酒と猛虎と男と高校野球
今日は試合の中継がスカパーでさえ深夜。困ったものだ。これじゃ記事が書けない。なのでRCCラジオのインターネットラジオ放送を聴いた。
ん〜・・・・・負けたか。明日勝って、ロードの成績をタイに持ち込もう!!
というわけで、違う話を書く。
今年の夏の甲子園。凄かったと思う。決勝戦再試合なんて、仕事で出先に行く車の中で聴いていた。目的地に着いたら9回表。でも誰も車から降りずに最後まで聴いていた。それほどだった。
俺の高校野球の思い出といえばやはり小学生のときの箕島(和歌山県代表)VS星稜(石川県代表)の延長18回の攻防が忘れられない。
で、俺の高校時代。母校はどうだったかを書く。
ん〜・・・・・負けたか。明日勝って、ロードの成績をタイに持ち込もう!!
というわけで、違う話を書く。
今年の夏の甲子園。凄かったと思う。決勝戦再試合なんて、仕事で出先に行く車の中で聴いていた。目的地に着いたら9回表。でも誰も車から降りずに最後まで聴いていた。それほどだった。
俺の高校野球の思い出といえばやはり小学生のときの箕島(和歌山県代表)VS星稜(石川県代表)の延長18回の攻防が忘れられない。
で、俺の高校時代。母校はどうだったかを書く。
ハッキリ書くが、ロクな思い出が無い。
で終わったら身も蓋も無いので少しだけ。
俺が通っていた高校は野球部が辛うじてあった。入部すれば漏れなく1回は試合に出場できるような学校だった。
文化祭では招待試合を行っていたが、よくもまぁ自分たちより弱い学校を探してくるものだと思っていた。そりゃ静岡県は野球部がある学校が100校以上あるから探せば何とかなるんだろうけどね。
なので夏の県大会も9回まで試合をすると「よくやったなぁ。」と思ったものだ。ほとんどが7回くらいで終わっていたし。っていうか終わらされていたし。
こういうのには学校で応援に行くもので、1年生は1回戦、2年生は2回戦、3回戦以降は全校応援となっていた。なので1年の夏にこっそりバイトをしていた俺にとっては実に迷惑。バイトを休まなきゃならん。
あの年の夏は、1回戦の相手はシード漏れしたものの県内強豪校。笑っちゃうくらい強い相手。最初に10点もらっても逆転されるのが確実な相手。そんな試合の応援を炎天下にやらされた。
試合が始まった。予想通りボコボコにされるこっちの先発。応援団が励まそうとして投手の名前をコールするが、すればするほど力んで失点を重ねる。
試合は順調に失点を重ね、4回終了時で0−9という展開。静岡県のルールでは5回以降10点差、7回以降7点差でコールドゲームとなる。さぁ、あと1点で試合が終わる。頑張れ!相手のチーム!!これならバイトに遅れなくて済むぞ!!と思って心の中では対戦相手の、表面上は通っている学校を必死に応援した。
だがここで予想しない出来事が起こった。勝ちを確信した相手は次々と背番号2ケタの選手を出し始めた。それは「おまえらにはこれでもお釣りが来る。」とでも言いたげな交代だった。だってそれくらい一度に変えるんだもん。そのせいか、5回はゼロに抑えてしまう。
しかしこれで済むと思うな!!うちの学校の弱さを舐めるなよ!!ということで6回に順調に失点しコールド負けをした。しかしバイトには遅れてしまい、俺は2時間分の時給を損した。
それ以外にも、俺が3年生の時には「くじ運」で2回戦から登場。相手はたまたま勝ってしまったという感じの、うちの学校と同じくらい弱い学校でこれに勝ってしまったため、3回戦に進出。そしたら相手はシード校で、相手の先発全員が背番号2ケタだったにも関わらず、その年の大会最多失点で5回コールド負けという試合もあった。俺はこの年、まさか3回戦なんて行くわけないと思ったので、俺が入っていた部活の合宿で地元にいなかった。周りも止めなかったってことはみんなも3回戦に行くなんて思ってなかったんだろうね。
