秋風の風向き
今日の試合。序盤は先制される。下さんも良くない内容だった。でもテレビで観ていても不思議と悪いゲームではなかった。もしも万が一、ここで取りこぼしてもなんか取り返せるんじゃないか?という感じの妙な感覚を覚える試合だった。
案の定・・・・・1点ずつではあるが着実に取り返すタイガース。一気にドカン!!ではなくジワジワと。ほ〜れ、ほれ、追いついちゃうよぉ〜・・・・・ほ〜ら、追いついたぁ・・・・・追い抜いちゃったぁ〜!!という感じで、それがまるで敷かれているレールの上を走っているだけのような展開だった。そう、タイガースには非常に盛り上がり、ドラゴンズにとっては何を言っても強がりにしか聞こえないかのような戦い。
このレールを敷いたのは背番号22の藤川球児投手という細腕の速球派投手。8回からの登板では日曜日に言った事の有言実行とばかりに、ウッズを最後はど真ん中のストレートで切って取る。そして彼の登板を祝うかのように打線が勝ち越し点を上げた。
桧山選手の2ベースも良かった。マウンドには速球を投げてくる平井。林選手がいれば・・・・・という声が凡退すれば聞こえて来てしまう。そうは言わせない!!代打でのリズムが掴めてきたのだろうか、最近の桧山選手の1打席に賭ける姿は見ていて面白い。ヒッティングマーチにもある♪この一打に賭けろ!♪の姿が見えてくる。
関本選手が放ったバットを折りながらのタイムリーヒット。1軍しがみつき打法とか言われても磨き上げたこだわりの右打ち。それが飛び込んだ荒木のグラブの下を抜けて行く。気持ちで打ったヒットとしか言えない、会心の当たりではないけどナイスバッティング。
【本塁打厳禁】
あれほど昨年自身に言い聞かせた言葉が思い出される。チームの現状では2イニングは行かなければならない。でもやはり2イニング目には球が浮いている。高めの球は打者が上から叩くようにバットを振ることになるため、どうしても打球が伸びる。その伸びた打球がバックスクリーン横に飛び込んだ。ほとんど手中に仕掛けた勝利を手放す被本塁打。打たれる直前に外野に少し目をやって何かつぶやくかのような口の動きが印象的。何を思っていたのだろう。大勢のファンがいる。平日でも甲子園を満員にするファンがいる。大丈夫、とにかくこれからも思い切り投げろ!!その後に三振でドラゴンズの攻撃を終わらせたところはそれでも良かったかと思う。
一方、ドラゴンズにとってもこれは幸運。逃した試合を土壇場で引き戻したのだから。
延長は続く。ウィリアムス投手が投げる。野球の神様は彼らを許したのだろうか?許すも何も、それはプレーで懺悔して行くしかない。そんな連中がドラゴンズを抑え込む。
延長12回の福留の場面では吉野投手を投入。ビビることは無い。今まで出番に飢えていた男がここで登場する。ウィリアムス投手とは違うタイプの左のサイドハンド。判定はボールでも際どい良いコースに投げることが出来ている。そして見事に抑え込む。ナイスピッチングだ!!微かに動いた口元は「よしっ!」と言ったようだった。
あの時も球児投手がホームランを打たれ同点とされた。そんな試合があった。そう、タイガースファンが忘れていない2003年の東京ドーム。勝利までのあと一歩が長く感じられたあの日。あれからチームは勝ち始めた。
あの時と今の球児投手は別人のようだ。でも現在のチームの優勝への苦しさは当時の比ではない。だからあの時と同じではいけない。あの時以上の姿でタテジマをまとう姿が必要だ。今日の引き分けはどちらへ進んで行く分水嶺なのか?
その答えは明日、観戦に行くチケットが当選したけど、急用で行けないことに。なので近所の人に代わりに行ってもらう。しっかり戦いを見届けて欲しい。頼んだぞ!近所の人!!
案の定・・・・・1点ずつではあるが着実に取り返すタイガース。一気にドカン!!ではなくジワジワと。ほ〜れ、ほれ、追いついちゃうよぉ〜・・・・・ほ〜ら、追いついたぁ・・・・・追い抜いちゃったぁ〜!!という感じで、それがまるで敷かれているレールの上を走っているだけのような展開だった。そう、タイガースには非常に盛り上がり、ドラゴンズにとっては何を言っても強がりにしか聞こえないかのような戦い。
このレールを敷いたのは背番号22の藤川球児投手という細腕の速球派投手。8回からの登板では日曜日に言った事の有言実行とばかりに、ウッズを最後はど真ん中のストレートで切って取る。そして彼の登板を祝うかのように打線が勝ち越し点を上げた。
桧山選手の2ベースも良かった。マウンドには速球を投げてくる平井。林選手がいれば・・・・・という声が凡退すれば聞こえて来てしまう。そうは言わせない!!代打でのリズムが掴めてきたのだろうか、最近の桧山選手の1打席に賭ける姿は見ていて面白い。ヒッティングマーチにもある♪この一打に賭けろ!♪の姿が見えてくる。
関本選手が放ったバットを折りながらのタイムリーヒット。1軍しがみつき打法とか言われても磨き上げたこだわりの右打ち。それが飛び込んだ荒木のグラブの下を抜けて行く。気持ちで打ったヒットとしか言えない、会心の当たりではないけどナイスバッティング。
【本塁打厳禁】
あれほど昨年自身に言い聞かせた言葉が思い出される。チームの現状では2イニングは行かなければならない。でもやはり2イニング目には球が浮いている。高めの球は打者が上から叩くようにバットを振ることになるため、どうしても打球が伸びる。その伸びた打球がバックスクリーン横に飛び込んだ。ほとんど手中に仕掛けた勝利を手放す被本塁打。打たれる直前に外野に少し目をやって何かつぶやくかのような口の動きが印象的。何を思っていたのだろう。大勢のファンがいる。平日でも甲子園を満員にするファンがいる。大丈夫、とにかくこれからも思い切り投げろ!!その後に三振でドラゴンズの攻撃を終わらせたところはそれでも良かったかと思う。
一方、ドラゴンズにとってもこれは幸運。逃した試合を土壇場で引き戻したのだから。
延長は続く。ウィリアムス投手が投げる。野球の神様は彼らを許したのだろうか?許すも何も、それはプレーで懺悔して行くしかない。そんな連中がドラゴンズを抑え込む。
延長12回の福留の場面では吉野投手を投入。ビビることは無い。今まで出番に飢えていた男がここで登場する。ウィリアムス投手とは違うタイプの左のサイドハンド。判定はボールでも際どい良いコースに投げることが出来ている。そして見事に抑え込む。ナイスピッチングだ!!微かに動いた口元は「よしっ!」と言ったようだった。
あの時も球児投手がホームランを打たれ同点とされた。そんな試合があった。そう、タイガースファンが忘れていない2003年の東京ドーム。勝利までのあと一歩が長く感じられたあの日。あれからチームは勝ち始めた。
あの時と今の球児投手は別人のようだ。でも現在のチームの優勝への苦しさは当時の比ではない。だからあの時と同じではいけない。あの時以上の姿でタテジマをまとう姿が必要だ。今日の引き分けはどちらへ進んで行く分水嶺なのか?
その答えは明日、観戦に行くチケットが当選したけど、急用で行けないことに。なので近所の人に代わりに行ってもらう。しっかり戦いを見届けて欲しい。頼んだぞ!近所の人!!