タテジマとファイブアローズに魅せられて

　やはり軸になる投手不在の陰というのが大きいなって思う展開だ。

　例えばドラゴンズが川上不在の間に連敗をして順位を下げているように、タイガースも福原、安藤という両投手がローテーションを空けている状態でこの不調である。

　チームという表現がされるように、投手の状態は野手にも伝播する。そりゃそうだ、守備で神経使っているのに打撃でも・・・っていうのはマジで辛いものだろう。

　そんななかでも今日はジャン投手が苦労する中、良く頑張ったと思う。江草投手は自責点にこそならないが失点する点が改良されたら更に良くなるっていうか、改良してほしいのだが、実際には今日打たれたタイムリーなどは打ち取っている打球が転がっていったコースが良かったというだけでもあるので、この辺を世間では「横浜に勢いがありますね。」とでも言うのだろう。　

　それでもそれでも久保田投手をつぎ込んで、彼の投球でリズムを作り、同点にまで追いついた。

　今岡選手がホームランを打った。１塁を回るときに「よっしゃぁ！！」と言ったのかな？と思ってリプレイを見たら「あぁ〜ぃ！！」って感じに見えた。きっと声にならない感情が出たんだろう。

　で、その今岡選手にあと１つが出なかった。色々と聞こえてくる声もあるだろうけど、シーズン序盤でクリーンアップを変えるなんてことはしないほうがよろしいかと思う。６番林選手という打順なので、５番の今岡選手にも攻める投球を相手がしてくるんだから。逆になったら現状では林選手とは勝負しないでしょ。

　ウィリアムス投手が打たれてしまったのは仕方ないって言うか、それまで村田選手がストレートに降り遅れていたし、長打警戒で外中心の配球になるんだろうけど、あの１球だけは外を読まれていた感じだったね。１球で勝つこともあれば負けることもあるというのが野球ってことでしょう。

　でもズルズル行っていたタイガースが相手のエラーと押し出しがあったにせよ同点にまで追いついたのは良いこと。凄く良いことだ。これはきっと上昇の兆しと思える。

　とにかく鳥谷選手、赤星選手には根気良くこれからもチャンスを作って行ってほしい。下位打線の選手も元気になったもので、関本選手は打率が．２５０付近まで上げてきた。上昇の種はいくらでもある。

　今日はスカパーで見ていたのだが、実況がアニキの名前を「とものり」とか言っちゃうし（正しくは「ともあき」さんです）、解説のカミソリシュート平松さんは、すぐに訂正したとはいえリン選手を「はやしせんしゅ」と言っちゃうし、聞いていてもボロボロだった。

　以下、ちぃとばかし皮肉っぽくて申し訳ない。