地元の静岡新聞では、毎年県大会参加校の紹介コーナーがあるものだが、そこに載る母校の目標は「ベスト16進出」などという身の程知らずな目標だったりする。身の丈を考えれば「初戦突破」くらいにしておけばいいものを。現実的に考えれば「9回まで試合をしたい」でも誰も笑わないと思うよ。
でもさぁ、いつも思うんだけどさぁ、目標を「優勝」って書いてそれに向かって練習して出場する学校と、「ベスト16進出」とか「初戦突破」くらいに書いている学校を同じレベルで戦わせちゃいけないよなぁって思うんだよね。
で終わったら身も蓋も無いので少しだけ。
俺が通っていた高校は野球部が辛うじてあった。入部すれば漏れなく1回は試合に出場できるような学校だった。
文化祭では招待試合を行っていたが、よくもまぁ自分たちより弱い学校を探してくるものだと思っていた。そりゃ静岡県は野球部がある学校が100校以上あるから探せば何とかなるんだろうけどね。
なので夏の県大会も9回まで試合をすると「よくやったなぁ。」と思ったものだ。ほとんどが7回くらいで終わっていたし。っていうか終わらされていたし。
こういうのには学校で応援に行くもので、1年生は1回戦、2年生は2回戦、3回戦以降は全校応援となっていた。なので1年の夏にこっそりバイトをしていた俺にとっては実に迷惑。バイトを休まなきゃならん。
あの年の夏は、1回戦の相手はシード漏れしたものの県内強豪校。笑っちゃうくらい強い相手。最初に10点もらっても逆転されるのが確実な相手。そんな試合の応援を炎天下にやらされた。
試合が始まった。予想通りボコボコにされるこっちの先発。応援団が励まそうとして投手の名前をコールするが、すればするほど力んで失点を重ねる。
試合は順調に失点を重ね、4回終了時で0−9という展開。静岡県のルールでは5回以降10点差、7回以降7点差でコールドゲームとなる。さぁ、あと1点で試合が終わる。頑張れ!相手のチーム!!これならバイトに遅れなくて済むぞ!!と思って心の中では対戦相手の、表面上は通っている学校を必死に応援した。
だがここで予想しない出来事が起こった。勝ちを確信した相手は次々と背番号2ケタの選手を出し始めた。それは「おまえらにはこれでもお釣りが来る。」とでも言いたげな交代だった。だってそれくらい一度に変えるんだもん。そのせいか、5回はゼロに抑えてしまう。
しかしこれで済むと思うな!!うちの学校の弱さを舐めるなよ!!ということで6回に順調に失点しコールド負けをした。しかしバイトには遅れてしまい、俺は2時間分の時給を損した。
それ以外にも、俺が3年生の時には「くじ運」で2回戦から登場。相手はたまたま勝ってしまったという感じの、うちの学校と同じくらい弱い学校でこれに勝ってしまったため、3回戦に進出。そしたら相手はシード校で、相手の先発全員が背番号2ケタだったにも関わらず、その年の大会最多失点で5回コールド負けという試合もあった。俺はこの年、まさか3回戦なんて行くわけないと思ったので、俺が入っていた部活の合宿で地元にいなかった。周りも止めなかったってことはみんなも3回戦に行くなんて思ってなかったんだろうね。
地元の静岡新聞では、毎年県大会参加校の紹介コーナーがあるものだが、そこに載る母校の目標は「ベスト16進出」などという身の程知らずな目標だったりする。身の丈を考えれば「初戦突破」くらいにしておけばいいものを。現実的に考えれば「9回まで試合をしたい」でも誰も笑わないと思うよ。
でもさぁ、いつも思うんだけどさぁ、目標を「優勝」って書いてそれに向かって練習して出場する学校と、「ベスト16進出」とか「初戦突破」くらいに書いている学校を同じレベルで戦わせちゃいけないよなぁって思うんだよね。