かったと思います。そして阪神甲子園球場という本当に美しい球場で観戦できたことも。まだ4月です。是非、実りの秋にするために私たちファンも粘り強く先を見据えていけたらいいなって思います。

 さて、そういやぁこの連戦でも誤審らしきものがありました。

 中日戦でもあんな誤審みたいなもんがあって、この3連戦でも今度はタイガースが不利を被る誤審らしきものが狭殺プレーでありました。

 誤審というのは試合の流れを変えてしまうことも多々あり実に困ったものですが、私は「これも野球のうち」と思うことにしています。例えとしては選手もエラーをするように、審判もエラーをするという考え方ですね。どっちもできるだけ無い方が良いし、特に審判にはあってほしくない。しかし選手が1つのエラーで引退することは稀であるように、審判だって再研修というものは必要かと思われるのですが、それをもってビデオ判定とかそこまでは・・・・・と俺は考えています。

 1つ課題として挙げれば、審判部?っていうか、そういうセクションは誤審があった場合は誤審であったと認めることができるようであればと思うんです。もちろん、その誤審で試合がドローとか再試合になるということも無いでしょうし、する必要も無いでしょう。ミスジャッジをしたらファーム行きってのが審判にもあればいいのかもしれませんが。ただ、誤審を認めた上で謝罪して改善するという基本的なことはできるようになってほしいと思っています。

 ちょっとこのところ、昨年の一時期のように誤審が続いているのが気になったので文末に書き添えておきます。
| タテジマに想いを | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |









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