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タテジマに魅せられて

ときめいてシ〜ズン!勝とうぜ!阪神タイガース!!折れない心で前進しよう!お楽しみはこれからじゃ〜!!HANSHIN Tigers,It’s my life!!
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東風ふかば
 いきなりだけど歴史のお話です。→→→→ 平安時代の超一流政治家・学者の菅原道真って人の名前を聞いたことがある人はかなりいると思う。そう、『学問の神様』といわれている人なんだけど、この人はあまりにも有能すぎてそれを妬んだ当時の最大派閥の藤原家に大宰府(現在の福岡県)に左遷されてしまった。

 この人の詠んだ和歌『東風ふかば にほひおこせよ 梅のはな 主なしとて 春なわすれそ』は余りにも有名で様々な解釈がなされている。「主人の私がいなくなっても季節を忘れず、春になったら香りを風に乗せて遠く離れた私にも届けておくれ。」と言った解釈や、その解釈の前に梅を擬人化し、追いかけてくる梅を優しく説得するように「離れていても香りが届けば近くにいるよ。」といった解釈などもある。更には離れてしまう妻を梅に例えて詠んだなどという解釈もある。どれもこの詩に込められる思いが起こさせたものだろう。(あ、東風は「こち」って読みます。「とんぷう」じゃないぜ!)

 前置きが長くなったけどタイガース。昨年暮れに甲子園に行って頭に浮かんだのはこの詩だった・・・などというとカッコ付けすぎだけど、この詩に込められた気持ちをほんの少し感じている。

 最近だって・・・・やっと2月になってキャンプイン、北風吹く季節である2月でも気持ちは届くかな?などということを筋金入りのなまくらで、思慮が足りない僕にしては珍しく真顔で考えてしまった。

 東風ふかば・・・・僕を含めて、僕よりも遠くでタイガースを応援する人たちの気持ちは届いているのかな。なんてことを少し思ってみた。ほとんどのファンにとって沖縄や安芸(室戸)は西(南?)に当たる。冷たい北風も、東の風も、タイガースへの自分の気持ちを届けてくれると思えば少しは寒さも和らぐってものだ。

 僕の住んでいる静岡なんかはシーズンが始まっても甲子園は近くはない。でも季節が変われば風向きも変わる。ってことは今度はタイガースからのお返しを風とともに受け取れるわけだし。もっとも、このチームに関しては端(はな)から風向きも何も問題にしないんだけど(あ〜ぁ、ここまで書いたことが台無しだ)。

 ってことで答えは簡単、気持ちは届いているに決まっている。距離が離れれば離れるほど思いは募る。物事は溜め込んだ後の方が爆発する力は強い。バネやゴムだって長く伸ばした方が反動が強い。何かの歌の文句で出てきそうな言葉だがそういう気持ちもあるってことだ。今の時期のようにタイガースの試合を近くで見れない日々は、次への充電期間と思えばそれでいい。タイガースだって、向かい風であろうと追い風であろうと、僕たちファンに気持ちを届けてくれる。

 神様にこんなことを言っちゃいけないが、やはり学問の神様は凄い。『東風ふかば』・・・この言葉で21世紀の梅も甲子園の感動も、その全てを阪神タイガースを愛する人々、スポーツを愛する人々に思いを伝える方法を、風という瞳に直接映らない物を使い三十一文字で教えてくださった。

 連覇へのスタートラインも見えてきた。これから半年以上、東風だけじゃなくて甲子園から風が生まれる季節になる。走り出したタイガースの熱波とファンの熱気はどんな向かい風にも負けないものだと信じているからね。
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| T−コラム | 19:31 | comments(0) | trackbacks(0) |









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