タテジマとファイブアローズに魅せられて

　一芸入試ではないが、今の時期に彼らが１軍に残るには「一発芸！」というか「一芸」しかないのではないかと思う。

　そりゃ濱中選手のように最初の守備の評価は散々だったけど、使っていくうちに慣れてきて上手くなる選手だっているし、使わなきゃ上手くならないぜ！とおっしゃるあなた！その通りだと思います。だからその「機会」を得るために１軍に残るには、今は「一芸」のキレと素晴らしさを見せ付けるしかないのではないかと思うのです。

　その点では投手陣は先発でも抑えでもどちらでも「アカンなぁ・・・」という内容だったので油断が益々出来なくなってしまったと思うんです。だって安芸に行けばファームの選手と簡単に入れ替わられてしまうんですからね。あっちでは金澤投手あたりが狙っていますよ。

　井川の後釜争いが取りざたされる今年の春のキャンプですけど、１軍に入る野手争いも見ものなんです。

　今のところ守備固め、代打、捕手の２番手３番手あたりなんて熾烈な争いだと思いますよ。その点では２００６年にそういう役割で出場した秀太選手、中村豊選手、野口捕手、そして浅井捕手だってヒヤヒヤしてると思うんです。

　さ、新しい選手の息吹を感じることができかけています。これからもっと良くも悪くも緊張する場面が連続しそうですね。