宜野座村キャンプ打ち上げ
収穫があったかどうかと言えば微妙かもしれないが、内容としてはかなり面白かったキャンプだったように思う。
きっとそれぞれに課題が見つかり、成長もあったキャンプだっただろう。
個人的に注目の小宮山捕手も安芸キャンプではファームになってしまうようだが、1軍のレベルを間近で見れたこと、そして何よりも1軍キャンプに選ばれたことは大きな自信となるはずだ。捕手という育成に時間がかかるポジションで、近い年に入団した岡崎捕手、大橋捕手を差し置いて選ばれたことは今後を占うと言う面で、意外に重要なことかもしれない。
きっとそれぞれに課題が見つかり、成長もあったキャンプだっただろう。
個人的に注目の小宮山捕手も安芸キャンプではファームになってしまうようだが、1軍のレベルを間近で見れたこと、そして何よりも1軍キャンプに選ばれたことは大きな自信となるはずだ。捕手という育成に時間がかかるポジションで、近い年に入団した岡崎捕手、大橋捕手を差し置いて選ばれたことは今後を占うと言う面で、意外に重要なことかもしれない。
投手陣では万全の体調で投げることが出来ないならファームで!という姿勢に好感が持てる。代わりに1軍に呼ばれる候補の選手ではないようだが、俺としては金村投手、上園投手の2人に注目している。特に金村投手はドラフト指名時には「ストレートで打席に入っている打者がビビる。」という評判だった。
球児投手の登場で、ストレートの醍醐味が注目された。最後は得意の変化球で・・・・・というのが流れとしてあったのだが、そこに出てきたストレートの凄み。これを継承できる投手がいそうな気配が嬉しいという期待を俺は金村投手に持っている。
上園投手については、指名後に1軍を意識した言葉がたくさん出てきた。実はこれも重要で、やはりプロ入りしたんだから1軍で活躍してナンボというのは大正解。ここまで強烈に1軍を意識した選手の登場が久しぶりのような気がしただけに、有言実行の世界でどこまでやってくれるか楽しみにしている。
投手陣で現在、空きポジションがあるのはとりあえず①井川投手の穴、②リードを許している時の中継ぎ及び大量リードの時の中継ぎの2つ。②については2005年のSHEと言われた投手陣を思い出せば分かりやすい。最初は②でもいいと思う。そこでプロの試合の流れやレベルを実感できれば。
2005年はルーキーのハシケンがそのポジションを勝ち取ったんだから、出来ないはずが無い。
野手陣にとっても観るこっち側にも収穫があった。
レギュラーが鉄板と思われていた赤星選手のポジションを脅かす林選手の成長。成長と言うよりはすでに「これくらい打っても誰も驚かない」レベルになっていることが頼もしい。赤松選手も打撃で成長しているし、実はスライディングでスピードが落ちなくなっていることに気がついた。
2人とも守備力は赤星選手に適わない。ただ、濱中選手も最初は守備が・・・・・と言われていたのだが、今は『普通に』こなせるようにもなってきているので、林選手も使っていけばある程度はいけるんじゃないか?と思っている。赤松選手は打球への勘だけだと思う。
ピンチなのは藤本選手。セカンド争いでは関本選手に現時点で大きく差を開けられている。エラーで怒られたようだが、不思議と難しい打球ほど上手く処理する選手で、逆に簡単なゴロのミスが目立つように俺は見ている。
長打力では関本選手には及ばない。でも打撃センスはかなりのものがあると聞いたことがある。以前も書いたけど藤本選手に求められているものは『徹底的なしつこさ』だと俺は思っている。
これでもかと小技を決める。打席ではこれでもかと粘る。相手投手に5球どころか10球くらい放らせて、アウトになっても「今回はこのくらいにしといたるわ!」と言ってしまうくらいのしつこさ。相手投手も「うわっ!藤本や!!また粘られるんか・・・」と名前だけで嫌がられそうな選手になれるだけの選手だと思う。(本人も気付いているようなので期待している)
若い力は伸びてくる。実際に今年は今後の居場所を確保するという意味では正念場だろう。代走・守備固め要員としては内野のポジションで守れるポジションが少ない。今のタイガースの守備固めでは関本・今岡両選手が先発した場合はセカンドとサードが必要になる。しかしそれ以前に目指すべきはスタメンのはずだ。
大きな楽しみと収穫を得て終わった宜野座キャンプ。ピンチのようだがチーム全体に弱肉強食の雰囲気がある。内部の戦いが見えるこのチーム、見ていて本当に面白いものだと思った。
球児投手の登場で、ストレートの醍醐味が注目された。最後は得意の変化球で・・・・・というのが流れとしてあったのだが、そこに出てきたストレートの凄み。これを継承できる投手がいそうな気配が嬉しいという期待を俺は金村投手に持っている。
上園投手については、指名後に1軍を意識した言葉がたくさん出てきた。実はこれも重要で、やはりプロ入りしたんだから1軍で活躍してナンボというのは大正解。ここまで強烈に1軍を意識した選手の登場が久しぶりのような気がしただけに、有言実行の世界でどこまでやってくれるか楽しみにしている。
投手陣で現在、空きポジションがあるのはとりあえず①井川投手の穴、②リードを許している時の中継ぎ及び大量リードの時の中継ぎの2つ。②については2005年のSHEと言われた投手陣を思い出せば分かりやすい。最初は②でもいいと思う。そこでプロの試合の流れやレベルを実感できれば。
2005年はルーキーのハシケンがそのポジションを勝ち取ったんだから、出来ないはずが無い。
野手陣にとっても観るこっち側にも収穫があった。
レギュラーが鉄板と思われていた赤星選手のポジションを脅かす林選手の成長。成長と言うよりはすでに「これくらい打っても誰も驚かない」レベルになっていることが頼もしい。赤松選手も打撃で成長しているし、実はスライディングでスピードが落ちなくなっていることに気がついた。
2人とも守備力は赤星選手に適わない。ただ、濱中選手も最初は守備が・・・・・と言われていたのだが、今は『普通に』こなせるようにもなってきているので、林選手も使っていけばある程度はいけるんじゃないか?と思っている。赤松選手は打球への勘だけだと思う。
ピンチなのは藤本選手。セカンド争いでは関本選手に現時点で大きく差を開けられている。エラーで怒られたようだが、不思議と難しい打球ほど上手く処理する選手で、逆に簡単なゴロのミスが目立つように俺は見ている。
長打力では関本選手には及ばない。でも打撃センスはかなりのものがあると聞いたことがある。以前も書いたけど藤本選手に求められているものは『徹底的なしつこさ』だと俺は思っている。
これでもかと小技を決める。打席ではこれでもかと粘る。相手投手に5球どころか10球くらい放らせて、アウトになっても「今回はこのくらいにしといたるわ!」と言ってしまうくらいのしつこさ。相手投手も「うわっ!藤本や!!また粘られるんか・・・」と名前だけで嫌がられそうな選手になれるだけの選手だと思う。(本人も気付いているようなので期待している)
若い力は伸びてくる。実際に今年は今後の居場所を確保するという意味では正念場だろう。代走・守備固め要員としては内野のポジションで守れるポジションが少ない。今のタイガースの守備固めでは関本・今岡両選手が先発した場合はセカンドとサードが必要になる。しかしそれ以前に目指すべきはスタメンのはずだ。
大きな楽しみと収穫を得て終わった宜野座キャンプ。ピンチのようだがチーム全体に弱肉強食の雰囲気がある。内部の戦いが見えるこのチーム、見ていて本当に面白いものだと思った。