タテジマとファイブアローズに魅せられて

　浅井くんが粘る。それもただ粘るだけじゃない。チームが苦労している杉内から粘って粘って粘りに粘ってホームラン！！粘っても狙っているのは四球じゃない。とにかくバットで何とかする！江草くんに失点させてしまった直後の打席だ。ここは意地でも取り返す！その負けん気がいいじゃないか！！来たストライクは全部振るつもりの打席が気持ち良い。矢野さんの後は俺だ！いや、矢野さんどいてください！！それくらいの気迫を感じたよ。ヒッティングマーチが「アイヤ！」なのもいいぞ！！「いつまで粘んだよ。。。」と杉内が言いたげな感じだった。週１回のチャンスを確実にモノにしているね。

　このところ精彩を欠く金澤くんもビハインドのときの方が燃えるのか（それじゃ困るのだが）？使い点を許すピンチにパナマウンガー（って今年も言ってるのかな？）をセカンドフライ。平井堅の♪ポップスター♪で入ってくる柴原を三振！！敗戦処理じゃ困るんだけどな。でも試合を引き止めた。微妙な判定がお互いにあって、勢いなんかは微妙だったんだけどね。

　徐々に追い上げるタイガース。なので８回の失点が本当に残念。例えばドラゴンズなんかが相手だと、多少のリードじゃ追いつかれそうな感じがする。そんな空気をタイガースも作れるようになりたい。その恐怖感を相手に植え付けないと。

　執拗なアニキへの内角攻め。それを否定する気はないけど、ある程度は正確なコントロールの元にやってほしい。せっかくの人気カードを遺恨試合にしたくないよね。内角を意識させるっていうのはぶつけるギリギリの球を投げることじゃないと思うよ。そこをバッテリーは理解して冷静になって欲しい。

　まぁ、あとは・・・・・チャンスに併殺とかチャンスにポップとか色々と見たが。。。。。

　敵ながらカブレラの全力疾走は見習って欲しいとか思った。

　でも一番面白かったのは解説の若菜さんの「甲子園で初めて地鳴りのする応援を体験した時は鳥肌が立った。銀傘に声が反射して本当に地面から沸きあがってくる声援なんです。それまでは『平和台で何百人』という中でしかやったことが無いので。。。」正直すぎる！！一応当時はサバ読んで数千人って発表してたんだから。やっぱりそんな感じか。まぁ、弱い時期の甲子園も２万人とかいって実際はどう見ても・・・・・だったんだけどね。