タテジマとファイブアローズに魅せられて

　今日は仕事で外出。車で移動中のときにラジオから「失恋した何をしますか？」というリスナーへの質問に回答が寄せられていて、その内容を紹介していた。

　そのラジオ局は、俺が以前「男と女に友情は成立しますか？」という、超簡単な難問に答えても粗品１つくれなかった放送局。今回も色々な回答があった。１人で温泉に行くという、怖いような回答もあった。

　俺の周りにも色々いる。

　友達集めて「失恋を慰める会」を開催して盛大に騒ぐやつもいる。それは失恋したやつを囲んで、１人１人が慰めの言葉を言うという、むしろ更に凹んでしまいそうな気がしないでもないが、それはそれでいいんじゃねぇの？

　世の中にはいろいろな人がいて、彼女がいないとリズムが狂うという寂しがり屋もいれば、どっかのだれかのように、彼女に「阪神と私、どっちが好き？」と聞かれても「阪神！！」と即答した挙句、黙り込む彼女に向かって再度「阪神！」とダメ押しするやつもいる。とんでもねぇやローだ、俺は。

　まぁ、そんなわけで、失恋もしなけりゃならない経験ということで俺は割り切っている。怖がっても仕方ない。そりゃ若い頃は嫌だった。でも今はそうでもないと言い切れる。

　だって付き合っているときは「この人しかいない！」と、仮に思っていたとしても、別れて暫くすれば他に好きな人がしっかり出来るんだから。

　だから「失恋したら何をしますか？」と聞かれたら、「他を探す。」と答える。それが一番前向きでいい。俺の場合は更に前向きにするために「別れた相手とは一切の連絡を絶つ。そして物が残っていたら迷わず捨てる。」

　済んだ事をいつまでも覚えているくらいなら、好きな相手のこと（会話とか好きなものとか）を少しでも覚えた方がよっぽど為になるってもんだ。