タテジマとファイブアローズに魅せられて

　そんななか、昨年無かった姿を見せているのは関本選手だ。今日も右に打ってスタンドインした。

　関本選手の右打ちは意地というか、なんというか１つの技術の集大成のようになってきていると思う。ここ数年は右に打ち返すだけだったのだが、今年は右へ打ち返す長打力がついてきて、それが打撃全般に影響し、長打力が出てきている。これは喜ばしい。

　今日だってエラーで失点したが、一時は同点となるホームランを打った。なので、取った直後に取られてしまったことが残念。昨年は取られた直後に取り返した場面が多く、その結果が良かった。なので今年はその逆をやってしまっては非常に拙い。

　今岡選手、久保田選手がいない。コレは事実。いない選手を頼るのではなく、その穴を埋めるように！チャンスと捕らえるように！馴れ合いじゃなくて、戦いだと思えるように！いきなりの１００点満点を望むのではなく、自分の出来ることをしっかりやって行こう。もっともっとふてぶてしく、自信を持って。ヒット数では負けていない。負けたのは甘いところに投げてしまったことと不用心なところ。

　こけてしまったものは仕方ない。だったらさっさと立ち上がって次に向かって行く。そんな姿勢で戦っていこう。