疾風怒濤【競走馬の話】
日曜日にコンビニでジョージアコーヒーを買った。
以前も色々なフィギュアが付いていて、あんまり買うほうの俺じゃないのでプロ野球選手の時も買っていないのだが、今回の競馬バージョンは思わず手が伸びて2本買ってしまった。(この中には○○が入ってます。って表記は助かるなぁ。)
で、何が入っているのを買ったかといえば「岡部幸雄」騎手と、1989年の年度代表馬「イナリワン」のもの。この「イナリワン」の大ファンだったので買ってしまった。ということで、この記事は「イナリワン」の思い出について書きます。しかも俺の記憶なので、記憶違いもあるかもしれません。
このイナリワン、地方競馬出身。たしか大井だったよね。で、中央入りして・・・・・平成元年の春の天皇賞と宝塚記念を勝って年末の有馬記念にエントリーしてきた。
と・こ・ろ・が!!この年は同じ地方競馬出身の人気馬「オグリキャップ」の絶頂期!!この年だろ?マイルCSを制して翌週のJCではホーリックスと激走して当時の世界レコードで2位だったのは。そしてライバル馬のスーパークリークも人気と実力を兼ね備えている。たまらんなぁ。
ちなみにこの2頭にイナリワンを加えたのが平成の3強と最初に言われた世代になるんだけど、どうもイナリワンだけ別にされてた気がしたなぁ。一応、単枠指定だったけど。
イナリワンは父ミルジョージ。ダートが得意でちょっと気性の荒めの馬。実際にイナリワンはミルジョージにそっくりと言われていたらしく、武豊騎手も「こわい・・・」と笑っていいとも!で言っていたのを覚えている。そんな感じの馬。
さて、その平成元年は俺が就職した年。有馬記念の日は日曜日。12月24日のクリスマスイブ。なのに仕事!!仕事になっちゃった。発走は15:30くらいだったと思う。やっとその時間に昼飯を食べることが出来、なんとか職場のテレビの前で弁当を食っていた。そんな時に発走していた。なんか天気もあんまり良くなかったような気がする。画面に映し出されるなかやまけいば
レースは何か知らんが1番人気のオグリキャップが前の方でレースをしていたと記憶している。あれぇ?普段はもう少し後ろっていうか、それほど後ろじゃないけど、これは前過ぎるよなぁ・・・と見ていた。それでもオグリが前を行く。イナリワンはいつものように後ろから。なので先頭集団を映す画面には映らない。
やがて3コーナーあたりからスルスルとスーパークリークが上がってきた気がする。って言っても、この馬は確か先行馬だから比較的前なんだろうけど、この馬の勝ちパターンが見えてきていた。
最後の直線。中山の坂でクリークが楽に前を捕らえた。「ふぁ〜・・・クリークかぁ・・・」と思っていた。どころが!!なんか黒い塊が外からドドドドドッと押し寄せてくる。いや、押し寄せるって感じじゃないな、なんていうか・・・・・襲い掛かる・・・・・もっとなんていうか、ぶった切るって感じで来たんだよね。そして並んだ場所がゴールだった。おそらくあと50mあったら完全に差しきっていたはず。当然、弁当を食っている俺の手は止まったまま。
長い長い写真判定。いや、マジで長い写真判定だった。テレビ画面で見ても同着にも見えたし、少しだけ、ほんの少しだけ鼻差っていうか、もう鼻毛差くらいでイナリワンが勝っているような、いないような。
薄暮っていうより、テレビ画面がリプレイと気のせいか天気のせいか薄暗くなっている中山競馬場を映し続ける。そこには何度もまるで画面の外から飛び込んでくるような鹿毛の馬体を写している。
追い込み馬。マテリアルとかイブキマイカグラとか様々に強い追い込みを見て来たけど、この追い込みぶりも見事だった。(伝説のミスターシービーはビデオでしか見たことが無いんだよなぁ)
待った結果、出てきたのはイナリワンのレコード勝ちという結果。そしてこの活躍で1989年の年度代表馬を射止める。しかしこの勝ち以降、勝利に恵まれず、春の天皇賞で2着があるくらい。
