辛いときにはタイガース
色々な部署の板ばさみで苦しみ、そういうときにその人の本質を見たりして、見たくない部分なんかも感じたし、そうかと思えばこういっては失礼だが「やっぱりそうだよなぁ。」と思わせてくれる人たちだっていた。人を信じられなくなるというのも悲しいことだと思うが、簡単に信じたり信じすぎたりするのもどうかと思うという体験もした。
苦しいことや修羅場をくぐると、後になってみればよい経験だとか言うけど、その最中に置かれている人にとっては「苦しみ」以外の何物でもない。
今回の件では、かなり上の上司も俺の顔と名前を覚えてしまった。いや、覚えられた?いや、顔を売った?ま、それだけ悲喜交々ということだった。
正直、仕事に行くのが嫌になっていた。休んじまおうかと思った。
でも結局は、仕事を休んだところで解決するわけでもない。むしろ無責任だと思われるだろうし、スケープゴートにされるなんてまっぴらゴメンだ。そりゃ俺が全くミスをしていないとは言い切れないけど、誰が見たって悪く、無理難題を言っているのは他の相手先であるというのが明白だったから。
泣いたり喚いたりして解決するならそうでもしたかった。でもそんなことして解決するほど子供の出来事でもなかった。原因は分かっているのだが、それを責めたところで解決するものでもなかった。ただ、今回の件は俺の役職で対応するレベルではなかったということは確かだ。
周囲は俺が相当参っているのが分かるらしく、「あいつ、明日仕事に来るのかな?」とか、「あいつ、ノイローゼになるんじゃないか?」とも思われていたらしい。だからそれで解決するならそうしたくもなった。1つの救いはタイムリミットが3月末ということ。だからどういう結果になっても3月末には結論は出るってこと。それだけだった。だから苦しい思いもあと何日・・・と思えたことだけだった。それでも1週間が長かった。
でもね、先にも書いたけど、そうしたところでどうなるの?と思っていたことも事実。で、実際にそれで踏ん張っていた。
色々考えていた。「これから先。好きな仕事が出来なくなるんじゃないか?」とか、「出世したいと最初から思ってないけど、窓際かなぁ?」とか、「ペナルティを課されて家族や身近な人が悲しまないか。」とか。いや、別に犯罪じゃないんだから刑罰ではなくて、社内の処罰って言うかね、そういうので。
で、ここまできて結局最後に頭によぎったのは、やはり“阪神タイガース”だった。
ノイローゼになれば職場からは自宅療養を認められる。でも「自宅」療養だから甲子園には行けなくなる。嫌になって仕事を辞めたりなんかすれば・・・・・ま、それは考えなかったけど・・・・・甲子園に行くどころの騒ぎではない。休んだりして逃げたりすれば「折れない心で・・・・・」なんて書かせてもらっているこのブログが嘘になる。それに「阪神タイガースから何を学んでいるんだ?」ということで、自分の中で胸を張って「阪神タイガースファン」を名乗れなくなる。そんな気持ちが最後まで支えになってくれていた。
苦しいときや辛いときに「家族が支えになってくれて・・・」という人もいる。本来はそうあるべきなんだろうけど、今の俺にとっては「家族(といっても俺は独身だから親だけ)がいなかったら静岡にいないのに・・・・・」と思ってしまったほど精神的に追い詰められていた状態だった。
そしてその結論が今週出た。結果的に、俺の部署の主張というか、要望が認められて採用される形になり、解決した。関係者の尽力も多々あった。そのおかげだと思う。そして少しだけ、最後まで逃げずに仕事に行けた自分を手前味噌だが認めてやりたくもなった。そしてやはり自分の生活の中に阪神タイガースがあってよかったと本当に思った。
阪神ファンはそれぞれの生活の中に阪神タイガースがある。確かにこっちが勝手に阪神ファンになっているんだろうけど、それでも支えになってくれていた。