イナリワンは最初の平成の3強。しかも中央で挙げた勝ち星はこの1989年の3勝だけ。この名馬が中央で一番輝いた年に競馬を観ることが出来て本当に良かったなぁ。ってことを思い出して勝ったこのフィギュア。パソコンの前に飾っています。
このイナリワン、地方競馬出身。たしか大井だったよね。で、中央入りして・・・・・平成元年の春の天皇賞と宝塚記念を勝って年末の有馬記念にエントリーしてきた。
と・こ・ろ・が!!この年は同じ地方競馬出身の人気馬「オグリキャップ」の絶頂期!!この年だろ?マイルCSを制して翌週のJCではホーリックスと激走して当時の世界レコードで2位だったのは。そしてライバル馬のスーパークリークも人気と実力を兼ね備えている。たまらんなぁ。
ちなみにこの2頭にイナリワンを加えたのが平成の3強と最初に言われた世代になるんだけど、どうもイナリワンだけ別にされてた気がしたなぁ。一応、単枠指定だったけど。
イナリワンは父ミルジョージ。ダートが得意でちょっと気性の荒めの馬。実際にイナリワンはミルジョージにそっくりと言われていたらしく、武豊騎手も「こわい・・・」と笑っていいとも!で言っていたのを覚えている。そんな感じの馬。
さて、その平成元年は俺が就職した年。有馬記念の日は日曜日。12月24日のクリスマスイブ。なのに仕事!!仕事になっちゃった。発走は15:30くらいだったと思う。やっとその時間に昼飯を食べることが出来、なんとか職場のテレビの前で弁当を食っていた。そんな時に発走していた。なんか天気もあんまり良くなかったような気がする。画面に映し出されるなかやまけいば
レースは何か知らんが1番人気のオグリキャップが前の方でレースをしていたと記憶している。あれぇ?普段はもう少し後ろっていうか、それほど後ろじゃないけど、これは前過ぎるよなぁ・・・と見ていた。それでもオグリが前を行く。イナリワンはいつものように後ろから。なので先頭集団を映す画面には映らない。
やがて3コーナーあたりからスルスルとスーパークリークが上がってきた気がする。って言っても、この馬は確か先行馬だから比較的前なんだろうけど、この馬の勝ちパターンが見えてきていた。
最後の直線。中山の坂でクリークが楽に前を捕らえた。「ふぁ〜・・・クリークかぁ・・・」と思っていた。どころが!!なんか黒い塊が外からドドドドドッと押し寄せてくる。いや、押し寄せるって感じじゃないな、なんていうか・・・・・襲い掛かる・・・・・もっとなんていうか、ぶった切るって感じで来たんだよね。そして並んだ場所がゴールだった。おそらくあと50mあったら完全に差しきっていたはず。当然、弁当を食っている俺の手は止まったまま。
長い長い写真判定。いや、マジで長い写真判定だった。テレビ画面で見ても同着にも見えたし、少しだけ、ほんの少しだけ鼻差っていうか、もう鼻毛差くらいでイナリワンが勝っているような、いないような。
薄暮っていうより、テレビ画面がリプレイと気のせいか天気のせいか薄暗くなっている中山競馬場を映し続ける。そこには何度もまるで画面の外から飛び込んでくるような鹿毛の馬体を写している。
追い込み馬。マテリアルとかイブキマイカグラとか様々に強い追い込みを見て来たけど、この追い込みぶりも見事だった。(伝説のミスターシービーはビデオでしか見たことが無いんだよなぁ)
待った結果、出てきたのはイナリワンのレコード勝ちという結果。そしてこの活躍で1989年の年度代表馬を射止める。しかしこの勝ち以降、勝利に恵まれず、春の天皇賞で2着があるくらい。
イナリワンは最初の平成の3強。しかも中央で挙げた勝ち星はこの1989年の3勝だけ。この名馬が中央で一番輝いた年に競馬を観ることが出来て本当に良かったなぁ。ってことを思い出して勝ったこのフィギュア。パソコンの前に飾っています。