「阪神ファンである→応援したいからブログを続けている→そのブログは“折れない心で”と言っている→だから折れるわけにはいかない」という単純且つハードな図式だった。
これでやっと気持ちよく開幕を迎えられる。本当に嬉しい。今はただそれだけだ。
苦しいことや修羅場をくぐると、後になってみればよい経験だとか言うけど、その最中に置かれている人にとっては「苦しみ」以外の何物でもない。
今回の件では、かなり上の上司も俺の顔と名前を覚えてしまった。いや、覚えられた?いや、顔を売った?ま、それだけ悲喜交々ということだった。
正直、仕事に行くのが嫌になっていた。休んじまおうかと思った。
でも結局は、仕事を休んだところで解決するわけでもない。むしろ無責任だと思われるだろうし、スケープゴートにされるなんてまっぴらゴメンだ。そりゃ俺が全くミスをしていないとは言い切れないけど、誰が見たって悪く、無理難題を言っているのは他の相手先であるというのが明白だったから。
泣いたり喚いたりして解決するならそうでもしたかった。でもそんなことして解決するほど子供の出来事でもなかった。原因は分かっているのだが、それを責めたところで解決するものでもなかった。ただ、今回の件は俺の役職で対応するレベルではなかったということは確かだ。
周囲は俺が相当参っているのが分かるらしく、「あいつ、明日仕事に来るのかな?」とか、「あいつ、ノイローゼになるんじゃないか?」とも思われていたらしい。だからそれで解決するならそうしたくもなった。1つの救いはタイムリミットが3月末ということ。だからどういう結果になっても3月末には結論は出るってこと。それだけだった。だから苦しい思いもあと何日・・・と思えたことだけだった。それでも1週間が長かった。
でもね、先にも書いたけど、そうしたところでどうなるの?と思っていたことも事実。で、実際にそれで踏ん張っていた。
色々考えていた。「これから先。好きな仕事が出来なくなるんじゃないか?」とか、「出世したいと最初から思ってないけど、窓際かなぁ?」とか、「ペナルティを課されて家族や身近な人が悲しまないか。」とか。いや、別に犯罪じゃないんだから刑罰ではなくて、社内の処罰って言うかね、そういうので。
で、ここまできて結局最後に頭によぎったのは、やはり“阪神タイガース”だった。
ノイローゼになれば職場からは自宅療養を認められる。でも「自宅」療養だから甲子園には行けなくなる。嫌になって仕事を辞めたりなんかすれば・・・・・ま、それは考えなかったけど・・・・・甲子園に行くどころの騒ぎではない。休んだりして逃げたりすれば「折れない心で・・・・・」なんて書かせてもらっているこのブログが嘘になる。それに「阪神タイガースから何を学んでいるんだ?」ということで、自分の中で胸を張って「阪神タイガースファン」を名乗れなくなる。そんな気持ちが最後まで支えになってくれていた。
苦しいときや辛いときに「家族が支えになってくれて・・・」という人もいる。本来はそうあるべきなんだろうけど、今の俺にとっては「家族(といっても俺は独身だから親だけ)がいなかったら静岡にいないのに・・・・・」と思ってしまったほど精神的に追い詰められていた状態だった。
そしてその結論が今週出た。結果的に、俺の部署の主張というか、要望が認められて採用される形になり、解決した。関係者の尽力も多々あった。そのおかげだと思う。そして少しだけ、最後まで逃げずに仕事に行けた自分を手前味噌だが認めてやりたくもなった。そしてやはり自分の生活の中に阪神タイガースがあってよかったと本当に思った。
阪神ファンはそれぞれの生活の中に阪神タイガースがある。確かにこっちが勝手に阪神ファンになっているんだろうけど、それでも支えになってくれていた。
「阪神ファンである→応援したいからブログを続けている→そのブログは“折れない心で”と言っている→だから折れるわけにはいかない」という単純且つハードな図式だった。
これでやっと気持ちよく開幕を迎えられる。本当に嬉しい。今はただそれだけだ。